Refrain - Welsh Dragon:Ddraig×Ddraig   作:桜咲く日に

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なぜか、二連続投稿。


優しいバカは好きだよ。

 翌日はあっという間にやってきた。気づけば──といった具合で、だ。時は駆け足で消えていく。その代わりにまた、駆け足で消えたぶん、時間がやってくるわけだが──。

 ……コン、コン。

 静謐とした部内に木を数度叩く音──ノック音が渡った。

 それを受けてリアスは、その場にいる面子に目配せをしたのち、声をかける。

 

「どうぞ、入りなさい」

「では、失礼するよ」

「しまーす」

 

 リアスの固い声音とはまた違い、柔らかな声質が耳に届いてきた。少しばかり、拍子抜けである。リアスは魔王の妹であるが、天界の者などと顔を合わせる機会はあるようで、実は初めてであった。

 そもそも冥界から出てきたのも、ここ数年の話である。

 

「まずは名を名乗ろう。私はゼノヴィアだ」

「紫藤イリナです」

 

 青髪に一筋の緑を沿わせるのが、ゼノヴィア。その整った容姿からは鋭い針のような雰囲気を感じさせる。

 一方、紫藤イリナはラフそうな、見かけのみならば普通の女子高生のそれ以下でも以上でもないといった感じ。両房のツインテールに結ばれた使い込まれたリボンがより庶民的に思わせる。

 

「──じゃあ早速」

 

 リアスは話を進める。早めはやめに終わらしたい。何で私が──という気持ちもあった。こんな政治にすら関わりそうなこと、高校生にさせるなよとすら思っている。

 上同士で連絡を取り合って、それを自分に伝えた方が絶対に面倒にならないのに。

 急かそうとするリアスに、ゼノヴィアが言う。

 

「茶くらい、欲しいものだな」

「…………」

 

 ……うっぜ、一言出そうになって、それを胃の底まで飲み込み、朱乃に目配せをした。朱乃は頷くと、茶を魔法で沸かし、部屋の隅にある棚から菓子を取り出して、テーブル上に出した。

 

「……へえ、悪魔なのに、人間並みの茶を入れるとは大したものだ」

「……ねえ、あなた、死ぬほど苛つくのだけれど」

「悪い、聞こえなかった。なんだ? もっとはっきり大きな声で言え。魔王の妹なのだろう? こちらは下っ端のエクソシストだぞ」

「…………」

「黙るな、悪魔のくせに」

 

 リアスの首筋を朱乃が見えない所から思い切りつねっていなければ、おそらく消滅の弾を放っていた。うざい、なんなんだよこいつは。そう思わずにいられない。

 こいつ、絶対、初めて行った友人の家で平気で大をできる人間だ。

 そして、トイレットペーパーをぐるんぐるんにして使う。

 なんとか、そんな設定にして、可哀想だと憐れむことに成功する。

 

「わ、悪気はないのよ? ねえゼノヴィア?」

「なにが。私の本音だが」

「ゼノヴィアは黙りなさい!」

 

 イリナがゼノヴィアの頭部をひっぱたく。どうしようもないやつだ、こいつ。そう思った。

 しかし、ゼノヴィアはイリナを一瞬で裏切る。

 

「で、赤龍帝は?」

「……いいから目的を話して」

「いや、見たい」

「……なんなの。そろそろ来るわよ。あの二人体育だったから」

「ほう。それは赤龍帝が籠手で倍加しながら行うのか?」

「バカなの? んなわけないでしょ」

「なぜだ?」

「……黙ってよ、もう」

 

 そもそも体育というのをはっきり理解しているのかもわからない。

 施設育ちのゼノヴィアは戦闘訓練と、信仰の学しか生きてきてこなしていない人種だ。イリナと違い、根っからの天然素材。そして、外国育ち。イリナのようにわずかでも一般人の通う学校というものを知り得ない生き物なのだ。

 

