来週の火曜日は予定があって投稿はお休みします
「それじゃあ早速、始めようか!!」
「・・・いや・・・早速もクソもないと思うんですけど・・・」
ミルコさんがリューキュウの事務所にやってきた瞬間
俺達は地下の戦闘訓練場まで連れて行かれると
ミルコさんは準備万端と言わんばかりにコスチュームに着替え
そのまま俺と対峙するかのように構えを取っていた
「あん?お前らが来たらからには手合わせするんが道理ってもんだろ?」
「アンタは脳みそまで筋肉で出来てんのか!?
まず最初はヒーローとしての活動を教えるのが基本だろ!?
なんで職場体験で出会って早々に殴り合いが始まるんだよ!?」
「強いて言うならそれが私流だからだ!!」
「胸を張って言うんじゃねぇよ!?」
もはやツッコミが追いつかない俺は呆れながらも
模擬戦しはしたいと思っていたのでスーツを装着し構えを取る
「準備は万端って感じだね?それじゃあいくよ!」
「っ!?バトルチップ!バリア!」
「はっ!洒落臭いね!!」
俺は咄嗟にバリアを使ってミルコさんの攻撃を防御したのだが
向こうの一撃の方が強くバリアは簡単に破壊されてしまった
「くっ!バトルチップ!ゴールドフィスト!」
「そんなもん当たらなきゃ意味なんてないよ!?」
「バトルチップ!エリアスチール!」
一気に距離を止めて俺は拳を振り下ろすのだが
一瞬の挙動は向こうの方が早くギリギリで避けられてしまう
しかもそれだけではなく相手には個性で培われた危機察知能力がある
その分、次の行動がとても早く動いに無駄や迷いがほとんどないのだ
(となると・・・相手の裏をかかないとな・・・)
「バトルチップ!カワリミ!」
(?気配が変わった・・・カウンターを狙っているってわけか・・・!)
(おそらくは向こうも野生の勘で俺が何を狙っているのか気づいているだろうな・・・
だが・・・攻撃してこない限りこっちには考える余裕が出来る・・・!)
流石にこの一瞬から挽回する事は出来ないので俺は問題を先延ばしにする事にした
おそらくはミルコさんもそれは理解しているのだろうが
迂闊に攻めれば危険な事も分かっているようでこちらを警戒していた
しかし悩んだのは本当にたった一瞬だけでありすぐにミルコさんは攻撃を仕掛けてきた
その瞬間、俺はカワリミの効果で上空に逃げてそこから手裏剣を投げるが
なんとミルコさんはその飛んできた手裏剣を全て蹴り落としてしまった
「嘘でしょ!?」
「これくらいで私を止めた気にならない事だな!オラァ!!」
「ガハッ!?」
最後はミルコさんの踵落としを喰らい地面に激突
悔しいながらも模擬戦の勝者はミルコさんとなった
「はぁ・・・やっぱり対人での格闘戦じゃまだミルコさんには勝てないか」
「当然だろ?私がそんじょそこらの学生に負けてたらトップヒーローの名折れだっての!
でも随分と成長してたぜ?そのご褒美として頭を撫でてやろう!」
「ちょっ!?子供じゃないんですからやめてもらってもいいですか!?」
そんなほのぼのとした光景を見ている中で
リューキュウだけは真剣な顔で先ほどの戦いを分析していた
(まさかミルコとあそこまで戦える学生がいるなんて・・・
おまけに二人とも本気じゃなかった・・・特にあのヒカリという学生・・・
体育祭の時に言ってたけどあれで無個性なんて・・・
おそらくとんでもない努力を重ねて来たのでしょうね・・・)
そう・・・彼女が考えていたのは俺がこれまで積み重ねてきた努力の日々だった
それは自分が想像出来るほど容易なものではない事を理解し
そしてそれを乗り越えてきた俺に対して尊敬すらも覚えている様子だった
「・・・若いのにそこまで弛まぬ努力をしてきたなんて・・・
ミルコが肩入れする理由も理解出来たわ・・・
もしも機会があったら私の事務所に遊びにきてね?」
「ミルコさんミルコさん!私とも!私ともお手合わせしてください!」
「おっ!?今度はヒミコか!そういえば新しくスーツをもらったんだったな!
いいぜ!みっちり鍛えてやるから覚悟しておけよ!」
こうして俺達の職場体験初日は終わりを迎えるのだった
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