青いヒーロー   作:迷える夜羊

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雄英高校入学試験

あれから十年の月日が経ったがかなり色んな事があった

まず最初にレディ・ナガンこと火伊那お姉ちゃんが家族になってから

色んなヒーローが家にやってきたりなどして遊んでもらったりした

ミッドナイトやミルコにワイルド・ワイルド・プッシーキャッツなど

なんでも火伊那お姉ちゃんの話では昔、お世話をしていたそうで

その時の事もありヒーローを引退した自分の事を見に来たそうだ

 

(正直、みんな怖かったな・・・なんというか視線がね・・・)

 

まだ小学生くらいの俺に対して何故かみんな野獣のような目をしており

ヒミコちゃん以外で貞操の危機を感じたのは言うまでもない事だろう

そしてもう一つ・・・俺にはとんでもない事件が待っていた

それは・・・何故かウチでヒミコちゃんが一緒に暮らす事になった事だった

 

(・・・あり?もしかして俺って間違いなく貞操がヤバいんじゃね?)

 

俺の育ての親であるワイリー爺ちゃんの話では

どうやら彼女の個性が変化した事で親がヒミコちゃんに恐怖を覚えたらしく

施設に預けようとしていたところを爺ちゃんが引き取ったそうだ

 

「お前さんには同年代の友達もいなかった事だし

 儂としては個性が変化した事の研究をしたかった事じゃしの」

 

(要は研究対象を見つけたから保護という名の捕獲をしたのね

 なんかイマイチいい人になってないんだよな〜・・・爺ちゃんって・・・)

 

こうして男一人に女二人というヤバい家庭で育ってきたのだが

正直な話、思春期男子にとってはまさに地獄のような家だった

 

(だってね〜・・・火伊那お姉ちゃんは元からスタイルいいし

 ヒミコちゃんも年々、色々と成長してくるし・・・

 てか・・・なんか原作よりも色々と大きい気がするんだよね〜・・・)

 

しかもその二人は自分で言うのもなんだが完全に俺の事を好きになっており

もう色々とアピールされては俺はそんな誘惑を退けてきた

おかげで色欲に負けない鋼の精神力だけは身につける事が出来た

 

(いや・・・むしろ悟りを開いたって方が正しいかもしれない・・・)

 

こうして俺とヒミコちゃんは中学三年生となりもうそろそろ高校入学を控えていた

そしてそれは同時に俺にとって最も待ち望んでいた日の到来でもあった

 

「海よ・・・ようやくお前の話していたヒーロースーツが完成したぞ・・・!」

 

「本当!?流石は爺ちゃん!天才科学者に出来ない事はない!」

 

「そんなに褒めたとしても何も出んぞ?それよりも早く試してみろ」

 

そして爺ちゃんから渡されたのはプログレスPETの形をした機械であり

これを使う事によって俺は憧れていたあの青いヒーローになる事が出来る

 

「分かっておるな?変身コードはトランスミッションじゃ!」

 

「うん!トランスミッション!」

 

俺の音声を聞くとPETが量子分解され俺の体にアーマーとして装着されていく

そしておそらくは1秒にも満たないスピードで装着は完了し

俺は憧れのヒーロー・ロックマンへと変身を果たした

 

「おぉ!本当にロックマンになってる!!すげぇ!!」

 

「まだスタイルチェンジなどの機能は組み込まれてはおらんが・・・

 まぁ雄英に入学するまでには導入する事は出来るじゃろうて

 それとヒミコよ・・・本当はお前さんのスーツも完成させておきたかったんじゃが

 生憎とサイズの調整に手間取っておってのう。完成は入学した後になりそうじゃ」

 

「大丈夫です!それよりもカイくんとお揃いなんですよね!?」

 

「生憎とスーツはお揃いではないが待機形態に関しては同じにしてあるわい

 まぁお主の個性ならば別にスーツの性能に頼らなくても大丈夫だとは思うが

 なんにしても明日はいよいよ入学試験じゃ・・・油断するでないぞ?」

 

「「はい!」」

 

そう・・・明日はいよいよ俺達にとって運命の日でもある入学試験の日なのだ

 

 

 

 

 

「・・・やっべ・・・全然、眠れなかった・・・」

 

「大丈夫ですか?カイくん」

 

雄英の校門前であまりに眠そうにしている俺の事をヒミコちゃんは心配してくれる

俺はそれに対して大丈夫だと言うが実際はとても大丈夫ではなかった

 

(ちぃ・・・!なんで可愛い娘と一緒に来てやがるんだ・・・!)