「早く赤龍帝を出さないと、怒るぞ」

「基地外なんじゃないの彼女。ね、紫藤さん?」

「……どうかしら。エクソシスト、頭おかしくなりやすいから」

 

 イリナは苦笑した。

 そうしているうちに足音が慌ただしく聞こえてくる。そして、扉が勢いよく開かれた。

 

「──遅れました!」

「お、お待たせしました!」

 

 一誠とアーシアが駆け足で室内に入り込んできた。それを見て──イリナの苦笑が凍った。

 それを見た祐人が──剣を作り出す。殺気がした。

 

「……君、名前は?」

「え? ひょ──……あの、もしかして紫藤イリナさんですか?」

 

 一誠が反射的に名乗りそうになったところで俯き気味のイリナを捉えた。

 髪型──一致。変わっていない。

 リボン──一致。覚えている。自分があげたやつ、だった気がする。

 雰囲気、声、輪郭──似ている。

 

「ねえ、名前、兵藤一誠、じゃないよね」

「……いや、そうだけど」

「そっかァ……へえ。ゼノヴィア」

 

 イリナがゼノヴィアの方へと振り向き、呼んだ。

 ゼノヴィアは首を振る。

 

「ダメだよ、イリナ」

「なにが」

「それ以上は、種族的軋轢を濃くする」

「エクソシストは、悪魔を殺すんでしょう」

「──やるのならば、私は君を殺すが、いいかい?」

 

 ゼノヴィアが凄んだ。

 事を起こすのならば、処分しなければならない。それも仕事となる。

 一介のエクソシストが、魔王の妹に歯を向けるのは、戦争の火種にしかならない。

 ゼノヴィアは理解しているのだ。そういったことを。

 イリナは大きく息を吐いた。

 

「……ふう……」

「それでいい」

「貸しだなんて思わないで」

「思ってないよ、そんなことは」

「そう。ね、イッセー君……」

 

 リアスは手を宙に浮かばせたまま、なにがなんだかといった様子で固まっている。そして、「いい加減痛いじゃない!」と未だに悪魔の握力でつねり続けている朱乃の手を払った。

 イリナは一誠の目の前に立った。

 

「帰ろ」

「……どこに、だよ」

「人間に」

 

 その言葉に部内は騒然とした。

 

 

 

 

「……なにいっているのか、わからないな」

「きっと天界の技術を用いればどうにかなるから。イッセー君が赤龍帝なんでしょ? 赤龍帝は嫌われているけど、他の種に所有されているよりはずっといいって主も言うよね」

「おい、イリナ」

「ゼノヴィアは黙って。ね、そうしようよ。あの紅に騙されたんだって」

 

 イリナの言葉は続いた。それを呆然として聞くのは悪魔。ゼノヴィアは呆れている。

 一誠はひどく悲しそうな顔をした。

 

「おまえ──」

「天界で保護してもらおう? ね、イッセー君」

 

 イリナはいつの間にか、一誠の衣服を強く掴んでいた。

 そう言えば、遥か昔に彼の裾を摘まんでは出かけたなんてことを思い出す。このために訓練を耐えてきた。最初こそ、適性があるとかなんとかでエクソシストにされたわけだが、それでも。

 途中からは、いつしか日本を職場にして、一誠の傍にいたいと思っていた。危険な存在を知った今だから、彼を守ろうと思っていたのに。十年近く、離れても、いやむしろ、それだけ離れていたから想いはより募ったのに。

 ただの一般人の彼が世界を騒がす赤龍帝で、そして──自分たちと“一生”相容れない悪魔だなんて──ふざけんな。

 オシャレも、遊びも、ご馳走も、学校も、友人も、この空白の年月も──全部エクソシストに注いで、毎日彼からもらったリボンをつけることが、少し楽しい、そんな感じで、情けないほど純に生きてきたのに。

 殲滅対象の悪魔になっているなんて、ちょっと運命が意地悪過ぎないか。

 

