皆様、ごきげんよう。シルヴァーブレイズですわ。
今はちょうどお昼休み。私は1人で屋外ステージに来ております。何のためかと申しますと、聖歌の練習のためですわ。
以前にちらりと申し上げましたが、私は教会の聖歌隊に入っているのです。聖歌をきっちり歌える必要があるのですわ。
さて、ここで皆様に質問です。皆様は、聖歌と聞いたら何という曲を思い浮かべますか? 「アメイジング・グレイス」? 「もろびとこぞりて」?
どれも良い曲ですわね。ですが、私が練習しようとしている曲は、それらではありません。練習しないといけない曲は幾つかありますが、まずはこれからいきましょうか……「讃美歌」320番。
屋外ステージの周囲には、何人ものウマ娘の方の姿が見えます。お弁当を広げていたり談笑に興じていたりと、思い思いに過ごしておりますわ。ですが、私の目にはそうした方々は映っておりません…見えるのは、教会の座席に並ぶ人々の姿だけ。
屋外ステージの中央に立ち、息を吸ってゆっくりと口を開きます。
「♪Nearer, my God, to thee. Nearer, to thee!」
「讃美歌」320番「Nearer, my God, to thee」……曲名を日本語に訳すと、「主よ 御元に近づかん」です。
この曲はご存じの方も多いのではないでしょうか? 不沈船と謳われながら、処女航海の途中で氷山に衝突し、1,500人を超える人々と共に凍てつく海に沈んだ客船、その船上で演奏されたという曲ゆえに。
歌詞を見ればお分かりになるでしょうが、これは死者を送る時に歌われる歌です。縁起が悪い、なんて言われるかもしれませんが、教会に墓地は付き物でありますれば、この曲の出番も相応にあるのです。その点はご承知くださいませ。
喉慣らしに英語で歌った後は、同じ曲を日本語で歌い直さねばなりません。だって、教会にいらっしゃる方が日本人ばかりである以上、日本語で歌えないと通じないでしょう。
「♪主よ御元に近づかん……」
いつも思うのですが、讃美歌は良いですね……何というか、魂の穢れが洗われ、心が澄み渡るような気がします。
次はどの歌を練習しようかしら……と考えつつ、「主よ 御元に近づかん」を歌い終えた、その時でした。
いつの間にやら、屋外ステージの観客席には10人を超えるウマ娘の方が集まっていたのですが、その中から1人、拍手をしながらこちらへ近付いてくる方がいるではありませんか。
同学年…ではないですね。身長が高い上に、あの手足……相当な量の鍛練を積み上げたものであることが容易に窺えます。
所々跳ねた明るい茶色の髪に、中性的な整った顔立ち、紫色の瞳。そして、多数の飾りを付けた耳と、何より目立つ桃色の王冠。映像で見たことがありますわね、あの方は確か…テイエムオペラオー先輩。
「ボクより先にここを使っている人がいるとはね…。しかも歌が上手いじゃないか!
ボクも歌は上手いと自負しているんだが、君も上手いね! しかも、見たところ君はまだ中等部1年生だろう? 中等部1年生にしてこのボクに匹敵する歌唱力…素晴らしい! オペラオー劇場には是非とも欲しい歌手だよ君は!」
初っ端からこのとんでもないナルシストぶり……あの、私初対面ですわよ? よくまあこのノリで押し切れますわね…。
「お褒めいただきありがとうございます、オペラオー先輩。ですが私は、聖歌隊の一員として恥じることのない歌唱をしなければならぬ身、まだまだ精進する必要があるのです」
「ほう、これよりまだ上手くなるというのか…っ! ならば歌手に留まらず、オペラ『テイエムオペラオー伝説』のヒロインも務められそうだ! こんな逸材さえ見初めてしまうボクが、末恐ろしい…!」
「私が heroine ですか? とんでもない、私にそんな大役を務められる器はありませんよ。私が務められるとすれば、アモナズロがせいぜいというところでしょう」
私がそう言うと、オペラオー先輩は一瞬目を見開き、次いで呵々大笑されました。
「はっはっは! まさかオペラの役になぞらえて答えるとはね! やるではないか!
うん、この歌唱力に加えて、オペラの教養もあるなんて…ますます君をオペラオー劇場に欲しくなったよ!
