青いヒーロー   作:迷える夜羊

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奪われたもの

脳無に足止めを受けてしまい森に入れなくなってしまった俺

問題はラグドールなどを助けに向かえないという事だった

 

(原作では爆豪が攫われるのはおそらく避けられない・・・

 となると残るはラグドールだけだったんだけど・・・大丈夫なのか?)

 

 

そんな風に不安に思っていると殺気を感じ

急いでその場から離れると脳無を吹き飛ばす一撃が飛んできた

何が起こったのかと上空を見るとそこにはボロボロのラグドールと

そんな彼女を抱えているフォルテの姿があった

 

「フォルテ!?どうしてお前がここに・・・!?」

 

「別にお前を追ってきたわけじゃない・・・

 ここにいる奴らなら会わせてくれると思っただけだ・・・

 この世界で最も力を持った人間・・・オールフォーワンにな・・・!」

 

どうやらフォルテがここに来た理由はオールフォーワンに会う為だったようだ

そして脳無を倒し終えた彼はそのままラグドールをこちらに投げてきて

おそらくは攫われる直前なのであろう爆豪の元へと向かってしまった

俺も追いかけたかったのだがこんな危険な状態のラグドールを放っておけず

歯を噛み締めながら急いでみんなの元へと戻っていった

 

 

 

 

 

その頃、緑谷は途中で障子、常闇ペアを遭遇し

常闇が個性であるダークシャドウを暴走させていた

 

「確か常闇君のダークシャドウは光に弱かったはず・・・!

 かっちゃんと轟君の二人がいる場所にさえつければ・・・!」

 

「なるほどな・・・!問題はこの森の中

 どうやって二人を見つければいいのかって事だけか・・・!」

 

こんな薄暗い森の中では特定の二人を探し出すのは至難の技だろう

しかし緑谷にはちゃんと二人を見つけられる確信が存在していた

その理由は相手が爆豪を狙っているという事であり

そして同時に先ほどのテレパスで戦闘許可の指示を彼が聞いていたという事だった

 

(あのテレパスを聞いてかっちゃんが黙ってるわけがない・・・!

 きっとどこかで敵と交戦しているはずだ・・・!

 その証拠に微かだけど聞こえてくる・・・!かっちゃんの個性の音が・・・!)

 

「障子君!個性で耳を増やして爆発音が聞こえる方に向かって!

 きっとそこにかっちゃんがいるはずだから!!」

 

「!なるほどそういう事か・・・!」

 

障子は緑谷の指示を聞いて彼を担いだまま爆発音が聞こえる方へと走っていく

するとその方向には本当に二人の姿があり暴走したダークシャドウが

二人と交戦していた敵を撃破しその後、二人が個性でダークシャドウを鎮めた

 

「本当・・・お前と俺の個性は相性が最悪だな・・・」

 

「?よく分からんがとにかく助かった・・・それよりもこれからどうする?」

 

「先生達と合流しよう!その方が安全だと思う・・・!」

 

「当然の判断だな・・・それで?どういう陣形でいく?」

 

「俺を置いて勝手に話を進めてんじゃねぇよ!!」

 

そんなこんな話しながら五人は先生達との合流を目指して歩いてると

途中で麗日、蛙水ペアと合流を果たしたのだがそこで事態は動いた

 

「五人?私には三人しか見えないけど・・・」

 

「えっ?」

 

「そりゃあそうさ。二人は僕のマジックで球に閉じ込めちゃったからね」

 

緑谷達は急いで後ろを振り向くとそこには最後の開闢行動隊・Mr.コンプレスの姿があった

彼は個性・圧縮で爆豪と常闇を球の中に閉じ込めておりそれを緑谷達に見せびらかす

 

「さてと・・・それじゃあお仕事も終わった事だしこのまま帰ろうかな?」

 

「かっちゃんを・・・返せ!!」

 

「返せ?まるで自分のものみたいに言うんだね?

 それじゃあ彼に聞いてみるかい?どうしたいのかを・・・ね?」

 

緑谷達がMr.コンプレスに突っ込んでいくことした瞬間

黒霧の個性が発動しそこに残りの開闢行動隊が姿を現した

その中には光が気絶させていたマグネ、スピナーの姿もあった

 

「なんだ?あんだけ粋がっておいて二人は脱落してんのかよ」

 

「お前だって俺の個性がなかったら死んでたろうが!

 マジでダサいよね?大丈夫かな?俺、心配」

 

「うるせぇトゥワイス」

 

完全に数での有利が埋まってしまい緑谷達は窮地に立たされてしまう

しかし今の目的は抗戦ではなく奪われた爆豪達を取り戻す事

そのチャンスを待っていると両者の間に何者かが降りてきた

 

「なっなんだ!?」

 

「お前らがあの男の手先か・・・俺も連れていってもらおう・・・!」

 

その何者かとは他でもないフォルテであり

開闢行動隊に対して自分も連れていくように命令していた

もちろんそんな言う事を聞くような彼らではなく

フォルテに対して攻撃を仕掛ける

 

「この程度の炎で俺が止められると思っているのか?」

 

「この程度とは言ってくれるじゃねぇか・・・

 今すぐにでもお前を焼き殺してやりたいけど今は任務が優先だ

 また今度、会った時にでも・・・相手してやるよ・・・!」

 

そう言って彼らが黒霧のワープの中に入ろうとした瞬間

緑谷達はMr.コンプレスに向かっていき彼の持っていた球を奪い去る

しかしそれはフェイクであり彼は笑顔でそれを告げると

どこからともなく彼の顔に向かってビームが飛んできて

彼が口に含んでいた本物の球が空中に放り出される

一つは障子が回収し残った一つを轟が回収しようとするのだが

その前に荼毘に回収されてしまいしかもそちらの方が本命である爆豪の方だった

 

「かっちゃん!!」

 

「・・・来るんじゃねぇ・・・!クソナード・・・!」

 

こうして俺達の長くそして最悪な結果となってしまった夏合宿は幕を閉じた・・・




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