「いや〜!負けた負けた!今回は勝つつもりでおったのだがな〜!」
「ギリギリだったっての、こんな瀬戸際の戦い二度とやりたくねぇ」
「うわトラリン、ボロボロだね」
「貴様いつも何かしら怪我をしとるなぁ」
怪我したくてしてるわけじゃない。必死こいてやってたらいつの間にか怪我してたんだ。
「それではこの我に勝利した褒美に、我が権能『失楽園』をくれてやろう!」
「確かに失楽園は強いけどさ。俺らの中でそれ使いこなせるやついないんだけど」
唯一使えそうなアビスはそもそも白夜を毛嫌いしてて絶対に使わないだろうしな。
そう思ってると白夜は羽を指に見立てて左右に振る。
「そんなことは我も把握しているとも。だから貴様に我が使徒を貸してやろうと思ってな」
「我が使徒って、元々は俺の職員じゃボケ」
良いやつかと思ったら一気に職員持っていきやがって。
「さぁ!来るがいい!第一使徒オノリオよ!」
「どうも、ご紹介に預かりましたオノリオです」
白夜が呼ぶとオノリオは当時のままの姿で出てきた。
「まぁ、やっぱり失楽園って言ったらお前だよな」
「そうですね。俺は大分と管理人に気に入られてたのかしていつも高品質の装備でしたよ」
実際ギフトモリモリで一番強かったのオノリオだしな。自然とそうなってたし今更変えるつもりもなかった。
「なんとも不思議な気持ちです。姿の見えなかった貴女と今はこうして肩を並べることができるとは……ところで俺の記憶では管理人は男性だった気がするのですが?」
「あぁ〜……性転換した!」
説明するのが面倒くさかったので色々と端折った。
「なるほど、そうだったんですね」
「納得すんのかい」
「全くもって話についていけないけどこのオノリオってのはお前の知り合いなのか?トラベラー」
ジョシュアがそう聞いてきて俺は言葉に詰まった。流石に本家の方の話をみんなにするわけにもいかないしと悩ませていた。
「えぇ、彼女は私の元の職場の上司でしてね。よくお世話になっていたのです」
「ほ〜お前さんが妙に指示慣れしてると思ってたけど、そこそこ良い職場にいたんだな。なんでこんな危険な仕事をしようと思ったんだ?」
「え?あぁ、それはレリックがいるからだよ。俺ら三人は小さいころから一緒だったし、なんか離れてても落ち着かないしな」
だからオノリオ?小さな声で山田くんって言ったのは見逃さないからな?後で覚えてろよ。
「へぇ、エリートまっしぐらなのにそれを捨ててまで来るなんておじさんには出来ないわ〜」
「………そんな大層なモノじゃありませんでしたよ。俺も、管理人も」
まぁ、そうだよな。十二使徒からすれば顔も見えない相手にゲーム感覚で自分の命を握られてるんだからな、ふざけるな!って言われてもおかしくはない。
「管理人…他にみんながどう思ってるかは分かりませんが。少なくとも俺は貴女のことを恨んでいませんよ、なのであまり気しないでください」
−−−俺の思ってることを見透かしているかのような言葉が、俺に向けられた
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