ようこそ後輩のいる教室へ   作:かりん糖さん

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この小説は2年生編の入学式から始まっています。
新一年生のAクラスの生徒が主人公です。




ようこそ1年Aクラスへ

花粉症がようやく弱まって来た4月。

私は国立の高校"東京都高度育成高等学校"に入学した。

 

 

"東京都高度育成高等学校"

 

 

東京の埋立地にある日本政府が作り上げた、未来を支える人材を育成する全国屈指の名門校。希望する進学、就職先にほぼ100%応える学校。

3年間外部と、先かの連絡は断たれる上、学校の敷地内から出るのは禁止された寮生活になるが、60万平米を超える敷地内は小さな街になっており、何1つ不自由なく過ごす事のできる楽園のような学校だ。

 

 

しかし世の中そんなに甘い訳がない。

きっと何か裏がある筈だ。

 

 

そんな事を考えながらも、私は私の目的の為に、希望の進路のためにこの学校へ入学する事を決意した。

 

 

バスに揺られて数十分、お年寄りに席を譲れといったお約束のようなドラマもなければ、バスジャックされるような犯罪行為も起きる事は無かった。

平凡でありふれた日常から楽園と呼ばれる非日常へと向かっていく

 

 

バスを降りると広大な敷地の中に真新しい校舎が見えた。

改修工事でも行ったのだろうか、汚れ一つない校舎はこの学校の財力を誇示しているかのようだ。

 

 

「…私はAクラスか。」

 

 

クラス名がアルファベットで表されている学校は珍しい。

日本の多くの学校では1組2組と数字で表される事が一般的なのだ。

 

 

クラス分けの紙にもう一度目をやると一番上に見知った名前を見つけた。

 

 

"石上京"

 

 

私の通っていた中学の学年主席にして全国模試一位の天才の名だ。

成績順にクラス分けされる中学で私は普通科ではなく音楽科の人間だったので関わった事は無い。

 

 

いや、一度だけ関わった事がある。

といっても話した事はなく、全校集会の前に受賞者が別室に呼ばれて説明を受けた時たまたま隣になったというだけだ。

 

 

そんな天才様と同じクラスになるだなんて夢にも思っていなかった。

 

 

教室に向かう途中、階段を杖をついて歩く女子生徒に遭遇した。

通学鞄を持ちながら手すりに掴まって進むのは危険だ。

 

 

私の力では彼女を持ち上げて運ぶ事は出来ないが、彼女の鞄を持つ事は出来る。

こんなに彼女を手助けしたくなるのは、彼女が庇護欲をそそる様な美しい容姿のせいだからかもしれない。

 

 

「すみません、宜しかったら鞄をお持ちしても宜しいですか?そのまま進むのは危険ですよ。」

 

 

杖をついた少女は「おや」と声を漏らす。

振り返り数秒私を見つめてからニコリとは微笑んで方を開いた。

 

 

「お見かけしない方のようですし、新入生の方ですか?せっかくですしお申し出を受けさせて頂きます。」

 

 

了承を得たので彼女の元により鞄を受け取る。

 

 

鞄はかなり重く、参考書や教科書の様な質量のある本が多く入っているようだ。

この学校では置き勉は禁止なのか、それとも彼女が几帳面で真面目な性格だから教科書を全て家に持ち帰っているだけなのか気になるところだ。

 

 

ちなみに私は置き勉派だ。

教科書よりも楽譜やレッスンノート、コンクールの為の楽譜研究を行っていた為、教科書はテスト期間や宿題で必要な時しか持ち帰った事は無い。

 

 

「私は2年Aクラスの坂柳有栖と申します。お名前をお伺いしても?」

 

 

彼女も私と同じAクラスの生徒のようだ。

 

 

「坂柳先輩ですね、宜しくお願いします。私は1年Aクラスの九条美空申します。」

 

 

私は自己紹介をして軽く会釈をする。

2階に上がるとこのエリアは2年生の教室が並んでいた。

 

 

「では私は1年生なのでここで失礼します。またお会いしましょう、坂柳先輩。」

 

 

「ええ。良い学校生活を送って下さいね。」

 

 

坂柳と別れて自クラスへと向かう。階段を登ると3階には多くの1年生が居た。

Dクラスと書かれた教室には不良のような制服を着崩した生徒が教卓に足を乗せて演説をしていた。

随分治安の悪そうなクラスである。

 

 

Cクラスと書かれた教室は良い意味で普通だが、真面目そうな男子生徒が仕方なさそうな顔で自己紹介をしようと呼びかけていた。

the普通といった感じのクラスだ。

 

 

Bクラスの教室には優等生っぽい男子生徒が中心となって既に自己紹介を始めているようだ。

仲の良い穏やかなクラスだと感じた。

 

