「はぁ、流石に俺だけ聞くだけ聞くのもなんだから話すけどさ。あまり他人に言いふらさないでくれよ?」
「うんうん!僕はこれでも口が硬いからね!」
「じゃあ、俺がまだ身体を得てない頃からの話だけど」
俺はこの世界に来た時のことを思い出しながら話す。
【 ???の過去 】
(ふわぁ〜、あ〜よく寝た。さてっと、ロボトミの続きでもするか〜)
ん?なんか声が高い?それになんか部屋の内装がいつもと違う気がするな。
「だ、だれ?」
(うん?誰って言われても、うん?子供?)
俺の妹……じゃないよな。うん、違うな、俺は一人っ子だしな。
「も、もしかして私が悪い子だから攫いに来た悪魔!?」
(いや誰がそんなことするか!犯罪だわ!)
「……じゃあ、だれ?」
(俺は……あ〜名前忘れた)
なんでだ?俺は確かに昨日まで名前を覚えたはずだし、家で寝てたはず。それなのになんで知らない家の知らない子供の前にいる?
「お姉さん名前ないの?」
(お姉さん?いや俺は男……)
嫌な予感がして俺は自分の身体を見渡すと。明らかに男の体付きじゃないのがわかる、腕は細くなっているし、胸もある。間違いなく女だ。
(マジか〜)
「…あ、えっと、元気出して?お姉さん」
(すまん、ちょっと現実が受け入れらんない)
突然こんなことになって受け入れられるはずがない。ここはどこだ?なんで俺の身体は女になってる?そのどれもが分からないけど一つだけ分かることがある。
(…お嬢ちゃん、名前は?)
「私?私はゼロ!いつかかっこいいフィクサーになるのが夢なの!」
このゼロという少女の成長した姿であると言うことだ。身体も透けているし、俺自体には身体がないんだろう。子供の手前、情けないことなんて出来ないから目を瞑って考え事をするしかない。
「ねぇねぇ、お姉さんは誰なの?」
俺はゼロに声を掛けられて考えていたことを中断する。子供に言っても分からないだろうし、どうしようかなと考えてると妙案を思いついた。
(俺はな、キミの友達だよ)
「友達!?ほんと!?」
(ほんとだよ〜)
ちょっとだけおちゃらけて言うとゼロは嬉しそうに飛び跳ねる。
「やったあ!初めてできた友達だ!」
(初めて?学校ではいないのか?)
「学校は行ってない!フィクサーをやるために特訓してるの!」
まただ、さっきから言ってるけどそのフィクサーってなんなんだ?もしかしたら俺は俺の知らない場所に飛ばされた?のかも知れないな。
(フィクサーってなんだ?)
「フィクサーを知らないの?じゃあ私が教えてあげるね!」
−−−嬉しそうに顔を綻ばせて話し出すゼロを、微笑ましく思っている俺と、これから先どうすれば良いのかと不安を感じる俺がいる。どちらにしても、これからはこうやって過ごすしかないんだろうと、薄々勘づいていた。
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