「そうしよ?」

「待てってば」

「そうしてよ!」

「落ち着け、イリナ!」

「なんでよ、なんで!」

 

 イリナはそのままズルリと、地に落ちて、内股のまま泣き始めた。

 

「意味わかんないっ! なんでイッセー君が!」

「い、イリナ……」

「触んないで! わかんない! わかんない! わかんない! なんで悪魔なんかになってんのよォ!」

 

 リアスは目が点。いや、なんなら一誠を除くみんながそう。

 イリナはびえーんと泣き続け、やがてヒクヒクし出す。

 小猫がなぜか、彼女の頭を撫でていた。そして、一誠を強く睨む。とりあえず、男は糞、そう口にしていた。意味わからないよ。

 ゼノヴィアがイリナの頭を小突いた。

 

「ま、イリナ。人は十年すれば変わる。進化するんだよ」

「……うぐっ……十年で進化してたら、人類は第二の地球でバカンスしてるわ」

「そういう意味じゃないのだが……まあ、いい。とりあえず、どっか座ってろ。おまえは邪魔だ」

「……ひど」

「くない。邪魔すぎる。消えろ」

「ひどすぎっ! 死ねアホ!」

「失せろカス」

「~~っ!」

 

 イリナは涙を滲ませた赤い目でゼノヴィアを精一杯睨みつけると、彼女のスネを蹴ってから、部屋の端っこへと移動した。小猫がお供をする。

 ゼノヴィアはそれを無表情で見ていたが、やがて何かに気がつき、イリナに接近して頭部に打撃を食らわせた。

 

「い……ったあーい! あにすんのよ!」

「あれ、これでおあいこだよな? 私は数え間違えたか?」

「合ってるけど……なんでわざわざ」

「不平等だろう。一回攻撃したのなら、私にも攻撃する権利がある」

「まじもう……」

「なんだ?」

「…………」

 

 無駄と判断したのか、イリナはそれから口を噤み、黙った。ゼノヴィアはしきりに首を捻りながら、リアスの前へと再び。

 リアスは深く深く溜め息をつく。

 ゼノヴィアは言った。

 

「茶が冷めた」

 

 

 

 

「……うまいなぁ」

「話してよさっさと……」

「よし、本題だ。……なんだか長すぎてイライラするな。こんな予定ではなかったのだが」

 

 リアスはもちろん、何も言わない。その代わり、死ねばいいと思っている。

 

「実はな、エクスカリバーが盗まれたそうだ」

 

 ふーん。そう返したくなるほどの平坦な物言いからは、おそらく新聞一面をかっさらう盗難事件が発表された。

 一同の驚きが室内を埋め尽くす。祐人のみが、強く眼光を光らせていたが。

 

「もっと驚け。貴様らがかすれば死ぬぞ」

「充分、驚いてるでしょ!」

「そうだな。──で、これから言うことを守ってほしいんだ」

 

 ゼノヴィアは言う。聖剣を奪ったのは、かの聖書に名を残し大堕天使コカビエル。

 かつて、赤と白、及び三種族の戦争にすら生き残った化物である。

 好戦的な性格からしても、明らかに前線に立っているにも関わらず、なお健在とくれば、どれだけの猛者かは察するにあまりあった。

 

「ま、邪魔立てするなよ、ということだ」

「……随分と上からね」

「お願い致します」

「……いきなり下過ぎてきもいわ……」

 

 ゼノヴィアは一度こほんと謦咳し、言い直す。

 

「とにかくだ。これは天界の意思である以上、理解してほしい」

「……了解した──けれど、この町にコカビエルが来たのは──」

 

 ゼノヴィアがイリナを気にする一誠を見やる。

 そして、言った。

 

「赤龍帝を狙うだろうな」

「そうね……」

「あれ」

「気がついたかしら」

「このままでは悪魔対コカビエルになるな」

「そうね、バカね」

「そうだな、上もなかなかに頭を悩めている」

「幸せね、あなた」

 

