Refrain - Welsh Dragon:Ddraig×Ddraig   作:桜咲く日に

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 家族を教えてほしい。
 わからないけれど、多分。

 大切な人との暮らしの形、だったり。


錯覚好意

 彼女との出逢いは遥か──昔。何てことは言えない。

 昔なんてなかった。

 過去なんて存在は、もう失った。

 

 世界の軸は少し、ずれている。

 

 ならば、一誠に人以外の過去なんて、ない。

 文字通り、世界が違う。

 彼もまた、違う。

 

 心はどこかに残っていたとして、魂は一度砕かれ、混ぜられ、戻らない。

 牛乳に垂らしたコーヒー。

 その二つを元通り分けることなどもう出来ないのだ。

 彼は消えた。

 

 そして──やり残した後悔と苦痛と嘆きと、後一つ。

 目的がこびりつくように残っている。

 

 まだ、どこかで彼女の姿を追いかけ、苦しんでいた。

 

 人を失うという想いに徹底的に固執した恐ろしさが、どこかに想いを喰われず、残っていた。

 

 

 

 

 肩を強く掴んだリアスが息をのんだ。少しだけ、指先が振動している。

 彼女はずっと怖かった。

 どうせならば、出逢いをなくしてしまえば楽なのだ。

 話を聞いたときから、知ったときからずっと怖い。

 それでも、一誠の身を案じた。  彼女は王である。悪魔である。グレモリーである。

 しかし、その前に。

 優しい、悪魔であった。

 心を痛めることをあまり知らない。

 

 人の世に居すぎたか。

 

 たまたま出逢った男の子を見過ごせないのは、人に触れすぎたか。

 

 俗の八割の悪魔ならば、一誠をこの場で処刑するものもいよう。  

 封印をかけながら、洗脳するものもいるに違いない。

 すぐさま報告し、コキュートスへと堕とせば、赤い龍は二度と日の目を見ることはない。

 そうやって、少しずつ消していけばいい。しかし、

 

「……本当に?」

 

 彼女にはそう、出来ない。

 悪魔は人を愛せる。

 人は、悪魔を愛せる。

 

 ほぼ確信している。  

 心を通わせる、言葉を通わせる。

 やはり、愛せる。

 

 彼女は、家族として──赤龍帝を愛せる。

  

「……俺は、先輩の眷属になれるのでしょうか」

 

 少し伏し目の一誠がいう。

 部室には、冷たさが通っていた。

 不安、だった。

 

 理由など知らない。ただ、脳内に浮かぶ景色。

 それは紅色に染まり、そこに誰かがいるのだ。

 その紅は血なのかはわからない。

 しかし、その誰かの心が痛い。

 餓えている。

 

 誰かは誰かの温もりに餓えていた。

 

 離さないでいたい。

 違くとも。

 存在が本当は違うとして。

 

 二度目──。

 

 離さないで、いたいんだ。

 

『私は……ここにいる兵藤一誠を愛しています』

 

 俺の脳内空耳現象もここまでくれば病気ではないかと、一誠は思う。

 そして、どれだけ。

 そう、どれだけ。

 彼女に恋をしているのか。

 

 この気持ちは分からない。

 まるで誰かの想いにリンクしているように、その気持ちを共有しているように。

 

 誰か、取り憑いているのでは?

 彼女が好きで好きで好きすぎた青年が、告白して振られ、そしてしょんぼりと道路を歩いているところへニトントラックが。

 

 そんなものが取り憑いているんじゃないかと疑いたくなる。

 

 胸が熱い。焦げるように、熱い。

 

 おかしい。

 

 本格的に俺はおかしいと一誠は思う。どうしてしまったのだろう。

 幼き日に好きな子くらい、いた。

 その子と話していてもこんな心音は弾まない。正確には、心音とは違うが。

 

 好き。好きだ。触れて、触れられ、言葉を交わし、彼女の目を見る。

 

 ああ、そっくりだ。

 

 誰と?

 

 さあ。

 

 一秒会えば、三秒蘇る。

 三秒見れば、もっと会える。

 

 だから──誰と。

 

 そして、それを喰っていく。端から“心”臓は喰っていく。

 想いを、夢を、食べちゃうんだ。

 

 心を心臓に。

 

 魅力の魔力でも彼女は使っているのだろうか。

 この進む気持ちはなんだろうか。

 

 リアスが数秒瞳を閉じてから、再び見据える。

 どこか、覚悟が決まっているように見えた。しかし、それでいて、複雑な顔もしている。

 