そういえばまだ君の名前を聞いていなかったね。未来のオペラオー劇場を輝かせるかもしれない、そんな君の名前は?」
「はじめましてのご挨拶が遅れ、失礼いたしました。シルヴァーブレイズと申します」
「シルヴァーブレイズ君か、よろしく。ブレイズとは確か、『炎』とか『大きな流星』だったね?」
「はい。私の名にある『ブレイズ』は、『大きな流星』の意味です」
「流星か、では君には感謝しないとね。何故なら流星は願い星! 皆の希望を叶えてくれる星なのだから!
そんな幸運の星が舞い降りただなんて、ボクは運が良い!」
あの、オペラオー先輩? そんなに自信満々でよろしいのでしょうか?
以前に皆様にはちらりと申し上げましたが、流星はどちらかといえば”国の乱れ”とか”死”、”天変地異”を意味する凶兆として恐れられたものです。国王や皇帝など時の施政者たちは、流星の出現を不吉なものと捉えておりましたのですよ…?
「幸運だなんて恐れ多いですわ。流星はむしろ、不吉の象徴でありましょう。
巨匠 Shakespeare の作品『リチャード二世』においては、『天には流れ星が飛び交って、恒星を脅かしています。これは王たちの死の前兆です』という台詞が見られますわ。そんな凶兆の名を持つ私をつかまえて、『幸運』などと申せますでしょうか?」
「ふむ、確かにそういう解釈もあるね。
ブレイズ君、君のオペラに関する教養はやはりなかなかのものがあるようだ。不吉だと手放すのは惜しい……不吉なものはあえて招いた上で、一弾を以てそれを打ち砕いてみせよう!」
「その一弾が悪魔の望む箇所へ命中する弾でないことを願うばかりです…」
「心配ないさ、ボクは常にバラを持っているからね! 念のために白いバラで冠を作っておくことにしよう!」
ところで皆様、この会話にはオペラの要素が入っていることにお気付きになりましたでしょうか? すぐに気付けたというのなら、貴方はきっとテイエムオペラオー先輩とも語り合えるでしょう。
って、予鈴の音!? もう昼休みが終わりだというのですか!?
「おや、午後からの授業の時間だね。ではブレイズ君、また会おう!」
「こちらこそ、またよろしくお願いしますわ」
良き出会いではありましたが…それはそれとしまして。
あぁぁ不味い……どこかで讃美歌の練習時間を作らないと! 週末まであと2日しかないのに!
これは、今日は宿題を超特急でやっつけねばなりませんわね!
本日午後の授業は、競走関係の座学です。
え、ウマ娘の競走に座学なんて関係あるのか、ですって? とんでもない! 座学は非常に重要ですわ。
各競バ場の特徴や戦術研究、勝因もしくは敗因の分析…そういったところでは、どうしても座学が必要になります。侮ってはなりませんわ。
ということで、今回は録画映像を使っての戦術研究です。使う映像は、つい先日行われたばかりの「皐月賞」のものですわ。
まずは、競走舞台となった中山レース場の course の分析からですね。
教師の解説によれば、中山レース場の特徴は、「コーナー」と「最終直線」、「坂」の3点に集約されるようです。Rの小さい corner ばかりで構成されているので、 弧を描く時の動きが重視されますね。Cornering の技術を磨いておかなければ、対応は難しいでしょう。
また、ここの最終直線はかなり短く、たった310mしかありません。その上、全体の高低差が5.3mもあり、瞬発力以上に持久力が問われることが多いそうです。そして、goal の目の前には最大勾配2.24%、高低差2.2mの
きつい corner の見た目に合わず結構な体力を求められる辺り、誰が勝つかは最後まで分かりませんわね。最初から軽快に逃げ続けたとしても、第2 corner から続く下り坂で地味に体力を削られていき、最後に待ち構える心臓破りの登り坂に引っかかってあっという間に撃沈、なんてこともあり得るでしょう。
そこまで分かったところで、いよいよ「皐月賞」の映像が再生されました。最序盤から2人、ゴッドストラグル先輩とショーチクコウバイ先輩がハナを争ってかっ飛ばしていますね。その後ろに固まって他の方々が続く、という展開になりました。そのまま大きな変化もなく第3 corner に入った…と思ったのですが、最終直線の攻防が始まったその瞬間のことでした。
『第4コーナーから直線、最内ゴッドストラグルが先頭! 外から差を詰めたショーチクコウバイ!
