「本当に申し訳ありません!友人として遊び気きてくれたトラベラーさんに怪我をさせてしまうとは!」
「いやいや、怪我したのも俺が意図してやったことだし、それに頭突きでした方の頭が割れるなんて思わなんだ」
「…戦場では通用しないぞ」
「シアンは反省しなさい!」
いきなり戦闘をふっかけてきたとうの本人は素知らぬ顔でお茶を啜っていた。フィーネのお叱りもどこ吹く風だ。
「ルーフェ、貴方もいつまでもトラベラーさんの背中を触ってないで、落ち着いてください」
「でででも背中にグサ〜って刺さってたんですよ!?グサ〜って!」
なんだその表現可愛いな。
俺はルーフェの言動にほっこりしつつも胃痛ポジにいるフィーネに再度気にしないように言う。
「ですが」
「いやほんと気にしないで逆にこっちが申し訳ない」
「……わかりました」
渋々といった様子でフィーネは謝罪をやめる。
こうやって普通に会話してはいるけど全員特色なんだよな〜、俺、ファンの人たちに殺されたりしない?ん?よく見るとフィーネの服に何か染みがついているように見える。
「…?あぁ、これですか、護衛任務の時に襲撃してきた相手の返り血です。流石に御師様のように浴びぬようにするのは難しいですね」
「ヒェ」
サラッと恐ろしいこと言ったんだけど。え?返り血?フィクサー怖すぎぃ!そんな生活をレリックも送ってたやってマジ!?その時のこと小さい頃から見てたはずなのに全然知らないんだけど!?
「しかし、トラベラーさんは愉快な方々に好かれていますね」
「愉快?いやまぁ、見てて楽しい人たちではあるけど」
「そうです!レリックさんやアビスさんとはどういう関係なんですか?なんだかL社の方々よりも距離感が近いような気がしまして」
ん?あの二人との関係か……そう言われてみると不思議だな、普通だったら前世の記憶を思い出しただけなら“俺”はいないわけだし、アビスに至っては本当にいつの間にかいた、俺たちそっくりな何かだし。じゃあなんでアビスが俺たちなのかって言われると、なんとなくそんな気がするってだけだから確証はない、けどあいつが悪いやつではないのは今まで一緒に過ごしてて分かってるし、今更離れようとも思わないんだよなぁ。じゃあ俺たちの関係は何かって聞かれると。大事な“相棒”だって言える。ん〜〜でも俺たちの関係をそれで全部を言い表せるわけじゃないしな。
俺は頭で考えていたことを意を決して口に出す。
「俺たちは幼馴染で、姉妹のように育ってきた大切な相棒さ。今はそれだけだな」
「なるほど、つまりは家族同然のような存在なんですね」
「まぁ〜そう言うことになるのかな?」
知らぬ間に転生した時から始まった第二の人生だけど。悪くないどころか本当に楽しいことだらけだ。同じ秘密を共有する相棒たちに頼れる会社の先輩方、それに俺のことは知らないだろうけど、ゲームではよく世話になってた自職員たち、そして本家とは違う面白おかしくアブノマたち、こんだけ良いことばっかりなのにこれ以上ってのは高望みでしょ?
「ふふ、随分と優しく笑うのですね。それだけあの二人が愛されてるということなのでとても微笑ましいです」
「あれ?笑ってた?」
「はい、とても素敵な笑顔でしたよ」
ひゃ〜イケメンだわ、もしも俺が心まで女のだったらキュンとしてたかもしれないな。
−−−でも、あいつらが好きだってのは確かに当たってるかもな〜
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