 

最後に我らがAクラスは各々自由に過ごしているようだった。

何も言わずに教室に入り自分の席を確認する。

どうやら窓側から2番目の列の前から1番目の席だった。

 

 

左隣の席にはピンク色の髪をした可愛らしい女子生徒が座っており、左斜め後ろには石上京が気だるげな様子で本を読んで座っていた。

天才様と目を合わせない様に席に着く。

 

 

私が彼女に挨拶をするべきか悩んでいると、彼女は荷物を片付けてから私に向き直って口を開いた。

 

 

「初めまして!天沢一夏だよ!これから仲良くしてね!」

 

 

「あ、うん。九条美空だよ。仲良くしてね。」

 

 

人懐っこい笑顔と無邪気な挨拶をしてくる彼女に一瞬面食らう。

地雷系って言うのかな、ピンクのリボンも彼女の可愛らしさをより際立たせている気がする。

 

 

これが私が1人目に出会ったクラスメイト、天沢一夏との出会いであった。

 

 

入学式を終えた私たちAクラスは担任の指示でホームルームを受けていた。

一番前の席なので内職や落書きは出来なさそうだなぁ。

 

 

「Aクラスの諸君、入学おめでとう。我が校では3年間クラス替えがない為、このメンバーで過ごす事になる。1時間後に入学式があるので全員体育館に集まるように。では今から本校のシステムについて説明する。」

 

 

東京都高度育成高等学校は、全寮制で外部との連絡を制限されている。

 

 

敷地内には様々な施設がそろっており一つの街の様になっており、買い物は学生証端末に保有されているポイントを使って行うそうだ。

1PPt(プライベートポイント)1円換算で、あらゆるものをポイントで買うことができるらしい。

 

 

私達は入学時に800CPt保有している。

このCPt(クラスポイント)はCPtに100をかけた数値がPPtとして毎月1日に生徒に支給される。

 

 

生活態度のほか、定期試験や特別試験の結果によりポイントが増減する事もあるらしい。

そして卒業後希望する進路に進める権利はAクラスで卒業した場合のみ有効となる為、Aクラスを巡って4クラスで争う事になる。

 

 

入学時のクラス分けはAクラスには優秀な生徒が、Dクラスには出来の悪い生徒が集められており、私達Aクラスは優秀な生徒の集まりらしい。

 

 

そりゃ石上君みたいな天才がAクラスになのは必然だが、私のような凡人がAクラスに選ばれる事には疑問しか湧かない。

定期テストで赤点を取ると一発退学になるらしいのでしっかり勉強に励もう。

 

 

その後入学式を終えて日用品を買う為モールに向かった。

 

 

ジャンプーやボディソープは専用のものを持ち込んでいる為買う必要は無い。

トイレットペーパーやティッシュ箱の詰め合わせ、安い食材や調味料、安い食器を幾つか買ってモールから出る。

 

 

帰路につき寮への道を地図アプリで確認しながら進んでいくと、曲がり角で誰かとぶつかった。

 

 

「うおっ」

 

 

「わあっ」

 

 

 

バタンと大きな音を立ててその場に倒れ込んでしまった。

倒れる寸前に受け身の体制を取れたので怪我はしていないようだ。

 

 

ながらスマホが危険な理由を身を持って知った。

落とした端末を確認すると問題なく使用出来、傷もできていなさそうで一安心だ。

 

 

 

「いたた……」

 

 

「大丈夫か?怪我はないみたいだが……。」

 

 

私に手を差し伸べてくれたのは茶髪の男子生徒だった。

差し出された手を掴み起き上がる。

 

 

「ありがとうございます。」

 

 

礼を言いながら立ち上がり彼の顔をまじまじと見る。

 

 

「全く、綾小路君は注意力に欠けているんじゃ無いかしら?」

 

 

「酷い言い草だな、堀北。」

 

 

どうやらぶつかった男子生徒は綾小路というらしい。

隣に立つ黒髪ショートの女子生徒は堀北。

 

 

2人の親密さからここに来る前からの友人か2年生以上の上級生だと推測出来る。

とりあえずこちらの不注意でもあるので謝らなくてはいけない。

 

 

綾小路に向き直り頭を下げる。

 

 

「いえ、こちらこそすみませんでした。曲がり角を警戒して通るべきでした。お怪我はありませんか?」

 

 

「いや、問題ない。悪かったな、えーっと…すまない、名前を教えて貰えないか?」

 

 

「失礼しました。1年Aクラス九条美空です。宜しくお願いします。」

 

 

「ああ、宜しくな九条。俺は2年Dクラスの綾小路清隆だ。こっちは同じクラスの堀北鈴音。」

 

 