あっ、その内からゴールドシップ! ゴールドシップがすごい脚で上がってきたっ!』
…は?
ちょっと待ってくださいまし。ゴールドシップ先輩?
あの方、確かさっきまで最後方にいましたよね? いつの間に先頭まで上がってきてますの!?
『残り200! ここで抜け出したゴールドシップ!
マジェスグロリア、スカイコズミカが追いすがる! 外からはステートオブワイド、グロースバウムも突っ込んでくるが、誰も届かない!
ゴールドシップ先頭でゴールインッ! 三冠の一角、皐月を制したのはゴールドシップでした! 2着ステートオブワイド! マジェスグロリア、スカイコズミカが3着争い!』
……いやいやいや、え? いったい何が起きましたの?
教室にいる面々もざわついております……何が起きたのか、理解できない様子ですわ。
巻き戻された映像をよく見てみると……ああっ!?
ガラ空きになっている第4 corner の最内側を、ゴールドシップ先輩が強行突破していらっしゃる!?
しかも芝の跳ね方から見て、水分を吸ってかなりの重バ場になっているに相違ありませんわ! その証拠に、ゴールドシップ先輩と同じように内側を走ったゴッドストラグル先輩は、明らかに走りにくそうな様子を見せていましたし、速度も落ちていました。
まさか、あんな走りにくいところを突破するなんて……でも、これは競走という名こそ借りていますが、ウマ娘にとっては紛れもない「戦争」です。
"All is fair in love and war"……恋と戦争では、あらゆることが正当化されるもの。あの破天荒な走りに感心こそすれ、非難などはいたしませんわ。悔しかったら勝てば良いだけのこと……如何なる手段を使ってでも。
それはそれとしまして、あのゴールドシップ先輩の走りは参考になりそうですわね。でも、おそらくあの走法は相当な筋出力を必要とするでしょう……今の私には、とても真似できません。
ですが、真似をする準備だけはできるでしょう。身体作りの基礎を、もっと頑張らなければ。
「今回のレースは、皆さんにとっても意外に感じられる結果になったかもしれません。
ですが、よく覚えておいてください。レースでは、こういうことが起こるかもしれないのです。1番人気だからといって、勝てるとは限りません。
レースでは何が起こるか分からない。そのことを、肝に銘じておいてください」
先生はそう言って、話を締めくくりました。
まさに戦争と同じですわね……如何なる手段を使ってでも、勝てば良い。
私も肝に銘じることとしましょう。
◆◇◆◇
さて、それから2週間ほどが経ち、世間の話題が迫る「NHKマイルカップ」、そして「オークス」と「日本ダービー」へと移った頃のことです。
教師に頼まれて、私は荷物をある教室へ届けることになったのですが…
「ええと、理科室、理科室……ここでしょうか?」
見つけた教室には一応「理科室」と書かれてはいますが…あまり使われている様子がありませんね。でも、私の抱えている箱に入っているのは、ちょっとした小包を除けばフラスコや試験管といった実験器具ばかりですから、ここしかないでしょうね。
扉を叩いてみましたが、中からの返答は無し。手をかけてみると、どうやら鍵は開いている様子。「失礼します」とだけ声をかけ、扉を開いてみたのですが…そこには異様な空間が広がっていました。
部屋はおよそ二分されていますね。片方にはガスバーナーやアルコールランプ、フラスコやビーカー類といった実験器具が集められており、それらの中ではどんな作用があるのか分からない液体が怪しげな光を放って輝いています。その液体の色も赤紫やら水色やら、どう考えても危なそうなものしかありません。
そして部屋の反対側には、実験器具以上に何やら分からない品物が結構な数積み上げられています。コーヒーを飲むためのカップが2つあるのは見えましたが、それくらいしか分かりません。まあ、部屋が暗くてよく見えないせいもあるのですが。
私の本能が、激しく警報を発しています……これは絶対に、長居するとロクなことがない部屋ですわ。
持ってきた荷物を、実験器具が並べられた机の側に置き、さっさと部屋を出ようと踵を返した、その瞬間でした。
「!?」
「やぁやぁ、この部屋にお客人とは珍しいねぇ。ふぅン…その初々しさ、新入生だね?」
気配も何も全く感じなかったのですが…いつの間にか、戸口を1人のウマ娘の方に固められてしまっていました! しかもその方、若干袖が余った白衣を着て、光のない瞳で私のことを上から下まで眺め回したのです!
