青いヒーロー   作:迷える夜羊

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USJ襲撃

あの後、すぐに騒動は収まりその日は何事もなく終わりを迎えた

しかし俺は事情を爺ちゃんに知らせるとやはりヴィランの襲撃があると予想していた

 

「ヴィランか・・・私も学校に行ってあげたいところだけど

 雄英の人間じゃないから多分、中には入れないだろうし・・・」

 

「別に大丈夫だよ火伊那姉ちゃん。

 爺ちゃんのスーツがあればそれなりのヴィランには対処できるし

 雄英にはあのオールマイトもいるんだぜ?」

 

「そうだけど・・・やっぱり心配なものは心配なのよ」

 

「まぁヒーローを目指すのならばいずれは経験しなくてはならん事じゃ

 それを考えれば今回の襲撃に関してはまさに試されていると考えるべきじゃろう

 お前達が本当にヒーローとしてこれから生きていけるのかどうかな」

 

「・・・爺ちゃんの言う事は正論なんだけど・・・

 なんか裏がありそうな感じがするのか不思議なんだよな〜・・・」

 

「なんじゃと!?」

 

こうして俺達は楽しい一日を終えて明日にあるであろうヴィランの襲撃に備える事にした

そして始まった一日、相澤先生がやってきて本日の授業内容を教えてくれる

 

「今日のヒーロー基礎学はマスコミの事件もあり

 オールマイトと俺ともう一人の三人体制で見る事になった」

 

「は〜い!一体、何をするんですか!?」

 

「災害災難なんでもござれのレスキュー訓練だ」

 

この言葉に対してみんな大騒ぎしており

ようやく本格的な授業が始まったと喜んでいるんだろう

しかしそんな中で俺だけはこれから起こる事を知っており警戒していた

 

「まだ話が終わってないだろ。静かにしろ」

 

その一言で先ほどまで騒がしかった全員が一斉に黙り相澤先生の言葉を聞く

 

「今回のコスチュームの着用は自由だ。この前の戦闘訓練で損傷した奴もいるだろうしな

 後、訓練場は遠いからバスに乗っていく。以上準備を始めろ。それじゃあ委員長頼む」

 

「わかりました!」

 

そういえば忘れていたがあのマスコミの事件があった後

飯田が学級委員長に変わったらしい

そこの経緯を知らないのでなんとも言えなかったが

正直な話、俺は特に誰がなろうとも気にしていなかった

そして俺はみんなよりも着替えが早く終わるのでスーツを来てバスのところに向かう

そこで相澤先生とヴィランの襲撃が来るかもしれないという事を話していた

 

「確かに光の言う通りヴィランの襲撃があってもおかしくはない

 その為に今回の授業は三人体制にしたわけだしな」

 

「その事をみんなに伝えなくても大丈夫なんですか?」

 

「変な心配をさせるわけにはいかないし真実を告げれば必ず動揺する

 お前はそんな心配はないだろうが

 アイツらはついこの間まで平和に暮らしていた中学生なんだ

 あまり心配をするな。お前達は教師である俺らが必ず守ってやる」

 

相澤先生は本当に頼りになる事を言ってくれたおかげで俺も少しだけ安心していた

しかしヴィランが来るという事実だけは変わらないので出来るだけの覚悟を決める事にした

そしてその間にみんなも着替えを終えたようで飯田の指示でみんなバスに乗り込む

 

「こういった仕様のバスだったか・・・!」

 

「ドンマイ」

 

みんなはバスに乗り込むとそこで和気藹々と様々な事を話し始める

この後、こんな平和が崩れるのかと俺は少しだけ憂鬱な気持ちになっていた

するとヒミコちゃんがそんな俺の事を察したのか手を握ってくれた

 

「大丈夫ですよ・・・みんなちゃんと生き残りますから・・・」

 

「・・・そうだね・・・俺達が誰も・・・傷つけさせたりはしない・・・!」

 

そうだ・・・!俺はもう覚悟を決めた・・・!

たとえ原作に抗う事になったとしても俺は誰一人として傷つけさせたりはしない・・・!

そんな俺の覚悟に気がついたのか鏡越しに相澤先生は少しだけ笑みを浮かべていた

そんなこんなをしている内にようやく目的地に着いたようで俺達はバスから降りて演習場の中へと入る

 

「うぉ〜!デケェ〜!USJみたいだ!!」

 

みんながあまりの広さに驚いているとそこへ今回の授業を監督する事になったもう一人の先生

スペースヒーローと呼ばれている13号先生がやってきた

 

「ここは僕が作ったあらゆる事故や災害を想定して作られた演習場

 その名も・・・USJです!」

 

・・・改めて思うけど・・・本当に訴えられたりしないかな?

そしてそこから13号先生によるありがたいお言葉をもらいみんなが感動していると

まるでそんな空気を壊すかの如く彼らはやってきた

 

「一塊になって動くな!13号!生徒を守れ!」

 

「本当に来たか・・・!ヴィランの襲撃が・・・!」

 

原作通りにやってきた彼らの姿を見て俺はすぐさま戦闘体制に入る

しかしそんな俺を察したのか遮るように相澤先生が俺の前に入ってきた

 

「お前らはそんな事をしなくていい。ここは俺達に任せて早く脱出しろ」

 

「ですが先生・・・少なくともあの三人は単体で先生と同じだけの戦力を持っています・・・!

 特にあの大男・・・あれは間違いなく別格です・・・!先生でも勝てません・・・!」

 

「だろうな・・・だがそれがお前らを戦わせていい理由にはならん・・・!

 それにヒーローは一芸だけで務まるような安い職業じゃない」

 

そう言って相澤先生はヴィラン達に向かって飛び出していってしまい

俺達は13号先生の指示でこのUSJから逃げようとするがそこへ黒霧が現れる

 

「初めまして・・・私はヴィラン連合の黒霧というものです・・・

 僭越ながらこの度は雄英高校に入ったのは・・・

 平和の象徴であるオールマイトの息の根を止めたいと思っていまして」

 

その言葉を聞いて何人かが恐怖し他は警戒の色を強めていた

しかしそんな中で動けない彼らの中から黒霧の前に歩き出した者がいた

それは他でもない・・・この俺自身だった

 

「お前ら如きじゃ平和の象徴は殺せねぇよ・・・!

 どうしてもって言うのなら・・・まずは俺を倒してからにしな・・・!」

 

「随分と勇ましい生徒ですね?流石はヒーロー候補生と言ったところでしょうか?」

 

「別に勇気だけでこんな事を言ってるわけじゃねぇよ・・・!バトルチップ!ショットガン!」

 

俺は牽制とばかりのショットガンで黒霧を攻撃したのだが

どうやら運よく本体に当たったようでとても痛がっていた

 

「グゥ!?貴様・・・!よくも私の体に攻撃を・・・!」

 

「!今だ!」

 

13号先生はその瞬間を狙って黒霧に対して個性を使おうと思ったが

それを邪魔するかのように二人の生徒、切島と爆豪が飛び出してしまった

 

「二人共、邪魔だ!そこにいたら13号先生が狙えない!!」

 

「「!?」」

 

「まさかヒーローに助けられてしまうとは・・・!

 ですがこれで私の役目を果たせそうです・・・!」

 

(ちぃ!しまった!!)

 

「私の役目は散らして嬲り殺す事・・・!」

 

こうして俺達は黒霧の個性に捕まってしまいバラバラに飛ばされてしまった




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