 

(しかも腕まで組んでやがる・・・!くそ羨ましい・・・!!)

 

(試験の内容にかこつけてあいつの事を攻撃してやろうか!?)

 

・・・ヒミコちゃんと一緒に来た所為で嫉妬の視線が怖い・・・

しかし鋼のメンタルを鍛えた俺がこれくらいでへこたれたりなどするわけもなく

俺達は説明会を受けてからそれぞれ別々のバスに乗り試験会場まで連れてこられた

 

(やっぱりヒミコちゃんとは別の会場になったか・・・まぁ心配は要らないだろうし

 俺も開始の合図がなる前で準備を終わらせておかないとな)

 

「トランスミッション!」

 

「なっ!?なんだ!?あいつ、急に姿が変わったぞ!?」

 

周りは俺の格好が変わった事に対して驚いており

先ほどまで嫉妬の視線を向けられたいたが今は別の視線を感じる事になった

 

『はいスタート!』

 

そしてみんなが驚いている間にスタートの合図がなり

俺だけが一番最初に会場の中に入ってロボット達の相手をしていく

 

「ロックバスター!」

 

最初は性能を試す為にロックバスターを使ってロボットを撃破していく

 

「うん・・・!ロックバスターは問題無さそうだ・・・!

 次はコレ!バトルチップ!ショットガン!」

 

次はバトルチップを試す為に名前を叫ぶと見事に手のアーマーが変化し

そこから放たれた散弾がロボットを破壊していくのだが

 

「・・・爺ちゃん・・・書かれた性能よりも威力を上げたな・・・」

 

本来ならばロボットの装甲がへこむだけのはずだったのに

何故か貫通してしまい俺は爺ちゃんがこっそりと威力を上げたのだと頭を抱えた

こうして順調にロボットを破壊してポイントを稼ぎながら

今回の裏テーマであるレスキューに関しても忘れずにやっていく

するとここでようやく0Pの巨大ロボットが姿を現した

 

「あれが巨大ロボットか・・・!確かにデカイ・・・!」

 

あれだけの巨大ロボットは流石の俺でも恐怖を覚えるほどだったが

それでも俺は逃げようとはせずむしろあいつと戦おうと考えていた

 

「ちょっ!?あんた何してんのさ!?早く逃げないと!!」

 

そこへオレンジのサイドテールをした少女が現れて俺に逃げるように告げる

 

「嫌だね・・・!俺の憧れるヒーローは・・・!

 たとえ相手がどんなに強大であっても決して逃げたりはしない!」

 

(そうだ!ロックマンや光熱斗はどんな相手にも逃げなかった!)

 

「プログラムアドバンス!ソード!ワイドソード!ロングソード!」

 

俺は巨大ロボットの攻撃を躱しながら突っ込んでいき

その状態からバトルチップを選択してロボットの顔面まで飛び上がる

 

「ドリームソード!」

 

そして初めてのプログラムアドバンスを成功させた俺の一撃は見事に命中

巨大ロボットの顔を一刀両断・・・なんて範囲では収まらず体までも両断していた

 

(・・・爺ちゃん・・・威力を上げすぎだって・・・)

 

『終〜了〜!!』

 

こうして0Pのロボットを倒すと同時に試験は終了し俺は満足しながら地面に着地した

 

 

 

 

 

「あいつ・・・!本当にあの0Pを倒しちゃった・・・!」




バトルチップの案を募集しております
使って欲しいバトルチップなどがある方、興味のある方はこちらに投稿してください
又、主人公プロフィールの欄にみんなのCFスーツのモチーフとなるナビを書きました
もしもこっちのナビの方が良いとか居ないキャラにこのナビのスーツを使って欲しいなど
そちらの要望もこちらに投稿してください
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