これは明らかに、危険な匂いしかしませんわ! すぐにでも逃げなければいけないのに…脚が震えて動けない…!
「その髪は、多分流星だね? 流星を持った子は何人もいるけれど、ここまで大きな流星は見たことがないな…。
しかもその瞳、虹彩異色症だね? ふぅン、興味深い! 実に興味深い! 君は良い実験体になりそうだよ!」
そのウマ娘の方は、脚がすくんで動けない私にずんずん近付いてきたかと思うと、私の下顎に手を当てながらそう言って笑いました。
って、実験体!? ちょっと待ってくださいまし、私はいったい何をされますの!?
「君のような外見を持った子は、今までのモルモット君にはいなくてねぇ……よし、まずはこれからいこうか!」
そう言ってそのウマ娘の方が取り出したのは…は!? 黄緑色に光る液体が入った試験管!?
まさか、これを飲めと!?
「ちょっと筋力増強の実験に付き合ってもらうよ。身体が黄緑色に発光するかもしれないが、まあ大した副作用じゃない」
いやいやいや、待って!? 身体が黄緑色に発光って、いったい何がどうなったらそんなことが起きますの!?
「ちょうどトレッドミルもあることだし、そうだな、ハムストリングスと大臀筋と大腿二頭筋、それに腓腹筋とヒラメ筋辺りの筋力データが取れたら良いかな」
「……!」
怖すぎてもはや声すら出ない…! って、ん?
戸口のところに、誰かいますね。黒い長髪に赤い瞳を持ったウマ娘の方…ちょっと待って、身体が透けている!? それに、表情からは生気が全く感じられません!
ということは、おそらく幽霊…! 色々と精神がおかしくなりすぎて、ついに幻覚まで見えてしまったのでしょうか!?
「ん、どうしたんだい? ひどく震えているようだが…寒いのかい?」
と、その時、戸口のところにいた黒髪赤瞳の方がスーッと近付いてきました。白衣の方はそれに気付いた様子が全くありません。
黒髪赤瞳の方は実験台に近付くと、すっと右手を上げ…
ボウッ!
…は? え?
実験台に置いてあった資料らしき紙に、火を付けた…?
「ん? 何の音…あぁぁっ!? わ、私の研究資料がっ…!」
白衣の方は慌てて、火を消しにかかりました。これはもう実験どころではなさそうですね。
何者なんでしょう、この赤い瞳の方。私の方を見てニヤッと笑ってみせています…どうやらこの方は私を助けてくださったようですが、初めて見る方故に正体が全く分かりません。とりあえずこの世の方でないことは確からしいですが。
その時、ガラッと教室の戸が開く音がしました。
「タキオンさん、また誰かに実験しようとしてましたね…?」
現れたのは、…え? この幽霊さんと、そっくり…? 瞳の色は黄色で、そこだけは幽霊さんとは異なりますが、それ以外は何から何まで幽霊さんにそっくりなウマ娘の方です。こちらは生きている方ですね。
「カフェ! それどころじゃないんだ、私の研究資料が…!」
「また研究し直せば良いでしょう…。駄目じゃないですか、1年生を脅かすなんて…」
「タキオン」と呼ばれた白衣の方が、消火活動でワタワタしているのを横目に、「カフェ」と呼ばれた黒髪黄瞳の方がこちらに歩み寄ってきました。
「大丈夫ですか…?」
「え、は、はい。何とか無事ですわ…」
まさか幽霊に助けてもらった、なんて言っても通じないでしょうから、当たり障りのない返事に留めておきます。
私は結局、「カフェ」と呼ばれたその先輩に助けていただいたのでした。お礼としまして、茶菓子として作ってあった apple pie をお渡ししましたわ……あの幽霊さんと分け合ってくだされば、良いのですが。
巨大な流星を持つ小柄な鹿毛のウマ娘と別れた後、黒毛のウマ娘……マンハッタンカフェは、寮の自分の部屋へと戻ってきた。
同室のユキノビジンは、まだ帰ってきておらず、部屋はもぬけの殻だった。
ベッドに腰かけると、マンハッタンカフェはシルヴァーブレイズから受け取ったバスケットを開く。中には2切れのアップルパイと、急いで書いたらしい手紙が入っていた。
「お友達」がアップルパイに鼻をひくつかせながら尻尾をバタバタさせているのをちらっと見てから、マンハッタンカフェは手紙を読んでみる。