綾小路が堀北を指差しながら彼女を紹介するが、彼女は顔を歪めながら綾小路の脇腹を殴っていた。

痛そうな呻き声が聞こえたが、表情から察するに全く痛がってなさそうだ。

 

 

かなり強い力で殴られていたが、涼しい顔をして堪えるとは武芸の心得があるのか、強靭な肉体を持っているのかのどちらかだろう。

しかし見た目は一般的な男子高校生、特別鍛えている様には思えないので前者だろう。

 

 

「ぐふっ…痛いじゃないか堀北。」

 

 

「私の情報を勝手に売らないで頂戴。」

 

 

仲の良いやりとりを眺めていると不意に声を掛けられる。

振り向くとそこには朝一緒に階段を登った坂柳有栖が立っていた。

 

 

いつの間に後ろに回られたのだろうか。

私は驚きで目を見開く。

 

 

彼女はニッコリと微笑み口を開く

 

 

「綾小路君に堀北さん、そして1年Aクラスの九条さんではありませんか。」

 

 

「坂柳か。お前も寮に戻るところか?」

 

 

「ええ、そうですよ。ご一緒しても宜しいですか?」

 

 

「ああ、勿論だ。」

 

 

「仕方ないわね、私も構わないわ。」

 

 

堀北の言葉に坂柳は礼を述べ微笑んだ。

 

 

綾小路、堀北、坂柳と一緒に寮へ戻る事になった。

入学して早々上級生の先輩と知り合う事が出来たのは運が良い。暫く歩いていると不意に綾小路がこちらを向いてくる。

 

 

「ん?何でしょうか。私の顔に何か付いていますか?」

 

 

私は不思議に思い彼に尋ねると彼は首を横に振って否定する。

 

 

「いや、違うんだ。さっきからオレの方を見ていたから何か付いているのかと思ってな。」

 

 

どうやら気付かないうちに彼のことを見つめていたらしい。

これは恥ずかしい。

 

 

慌てて謝罪をする。

 

 

「すみません。知り合いに似ていましたのでつい。お気に障りましたか?」

 

 

「別に謝る必要はないぞ。まあこんな顔立ちだから似たような人は結構いるだろうしな。」

 

 

1年生にあてられた寮が見えてきたので先輩方と別れて自室に向かった。

 

 

中に入るとワンルームにキッチンとトイレ、シャワールームが完備されており生活はしやすそうだ。

備え付けのベッドやローテーブル冷蔵庫も新品のように見える。

 

 

実家から持ってきた荷物もダンボールに詰められている為、荷物を整理する事にしよう。

 

 

それから数日学校生活に慣れる為に努力を続けた。

Aクラスという事もあり、少なくとも赤点を取ると程のアホはいないようだ。

 

 

勉強が苦手な生徒の為に勉強会を開く人間もいる様だが、私は独学で頑張って自習している。

単純にその方が自分の苦手な事柄をじっくり学べる為効率が良いのだ。

 

 

Aクラス内では天才である石上京がリーダーに君臨した。

彼は奇天烈な発想と高い学力を生かしクラスを纏めている。

 

 

しかし実際に皆の前で生徒を引っ張ったり、他クラスとの外交を行うのは高橋修というコミュニケーション能力に長けた生徒だ。

石上はリーダーというよりも参謀に近いが、一応表の顔は高橋、裏の顔が石上といった感じでAクラスは動いている。

 

 

そして来る日のホームルーム。

 

 

「今から大切な連絡が2つあるのでしっかりと聞いてほしい。一つ目だが、全員携帯を取り出して机に置いて欲しい。忘れた者は取りに戻って貰うのですぐに申し出る様に。」

 

 

携帯を持たぬ生徒なんているのだろうか。

現代社会を生きる上で絶対と言って良い程の必需品だ。

 

 

担任は全員が携帯を持っている事を確認し説明を再開した。

 

 

「ではまず、各々学校のHPにアクセスし、新しいアプリケーションをインストールして貰う。アプリの正式名称は"over all ability"だ。インストール後は"OAA"とだけ表示される。」

 

 

黒板の画面が切り替わり、実演を兼ねた実写映像と文字による説明が始まる。

デジタル化された黒板は、効率が良く字や黒板の汚れが気になる事もない為授業に集中しやすい。

 

 

黒板の説明に従いアプリをインストールした。

 

 

「全員ここまで作業が済んだら携帯から手を放す様に。分からない者がいたら挙手をしてくれ。…では今から全員にアプリを立ち上げて貰う。学生証をカメラで読み取る事で、自動的に初期セットアップは完了する。」

 

 

言われた通りに進めるとアプリにログインする事が出来た。

一度ログインすると以後ログインする必要は無いらしい。

 