 話はそれで終了だった。いや、とりあえず、ゼノヴィア相手では話にならないので、会話が終了していた。

 とにもかくにもリアスの胸中で腹は決まった。

 一誠を狙うのならば、それ相応に対応するだけだ。

 これは学園のもう一眷属にも話さなければならないし、サーゼクスにも詳細を伝える必要がある。

 そこまでをざっと考えてから、リアスはぶぶ漬けを出した。しかし、意味を悟るほどゼノヴィアは日本慣れしていない。茶請けとして、ポリポリかじるだけだった。

 やがて──

 

「では──イリナ。帰るぞ」

「……帰れば」

「自殺するのか?」

「しないわよ! ……イッセー君のお家がいいの、今日は。ほら、行きでおばさんにも挨拶したし……」

 

 イリナがチラリ。一誠はドキリとしたが、すぐさまリアスのフォローが入った。

 

「え? なに、泊まろうとしてるわけ?」

 

 特にフォローでもなかったようだ。リアスはなんだか、一誠と以前から知り合いである風なイリナに対し、謎の危機感がある。

 

「……あんたに関係あるわけ?」

「いや、逆にないと思うわけ? 眷属なのだけれど」

「幼なじみなのだけれど」

「だから?」

「そっちこそ、だから?」

 

 埒があかない。

 イリナは頬に汗を垂らしながら言う。

 

「だいたいなに、惚れてるわけ? 下僕に? 私はエクソシストだけど、エクソシストになる前からの知り合いを手にかけたりしないから安心して、どっか行ってて。積もる話が天界に届くくらいあるのよ」

「不安しかないわ。さっきだって意味不明な勧誘していたじゃない」

「……私の気持ちと、あなたの気持ち、どれだけ差があると思ってんのよ……」

 

 イリナの言葉にリアスはカチンときた。知るか、そう吐き捨てそうになる。

 

「私は彼に助けられたの。その気持ちがあなたより、低いと感じちゃいないわ。それに──他人と自分の想いに優劣をつけるなんて滑稽ね」

「へえ、言うわね。知ってる? 恋愛の法則。給食の苦手なおかずを食べてもらってから意識して好きになる。そんな恋がずうっと強まっていくなんて、案外あることね。でもね、最初から熱すぎると火傷だけしちゃってさ、けっきょくは冷ましていかなきゃならなくなるんだよね。

一度、頂点をハッキリ知っちゃってると──あとは温度下がってくだけだよ。ねえ、適温ってわかる? それ、私のこと」

「……なに、私は一気に燃え上がって、後は散るだけだって、そう言いたいわけ?」

「そう思うなら、きっとそうなんじゃないかな」

 

 ──こいつ、嫌いだ。

 二人が、リアスとイリナがほぼ同時にそう思った。

 祐人は、いつエクソシストに食いついてやろうかとハイエナのように鼻を利かせているのに、意味をなさず。小猫は飽きて、菓子を──ゼノヴィアが食わなかったぶんを──食べていて、朱乃は一誠と話していた。一誠は朱乃とリアスたちを見たり、見なかったり……。

 クラスでこんな感じの女子のケンカ、見たことあるなぁなんて思っていた。

 アーシアは、右往左往しながら転んでいた。

 

「おっと、大丈夫かい」

「あ、ありがとうございます」

「ま──今回は殺しに来たんじゃないからね…………アルジェント……?」

「は、はい?」

 

 ゼノヴィアが勝手に転んで、あうっと手を突いていたアーシアを起こしてやるが、その顔に目を開いた。

 知っている、知っているぞ。こいつ──異端者のアーシア・アルジェント──。

 

「おまえ──悪魔を癒やした聖女か」

 

 その絶対零度を籠もらせた言葉に、バカみたいな口論を続けているリアスとイリナもさすがに言葉を止めた。誰もが二人に注目した。

 

「問う。なぜ、悪魔を癒やし、神を裏切った?」

「…………」

 