『助けてくださり、ありがとうございました。つまらない物ですが、お礼に差し上げます。
お隣にいらっしゃる、赤い目をした先輩のそっくりさんと分け合って、召し上がってください。シルヴァーブレイズより』
「!」
急いでマンハッタンカフェは隣を見た。「お友達」は尻尾をブンブン振り回し、耳をピコピコと動かしている。どう見てもご満悦の様子だ。そしてバスケットの中のアップルパイは、いつの間にか1切れなくなっていた。
「ブレイズさん、あなたは…見えていた、のですか…?」
マンハッタンカフェの口から、疑問が独り言となって漏れる。
これまで「お友達」は、マンハッタンカフェにしか見えたことがない。彼女とよく一緒にいるアグネスタキオンやルームメートのユキノビジンでさえ、「お友達」を視認したことはない。
だが、手紙の文面を読む限り、シルヴァーブレイズには「お友達」がはっきりと見えていたらしいのだ。でなければ、ここまでぴたりと「お友達」の特徴を言い当てるなどできないだろう。
カフェ以外の人が「お友達」を視認できるなど、初めてである。
(なぜ彼女だけ、「お友達」を…?
それに…「お友達」も、ブレイズさんを気にしていたような…)
マンハッタンカフェの視点からいうと、あの時は突然「お友達」がものすごいスピードで走り出し、あっという間に校舎の一角へと消えていったのだ。マンハッタンカフェは、「お友達」が向かった先が理科室だと気付き、またアグネスタキオンが何やら実験をしでかそうとしているらしいと勘付いた。それで理科室に行ってみると、あの状況だったのである。
あれ以降、どうも「お友達」はシルヴァーブレイズのことを気にしているらしく、さっきシルヴァーブレイズを助けて中等部の教室付近まで送っていった時には、しばしばブレイズの方に顔を向けていた。
(「お友達」が他者に興味を持つのはなかなか珍しいのに…。ブレイズさんには、何かがあるのでしょうか…?)
マンハッタンカフェの疑問は、容易には解決されそうになかった。
さて皆様、私とテイエムオペラオー先輩との会話にオペラ要素が入っている、と申し上げましたが、お分かりになりましたでしょうか? 実は、「一弾が悪魔の望む箇所へ命中する弾」とか「白いバラで冠を作る」というのは、オペラ「魔弾の射手」が元ネタになっております。有名なオペラですから、気付いた方もいらっしゃったかもしれませんね。
あ、そうそう。主とかいう方から何やら紙を預かっておりました。ええと、何々…?
『ゴルシと一緒に皐月賞を走ったウマ娘たちの元ネタは、…言わなくても分かりますよね?
さあ、答え合わせの時間です。
ゴッドストラグル←ゼ◯ス
ショーチクコウバイ←◯イショウカドマツ
マジェスグロリア←ディー◯□リランテ
スカイコズミカ←コスモ◯◯ゾラ
ステートオブワイド←ワールド◯ース
グロースバウム←◯ランデッツァ』
だそうですわ。何のことやら分かりかねますが…皆様でしたらお分かりになるでしょうか?
さて、このまま次回予告もやってしまいましょう。
以前に、私の平日の生活の様子をお見せしたかと存じますが、今度は「ローマの休日」ならぬ「ブレイズの休日」をお届けしたく存じます。
次回「大流星の休日」 更新はしばしお待ちくださいませ。
…ブレイズは帰ったようですね。どうも、うp主です。
唐突に出てきてどうしたのか、と言いますと、実はこの後の展開で少し悩んでいるのです。ブレイズの休日を描いたは良いとして、このままあと少しだけ中等部1年生の様子を描いた方が良いのか、それとも一気に時を飛ばしてブレイズを本格化させ、トゥインクル・シリーズへと乗り込ませるのか。
皆様のご意見を頂戴したく存じます。
今後の話の展開をどうするか?
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もう少し1年生の様子を描く
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一気に飛ばしてレースの世界へ向かう