「ふわぁー。もう夜か。」
洞窟に住んでいる青のハリネズミは身体を起き上がらせる。ここにある物は不要物となった物ばっかりだ。
「あ、やべっ…。教会に行かなきゃな。」
青のハリネズミ。「ソニック」は友人がいる。駒王町の教会にいる「シスター」に会う約束をしていたからだ。
「早く行かなきゃ、怒られるな。」
ソニックは「海外にいる義親の娘」からもらった赤靴を履き直し、外へ出る。そのスピードは「音速」の速さだった。山から一瞬で降りて、街中に一瞬で到着する。
「ここだよな?」
そして、到着した場所は「古臭い教会」だった。だがソニックは見慣れている為、何も抵抗なく入ろうとする。
「ん?なんだこの音?」
ゴトンッ!ガトンッ!っと音が聞こえるその中をチラッとソニックは見る。
「キャハハ!!あのシスターの『セイクリッド・ギア』を奪えてしまえばいい!それが私たちの目的なんだよ!」
ソニックは目を見開く。いつも帰れと命令する白髪の神父「フリード・セルゼン」が狂った声を出していた。
「やばいな…、あれは神父じゃない。狂った人だ。」
ソニックは長年の経験かそれを判断した。その光景に見合う情報が多くあった。人を殺す快感を得た狂った表情、剣捌きに。
「助けるしかないよな…!」
ソニックはそう言い、身体を丸め込む。そこには低次元エネルギーを身に纏っていく。ハリネズミが身を守る姿を何という?そう…「スピン・ダッシュ」だ。
「ハァァァ…!」
高速スピンが玄関を壊すと、一直線にフリードに突っ込む。
「な、何だ…!?ぐおぉ!?」
壁を壊す勢いで、フリードは壁に激突する。急な振動と、高速スピンのエネルギーが強くフリードを押し込む。
「ハァ!」
ドゴンッ!と高速スピンが解除されると同時にフリードは壁にめり込み…気絶した。
「き、きみは…敵か?」
黄色髪の少年と少し服が破かれた猫耳少女が武器をソニックに向ける。
「味方…だな。まぁ、それは後だ。シスター…アーシアは?」
「アーシアのセイクリッド・ギアを狙ってるの?」
「はぁ…質問が多いな。」
ソニックが質問が多い事にうんざりしていると、激しい音が聞こえる。
「ここ、下があるのか。なら、アーシアがいるのは…。」
いつもいた相棒がいない事に寂しさを感じながら、道を探す。そして目で探して見つけた場所は地下に続く階段だった。
「OK!そんじゃ…Let's Battle!」
ソニックは2人の質問に答えず、地下に向かって走る。そしてそこで怒っていたのは…黒髪の女性がアーシアの命を掴もうとしていた所だった。
「アーシア!」
ソニックの呼び声は、アーシアや他の人にも聞こえていた。
「ソ…ニッ…ク…さ…。」
ガクッとアーシアは命が消えた死骸へと化した。
「ハハハ!!遅かったわねぇ!ヒーローさん!」
その光景を見て笑う女性を見たソニックの思考は闇の感情へと包ませていく。そして、ソニックが事前に持っていた「カオスエメラルド」が黒く染まっていく。
「アーシアを…。」
「ぶ、部長…あのハリネズミ…何か変っすよ?」
「ええ…悪魔と同等…いやそれ以上の力が…彼に与えているわ。」
「ハハハ…ッ!?」
「な、なんだよ…あの速さ!?」
女性には無かった大きな穴が生まれる。その速さに見ていた外野は…驚いていた。そしてソニックの姿は「負の感情」に包まれた「ダークソニック」へと変貌させた。
「返せ…。オレの友達を!!」
ダークソニックは音速を超えた光速へと変化する。見えないくらいの光の速さは女性を粉々にしていく。
「たす…け。」
そしてその言葉を最後に女性は最初からいなくなったかのように消えていた。
「アーシア…。」
ソニックは目を閉じたアーシアに触れる。冷たく、固定された手先は、ソニックに負の感情を与える。それを見ていた赤髪の女性はソニックに近づく。
「あなた、アーシアの友達?」
「…ああ。でも、負の感情を抑えないと、オレはオレじゃなくなる。」
負の感情を抑えているソニックは元の青さに戻っていく。
「…復活させることはできるわ。」
「え?」
「ええ。でも、これには条件がある。貴方は、私たちと共に戦うの。」
「…自由に散歩は。」
「駄目よ。貴方みたいな動物がいれば、実験動物よ。」
「…アーシアを復活させるなら、それだけでいい。もう会えないけどな。」
「それはどういう…。」
「See You!!Next Time!」
ビュンッ!と青い線を描いたソニックは風のように消え去った。
「どうしますか?部長…。」
「会えるわよ。彼は、私たちが見たことない奇跡を起こしてくれるわ。イッセー、貴方が彼と組むならね。」
「俺が!?グレモリー先輩、お言葉がキツいっすよー。」
「冗談だと思う?」
「…はい。」
そうやって、衝撃的な出会いをしたオレとあいつら。ホントにあれは驚いたぜ。
「フゥ…。アーシアは元気にやってるだろ。」
オレはアーシアに金輪際会わないよう制限を立てた。そういえば、リングが光ってるんだよな。
「結婚式場?果たし状にしては場違いだな。」
リングが導くのは結婚式場。ホント、リングはテイルズのような目的地理由教えてくれないもんな。
「まぁいいか。行くぜ!」
オレは結婚式場に走りに行く。