 

「このアプリには全学年の生徒の個人データが入っている。例えば1年Aクラスの項目を押すと君達の名前が五十音順に表示される様になっている。まずは自分のものを確認してみると良いだろう。」

 

 

言われるがまま自分の名前に触れる。

学力、身体能力、機転思考力、社会貢献性、総合力と書かれた五つの項目と数値が表示される。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

1ーA 九条美空(くじょう みそら)

 

中学3年次成績

 

 

学力    A−(81)

身体能力  C–(41)

機転思考力 B(70)

社会貢献性 B(74)

 

総合力   B(66)

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

ヘルプを開くと学力や身体能力等評価項目の基準の様なものが書かれていた。

これをみる限り機転思考力が70もあるとは思えないのだが、まあここは素直に喜んでおこう。

 

 

学力だって中学時代そこまで高くなかった。

ちなみに石上君はぶっちぎりのトップだった。

 

 

私の通っていた私立中学には普通科と音楽科合わせて5つのクラスがあり、一学年で150人の生徒が在籍していた。

成績上位者は特進クラスが殆どを占めており、そんな中でも私は音楽科の人間で大体32位〜40位の間を彷徨っていた。

 

 

お世辞にもA−という評価を貰えるような学力は持っていないのだ。

だからこのアプリの正当性は微妙だと思うのだが、今は素直に喜んでおく事にしよう。

 

 

このアプリでは、全は学年含めた他者の成績を確認事が出来る為、これらの成績が低い生徒はいじめの対象になる可能性も有る筈だ。

生徒のおおまかな成績を公開し、ランク付けているのには何か意味があるのだろうか。

 

 

休み時間まで全員がOAAにむちゅうになっていた。

 

 

「一夏ちゃんは成績凄く高いね。」

 

 

「そう?まあ前いたところが凄い厳しかったから、あそこでは私レベル何人もいたよ。」

 

 

「そ、そうなんだ。」

 

 

天沢のように優秀な生徒が集まった教育機関、とても気になるがちょっと怖い気もする。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

1ーA 天沢一夏(あまさわ いちか)

 

中学3年次成績

 

 

学力    A(87)

身体能力  A–(83)

機転思考力 D+(38)

社会貢献性 C+(57)

 

総合力   B(68)

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

機転思考力はクラス内でも一匹狼的というか、話したり積極的に関わる事が少ないので評価通りだとい言える。

だが学力身体能力共にトップクラスで、Aクラスの有力な戦力である為桁違いの優秀さを誇っている。

 

 

「それを言うなら美空ちゃんもバランス良いよね。」

 

 

「そんな事ないよ。運動は苦手だし、勉強も中途半端な成績。もっと頑張らないと。」

 

 

「そんな気負う必要も無いと思うけどねぇ。」

 

 

クラス内の優秀者とは違って、所詮私は出来損ないの人間だ。

せめて迷惑を最小限に抑える努力はしないといけない。

 

 

Aクラスに選ばれた事で今まで感じてきた劣等感をより強く感じてしまう。

これだから、私はダメなんだろうなぁ…。

 

 

天才の前ではどんな努力も報われない。

いくら頑張っても届く事のない才能の差を知っている。

 

 

悔しさを通り越して私達を感動させ畏怖させ驚愕させるのが"天才"だ。

 

 

人は平等か否か。

 

 

生まれた時から人には優劣がある。

だからと言って、それを許容できるかと言われれば答えは否だ。

 

 

貴族に生まれたから、平民より偉いなんて理屈を私達は認めない。

私達平民はそんな理不尽に抗う権利を持っているはずだ。

それなのに貴族に逆らえないのなら、それはただの傀儡でしかない。

 

 

私はそう考えている。

だから立ち向かわなきゃいけないんだ。

 

 

それなのに私はずっと立ち止まったまま進む事は出来なかった。

天才を畏怖し認めた時点でここが私の立ち位置なのだと本能的に理解してしまったから。





1ーA 九条美空(くじょう みそら)

中学3年時成績


学力    A−(81)
身体能力  C–(41)
機転思考力 B(70)
社会貢献性 B(74)

総合力   B(66)


【面接官からのコメント】

名門私立中学のに通っている事もあり学力の高い生徒である。
本校の筆記試験においては社会科で満点を収めており、その他の科目でも高得点を叩き出している。
性格は穏やかで、クラス委員を務めていた事もあり人望の厚い生徒だ。
中学時代複数のピアノコンクールで優秀な成績を収めていた事を考慮し、Aクラス配属とする。

【担任からの一言】

穏やかで落ち着いている生徒です。
ピアノが得意で放課後は音楽室で練習をしているようです。
向上心を持ち今後も励んで欲しいと思います。
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