青いヒーロー   作:迷える夜羊

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いよいよ彼が出てきます!


ヒーロー名

体育祭が終わってすぐの登校日

俺達は学校にやってきたのだが

みんなはとある事で大盛り上がりしていた

その理由はもちろんこの後に待っている職場体験だった

 

「・・・一位の爆豪は分かるけど・・・

 なんで光の指名が轟よりも少ないんだ?」

 

爆豪や轟にはヒーローからの指名が四千を越える数が来ているのだが

かく言う俺に来ていた指名はたったの二桁であり

しかもその半分ほどが昔からの知り合いという感じだった

その理由に関して俺はすぐに理解していた

 

「そりゃ俺が普通に無個性だからだろ?

 いくら二位になってもそのデメリットはあるからな」

 

「そういうもんなのか?

 別にあのスーツがあるなら問題ないだろ?」

 

「まぁな・・・と言ってもスーツがなければ一般人だし

 この職場体験は基本的に個性の無断使用はNGだからな」

 

「そうなのか!?」

 

「いやそれくらいはちゃんと見ておけよ」

 

そんな事を思っていると包帯が取れた相澤先生が教室に入ってきた

みんなは既に包帯が取れている事に驚いていたが

本人としては大袈裟な処置だっただけで問題はないと説明する

 

「今日のヒーロー学は少しだけ特殊な事をするぞ〜」

 

「特殊な事?」

 

「お前らが先ほど話していたとは思うが近々、職場体験が控えている

 そこでお前らには本格的な・・・ヒーロー名を考えてもらう」

 

この言葉にみんなは大盛り上がりしていたが

相澤先生はこれをやらなくてはいけない本当の意味を教える

 

「ヒーロー名ってのは言うならば自分自身だ

 だからこそ中途半端な名前にしてしまえば誰にも見向きもされないし

 逆に大それた名前にしたらそれだけの活動を求められる

 オールマイトって名前がまぁいい例だと思ってくれ」

 

「そしてその名前次第では一生、サイドバックなんて事もあるかもよ!?」

 

「ミッドナイト先生!?」

 

「今日は特別にこの人にも参加してもらう事になった

 それじゃあお前らフリップとペンを渡すからちゃんと考えろよ?」

 

「そして出来た人から前に出て発表してもらおうと思うわ!」

 

ミッドナイト先生の言葉で安易に考えていた何人かは

一気にハードルが上がってしまったと思っていると

そんな空気の中で俺は一目散に手を上げて宣言した

 

「はい出来ました!」

 

『早っ!?』

 

俺はフリップを持って前に出てみんなの前でその名前を発表する

そう・・・俺が憧れたあのヒーローの名前を受け継ぐという覚悟を込めて

 

 

 

 

 

「電波ヒーロー!ロックマン!」

 

 

 

 

 

「ケロ?電波ヒーローロックマン?

 電波はまだ分かるけどロックマンはどういう意味なの?」

 

「ロックオン!つまりは狙い定めるって意味のロックに

 まぁ俺は男だからマンでロックマンって事さ」

 

「いいんじゃない?結構シンプルだし子供にも覚えてもらえそう」

 

「ありがとうございます!」

 

こうして俺の発表を終えるとみんなは続々と発表していく

 

「私はこれです!ニードルレディ!」

 

「確かにスーツの見た目を考慮すればありなんだけど・・・

 なんでだろう・・・なんか黒い何かが見える気がするのわ・・・」

 

しかしそんな中でたった一人

飯田だけは難しそうな顔をしながらフリップを出していた

その理由はおそらく彼の兄が影響しているのだろう

実は彼の兄であるインゲニウムはヒーロー殺し・ステインに襲われた

命に別状はなかったがもうヒーロー活動が出来ない程の傷を受けており

事実上・・・彼はヒーローを引退する事になってしまったのだ

もちろん兄を慕っていた飯田がそれに何も思わないわけもなく

おそらくはステインに対して恨みを抱いているだろう

 

(・・・職場体験か・・・俺はどう行動したもんか・・・)

 

一応、俺は原作を知っているのでこの先の展開も知っている

だからこそこの先の物語にどこまで関わればいいのかを考えながら

とりあえずどこの事務所に向かおうか考えていると

そこへヒミコちゃんがやってきた

 

「海君!職場体験はどこにいくのか決めたんですか!?」

 

「いやまだだけど・・・もしかしていきたい場所があるの?」

 

「はい!私はミルコさんの指名を受けたいと思います!」

 

「ミルコさんの?そういえば俺のところにも来てたな」

 

ラビットヒーロー・ミルコ

確かに彼女の体術はおそらくトップヒーローの中でも一二を争うほどであり

主に格闘戦を主体をしている俺やヒミコちゃんにとって

これほどまでにうってつけな師匠はいないだろう

 

「・・・それじゃあミルコさんのところにお邪魔させてもらおうか?

 俺も久しぶりに手合わせして欲しいと思っていたところだし」

 

「やった〜!」

 

 

 

 

 

一方その頃、とある路地裏では二つの影が対峙していた

 

「・・・お前・・・普通の人間ではないな?何者だ?」

 

「・・・俺の名はフォルテ・・・お前はヒーロー殺しのステインだな?

 俺は強者と戦いもっと強さを手に入れる・・・お前の力をもらうぞ・・・!」

 

「・・・どうやらお前も悪の道にいる者らしいな・・・

 ならば贋物のヒーローと同じく・・・粛清対象だ・・・!」




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