「 ダメ。……なんて言いたくないわ。本当は。それでもすぐに決めちゃダメ。だって、あなたには両親がいる、家族があるんだもの。……私達はね、みんな家族がいないの。いや、私はいるんだけど──眷属のみんなは。このグレモリー眷属はね、ただのグループでもない。部活でもない。みんなが、寄り添って出来た家族なんだ。……ねえ、イッセー。あなたは──悪魔になって、“二つ”の家族を持てる? 人を捨ててまで私達、グレモリー眷属の家族に入りたい? あなたは選べる。この子たちは選べなかった。自分の家族か、私達かなんて選ぶ余地がない。“私達”しか、いないんだもの。よく考えなさい。人の世は悪魔には少し明るいわ。……あなたが本当に、いや、私達家族が文字通り人生、運命を変えるに値するのか、悩みなさい。その力がある限り簡単に生きられるとは分からない。けれど、すぐに決めちゃいけないわ。……あなたの“人”としての人生は安くないのよ」

 

 リアスは言った。

 彼女は、己を悔いていた。

 少し前、眷属へと入れてしまおうか、などと心の中で口軽に吐いていたことに。

 

 そうだ。

 彼には、家族がいる。

 この子たちと違う──。

 愛してくれる、お父さん、お母さんがいる。

 

 簡単に決めさせてはいけない。

 

 彼が生きるためには、必ずこれから裏の“拠り所”が必要となるだろう。それでも、リアスはギリギリまで悩ませたかった。

 いや、悩んでほしい。

 悪魔も人も弱いものだとリアスは思う。

 

 結局、彼女は彼の両親の気持ちを易々と裏切れない。“悪魔”になれない。なりきれなかった。

 

 それでも、リアスは思う。

 相手を想わず、ただ人を利用するのが悪魔ならば。

 自分はこのまま、心は人でいよう。

 そう、思った。

 

 悪魔でなくとも、心と言葉を持つ“生き物”であるならば、人の心はとても温かい。

 人が好きだ。

 

 優しい人が好きだ。

 

 この学園に来てそのような人を見てきた。

 

 上級悪魔として例え行動を誤ろうと、“生き物”として正しくありたい。

  

 私は──間違っていない。

 決めた。彼女は決めた。

 

「一旦帰りなさい。そして、家の物をよく見るの。お母さんのご飯をたたくさん食べるといいわ。写真も、編まれたマフラーも。全部、見てきなさい。それから、あなたの心の先を見て。後悔しないように。──泣かないように」

 

 人を悪魔にする場合、後悔する者が多いという。

 悪魔は、“悪”だ。

 文字通り。

 人は、悪魔を負のものだと認識している。常識として、そうある。

 

 化物になってわかる。

 母から戴いた体を化物にして、生き物として違うものになって。

 

 そして、殆どの悪魔眷属は、冥界へ行き。もう、家族と会うことは殆どなくなるのだ。

 

 そして──辛くて泣く。

 

 慣れるまで、きっと。

 

「どこかへ引っ越すわけじゃない。でもね、人が悪魔になるのって、それくらいのことよ」

 

 リアスは微笑みながら、そして少しおどけながら、右手の人差し指を一誠の唇へと当ててこう、言った。

 

「後輩よ、よく悩みなさい」

 

 

 

 

「ただいま」

 

 玄関に吊してある鈴が賑やかな音を響かせる。

 家が歓迎しているような気がした。

 

 ドタドタとスリッパと靴下の重なり合う音。そして、慌てる声が耳に入る。

 

「一誠! 高校生が帰る時間にしては少し遅いって自分で思わない!? メールも電話も出ないもんだからお父さん、今自転車でそこら中、走ってるわよ!」

 

 怒り顔。

 皺が増えていた。

 手には携帯電話。

 

 お母さんだった。

 時刻はあれから随分と経っている。部活もなにもしていない彼が帰るにはどうにも遅い。

 

「あ、悪い……。マジ、ごめん。部活の見学にいっててさ」

「……もう、わかったから。手を洗って。ご飯は? お腹空いたでしょう。今日のお弁当、あんまり持たせてなかったから……、さ、早く靴脱いで」

「あ、うん。ありがとう」

 

 リアスの言っていたことがわかる。この温かさを知ってしまえば──失えない。

 ぬるま湯ではない。

 

 心も体も芯まで温める温泉のような、そんな感覚だった。

 

 それから汗だくで帰宅したお父さんと一誠は夕食をとった。

 三人で会話をしながら、箸を進める。

 どこにでもある、ただの一コマ。

 これを彼らは知らないのだろうかと一誠は少し、寂しさを覚える。

 

「見学ってどこ行ったんだ?」

 

 父が聞く。

 

「……こ、小悪魔研究部ってとこだよ」

「なんだそれは! 今の高校はそんなのがあるのか!」

 

 食卓に響いた笑い声はどこまでも空に伸びていくような気がした。

 笑い声と共に目端に滲む涙を、父と母はきっと勘違いしている。

 

 笑い涙なんかじゃないんだよ。これは。  

 