 ものすごい剣幕に押され、アーシアは口を開けなくなっていた。

 祐人が一歩踏み出す。

 

「だんまりか。案外、腰抜けもいいところだな。追放されると理解した上で悪魔を癒やしたわけではなかったのか」

 

 ふっ……とゼノヴィアは口元に嘲笑の笑みを浮かべて、アーシアを見つめた。

 アーシアはやっとこさ、口を開く。

 

「……なんにも考えてなんか、いませんでした」

「………で?」

「……だって……全然違うじゃないですか」

「なにがだ。言葉が少ない」

「教えられていたのは、はぐれ悪魔という存在ばかりでっ! あんなにも、あんなにも人と違わないなんて全然教えてくれなかったじゃないですか!」

 

 アーシアは叫んだ。手をぎゅっと握りしめて、精一杯言った。

 

「あれを……痛そうな苦しそうな顔をです。人となにが違うのか、背から生えた翼以外で理解できない者もいるんです。そんな存在が、目の前で苦しそうな声を上げて、──助けてって言われて、なにもしないなんて、間違っていても、私がなりたかった聖女じゃないです!」

 

 ゼノヴィアは「へえ……」と、声を漏らした。腕を組む。そして、顎に手をやり、面白そうな目で言った。

 

「なるほど──君はバカだったんだな」

「……どういう意味でしょうか」

「うん? ……ああ、怒らせたか。まあ、誤解であってそうでない。そうだな言うなれば──」

 

 ゼノヴィアは続ける。

 

「命は平等ってことだよ」

「…………」

「人は言うよね、命は平等だとさ。神もそう言うのだろう。けれども、悪魔は堕天使は加算されていないようだ。どうにも、悪魔を毛嫌いする教育を受けた私でも、多少思うところはあるよ」

 

 アーシアは驚きに目を見開いた。手で口元を覆う。

 

「君はバカだよ。それは勉学の類ではなくて、行動バカってところだね。それも超バカだ」

「……ひどい」

「君は信徒だろう? それなのに、悪魔を助けるなんて後先考えないアホだね。だけど──優しい人間として、たぶん正しく生きた形ではあるのでは?」

 

 皆が静聴する。ゼノヴィアは満足そうに自弁を語った。

 

「信徒の教えより、助けなければ──といった感情が優先されたのは、君が優しいバカだったからだ。バカゆえに優しかったわけじゃない。優しいバカだったんだ」

「……何回バカって言われたのでしょうか……」

「賢ければ、殺すだろう、普通。君は戦争中でも敵兵を助けてしまうような人間だったのだろう? ほら、バカじゃないか」

 

 ──だが、ゼノヴィアは一度そこで区切り息継ぎをして、やがて胸に手を当てて、笑う。

 

「そんなバカさに私はいくらか好感を覚えるよ。もちろん、否定はするが。私なら頭をとって、それを褒美にパンを貰うくらいはするだろう」

「………………」

「まあ、言うなれば信徒としては君を蔑むが、人としては尊敬するということだよ。ま──信徒=私なので、人としても信徒そのものなわけだから、本当は全面的に否定しなければいけないんだけどね。……なんだか、哲学みたいで頭痛いな……」

 

 ゼノヴィアは頭を掻きながら、締める。

 

「結論として、君はまあ、バカだということさ」

「それ、ただのバカじゃないですか!」

「でも、そんなバカさは好きだよ、アルジェント」

 

「では、失礼」ゼノヴィアはそう言うと、イリナを無理やり連れて、部室から出て行った。

 イリナは「あ~ん!」と終始叫んでいたが、そのたびにゼノヴィアにげんこつされ、悔しそうに涙目で去っていく。

 

 リアスはみんなを見渡して言った。

 

「……ま、とりあえず帰ろ。ね?」

 

 




先ほど、投稿してから気が乗ったので、書きました。
次回から物語が動くと……いいですよね。
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