私と我と俺のお仕事。   作:CoCoチキ

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 ビナー語が難しいです。


⚫︎抽出チーム
百十一話 鬼?いやいや拙者は桃太郎である!


 

 つ、遂に来てしまったあの人がいる抽出チームに。

 

 「あぁ、よく来たね小さき小鳥と幼子たちよ。歓迎しよう」

 「あばばばばばばば!」

 「トラリンが電話みたいに震えてる」

 「何があった」

 

 俺が呼び捨てにできない数少ない人その2の人がいるって!やばいって!何がやばいって色々やばいってこの人は!

 

 「どうした?そんなに怯えることはない、小さき小鳥よ。さぁ、近くに来なさい」

 「でで、ではお言葉に甘えて」

 

 この人は死とかそういうベクトルとは違う意味で怖い人なんだよ〜!なんで俺だけ呼ぶんだ〜ダレカタスケテ!

 

 「…して、ある風の噂を耳にしたが小さき小鳥が紅茶を好んでいると。それは真か?」

 「え?あ、はい、紅茶の種類はあまり詳しくないですけど。ダージリンとかウバやアールグレイとか、人気な物を飲んでたりしますね」

 

 急に紅茶の話を…まさか俺が紅茶にわかなのを知ってて紅茶を飲む資格なし!バシン!みたいなことが!?

 

 「ほう…ではどの種類を好んでいる?ファースト?セカンド?オータムナル?」

 「オータムナルです」

 「ストレート?ミルク?」

 「ストレートですね」

 

 なんだ?なんだ?一体なんなんだ?目の前でニコニコと笑っているこの人の考えがわからない!!

 

 「ストレートは渋味や苦味が風味がよく感じ取れる」

 「そそ、そうですね!ああああの、そろそろ仕事があるので」

 「ふむ?そうか、ではまた来なさい、今度は茶を淹れて待っていよう」

 

 なんか次の機会も約束させられた!?

 

 「あんなトラリン見た事ないんだけど」

 「捕食されるのを待つだけの小動物になっておったな」

 「いや誰だってああなるって、あのビナー様だぞ!?」

 

 あれはもはやトラウマもんだぁ〜〜!あ、抽出チームの説明受けてなかった。

 

 結局何がなんだかわからないまま収容室に入ると

 

 「来たか!!」

 

 和風な男が仁王立ちで収容室に立っていた。

 

 「拙者の名は“桃太郎”!よろしく頼む!」

 「…え?桃太郎?」

 「うむ!」

 「鬼だよな?」

 「鬼である!」

 

 なのに桃太郎なのか?なんだこいつ。訳がわからん。

 

 「むむ!よく見るとお主、雉ではないか!」

 「はいぃ!?」

 「さぁ!このキビ団子を食べて腹を満たせ!そうして共に鬼退治をしようではないか!ハッハッハ!あ!拙者も鬼だった!」

 

 なんだこいつ(本日二度目)

 

 「うむ!折角の再会だ!共に酒を飲もう!なぁに!酒が飲めなくとも桃のジュースがある!共に騒ごうぞ!」

 「え、いや、いきなり収容違反か?ってちょっとまって俵みたいに肩に担がないで」

 「これからが楽しみであるなぁ!!」

 

 −−−そのまま抽出チームのメインルームで自称桃太郎が宴会をする中で俺はビナー様と紅茶を飲んでいた

 





 

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