 一誠はリアスに心で頭を下げた。

 幸せだった。

 幸せすぎた。

 

 一つ、別のところから見る家庭の中身はこんなにも。

 

 それから、一誠は自室のありとあらゆるものを漁る。

 写真もあった。

 幼い頃に編んでくれたセーター。

 初めてもらった年賀状。

 

 これらは、雑に仕舞われていた。

 何でもないものと思っていた。

 しかし、人から離れるという目線から見れば全てが特別なものへと変わっていく。

 

『もっと記憶に留めておけ。……どんな感情も想いも消えないように、目で残しておけ』

 

 一誠は頷く。

 

 一誠は過去の感情を思い出しにくい。

 喰われていく想いたちを引き止めることが出来ない。

 それでも、心で映しておこうと思った。今だけは、心の中に映して。

 

 そして──、

 

「決めた」

 

 この日、兵藤一誠は人を辞めると、紅髪の王に連絡を入れたのである。

 

 

 

「彼から連絡はありました?」

 

 深夜の部室。

 何も灯りはついていなかった。

 悪魔の瞳だけが、その闇を明るく映している。

 

「ええ、あったわ。──彼はグレモリー眷属に加わる」

 

 リアスがそう口にする。

 

「……どの道、彼はどこかに行かなければならなくなる。そうでなければ、刺客を大量に送られた時に対処できない」

 

 リアスが月を見上げながら、呟いた。それを朱乃が拾い、言った。

 

「……そう、ですわね。祐人君は大丈夫ですか?」

「眷属入りするのならば、大丈夫だと思うわ。彼は私に従うそうよ。イッセーがはぐれにならない限りは手を出さないと誓ったわ」  

 

 少しため息をつきながらリアスは言う。それに朱乃が「あら」と声を出し、

 

「あらあら、今はプライベートなのですから、口調、楽にしても平気ですわ」

 

 朱乃は少しからかうように言った。リアスはそれを聞いてから、肩を回し、背伸びをする。

 

「あ~、慣れってほんと怖い。朱乃以外誰一人いないのにさ。──で、朱乃は話があるんだよね?」

 

 わずかに空気が変わった。

 朱乃は緩めていた頬を引き締めながら、少し聞きづらそうに言う。

 

「リアス……彼を眷属にするのはもう決めたのですか?」

 

 不安げな口調。瞳を落とし、指を少しそわつかせている。

 彼女の癖なのかもしれない。

 リアスはそれを見ながら、若干言いよどんでから言った。

 

「うん。……もしかして朱乃は嫌、かな。それでも私は──」

「いえっ。そういうわけではないんです。しかし……赤龍帝は神器の中でも暴走した例が抜けています。神滅具の中では中間とされる神器ですが、破壊という点において比類するものがありません」

 

 彼女の手元に魔法陣が出現した。そこから現れた数枚の書類を手に、朱乃はそう、説明する。

 

「……やっぱり、そうだよね」

「白龍皇に関しては暴走事例でもそこまでひどくはありません。……おそらくは生前から血の気が赤龍帝よりも薄いほうである、という伝承と、能力にあると思われます。白龍皇は力を奪いますが、それは相手がいてこそ。暴走した白龍皇を相手に生き抜ける猛者は多くないのでしょう。力を奪うまでもなく亡くなることが多々あったそうですから……。しかし、赤龍帝は違います。暴走状態では死に絶えるまで増加させる。それこそ、彼らの禁手は、そのままでも上級悪魔を凌ぐと聞きました。それを増加させ、暴走されては──暴走状態の彼らは生前の天龍にかなりの割合で迫ると聞きます。死ぬまでが遅くないので、あまりの大事にはなりませんが、かつての天龍に迫る──考えたくもありません」

 

 再び、魔法陣。

 そこには、本来ならば、視覚不可能の魔法をかけられ、厳重に保管されている映像、それが浮かび上がった。

 古の悪魔ならば歯をむき出しにしながら、怒りに震えるであろう。

 

「──今回、赤龍帝の事案により、一時的に使用許可が降りました」

 

 三大勢力と二天龍の戦争。

 

 赤い一撃。

 白い一撃。

 

 白い龍の通り過ぎた後に残る軍の魔力光線。しかし、それは一瞬にして失われていく。

 赤い龍の一撃。

 口に溜め込む赤い弾が、一瞬にして、数十倍に膨れ上がった。

 

「それでも……。赤龍帝、神滅具は違うってことか……。今までさ、私ね、おとぎ話だと思って聞いていたんだ。昔に話された絵本の中のお話だって思ってね。でもね……目の前にそれが現れて……あそこでは頑張ってグレモリーをやれたけどさ、物凄く怖い。でもさ、彼の目を見たら──そんなことは後回しだって思っちゃうの。わかんないよ、どうしてこうなるのか。それでも……やっぱり、あの子を離しちゃいけないって思う。わかんないけど……なんか、ダメなの。他の誰かに取られるくらいなら、もし世界から敵みたいな扱いされちゃうくらいなら──私のもとで離さない。私は手を離さないから」

 

 睨むように朱乃を見やる。

 朱乃はそれに対して、不本意だといった手振りをする。

 

「……そんな顔で見ないで。誰も取り上げるなんて言わないですわ。ただ……リアス。覚悟はあるのね? あなたが飼うのは、悪魔なんてものじゃないわ。暴走を起こせば日本を一刻もなく、海に変えるような存在です。……彼の神器は異例の神滅具。それも、籠手が二つの亜種。報告は済みましたが、サーゼクス様もかなり危惧されています。かつて赤龍帝の死因の八割は覇龍です。……彼が悪魔という人よりも身体的に優れた種になるのも本来危険なんです。その上、彼は増加を両手の四倍で行います。単純に今までのそれらと比較が出来ません」

 

 朱乃の次から次へと飛んでくる言葉の槍に、リアスは顔を渋くした。

 

「……なんか、すごい咎められてる気分。でも、朱乃は……いつも助けてくれるね。いろいろ調べてくれたんだ。──ありがとう」

 

 リアスが優しく微笑めば、朱乃も同じく微笑みを浮かべる。

 そして、首を柔らかく振り、言った。

 

「私はリアスの女王ですわ。あなたが行く道程はまず私が均します。あなたはその綺麗な土の上を、どの道を歩くか決めるんです。──友人として、眷属として、家族として。私は、私たちは歩く王の後ろを決してぶれずについて行きますわ」

 

 朱乃の言葉にリアスはうるうると視界を歪ませ、むぎゅーと彼女に抱きついた。

 

「朱乃ー! ああ、もう! 大好き! めっちゃ好きよ! ……で、お兄様は他になにか言ってなかった?」

「亜種のこともあり、覚醒していることからおそらくリアスでは駒が足りないのではないか、と」

「……兵士八つでも足りないのか、やっぱり」

 

 リアスが両手を広げ、八つの指を折る。それを睨みながら悔しそうに唇を噛んだ。

 

「……大変お伝えしにくいのですが。いえ、これを最初に言わないのは優しさでも、なんでもなかったわ……。サーゼクス様は兵藤君がリアス以外の主でも構わないならば他へ預けようかと」

 

 朱乃が少し逡巡した後、こう告げた。リアスはつかみかかる勢いで、朱乃に迫り、理由を問う。

 

「は!? な、なんで?」

「まず、駒が足りません。そして、最上級悪魔のもとのほうが安全ではないか、という理由です」

 

 リアスは、首を振りながら言葉を紡いだ。

 

「ダメよ! そんなの! だって、私たちの所へ来たいって……。学校だってそれじゃいけないじゃない……」

 

 朱乃は努めて冷静な声音で彼女に言葉をかける。ゆっくりと、話を始めた。

 

「落ち着いて、リアス。最後にこう仰られていましたわ。『だが、リアス以外に仕えない場合のみ、兵士の駒をアジュカへ送りなさい。悪魔以外に取られては殺されるか、利用されてしまうだろう。それならば、下僕として引き入れたほうがきっとその子もいい。幸い悪魔は同種族になれるからね。本来ならば、このような事例は認められない。ゲームの存在意義が崩れてしまうからね。……あくまで他に取られるよりかは、という判断に過ぎない。……リアスに伝えなさい。よく思わない者もいるだろう、なにせ、前魔王に軍勢の多くを消したアレだ。心証悪く、突っかかりを覚える輩もいる。ゆえに、負けるな』、これで終わりです」

 

 リアスはそれを聞いてからしばし沈黙する。

 しかし、それもやがて終わりを向かえると、ふっきれたように窓を開け放ち、空を見上げた。

 

「負けるなか……。そうね、悪魔が神滅具所有者を眷属に出来た例はまだない。──私が先人だと、意識しなければダメよね」

「ええ……。彼を信じてみましょう。これからの未来を想像は出来ませんが、毎回踏み出す道だけは間違えないようにしましょう。……私たちは強く生きればいいだけですわ」

 

 進むのは一誠、彼だけではない。

 誰もがどこかで不安を心に抱える中で、リアスと朱乃はひたすらに強くあろうとした。

 

 今夜はよく晴れている。

 空に雲がなく、月が全ての面積を見せていた。

 匂う風の薫りは、春らしい花の色。

 リアスは月へ銃を撃つような仕草をし、

 

「明日からは“新”小悪魔研究部よ!」

 

 見ていた朱乃は一瞬だけ、月が落とされたように錯覚した。

 

 




これからしばらくは勉強が忙しいので、頑張って書いた。
まあ、風呂の時間も削らなきゃね。

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