今日も今日とてビナー様とお茶をした後に作業に行く道中で、昨日のことを聞くと、あれから俺は寝たきりで仕事が終わるまで眠ったらしい。起きても裸の巣の影響なのか返事が覚束ない状態で危なっかしかったとかなんとか。
「なんだかあの時のトラリンはアリスちゃんみたいだっだよ!」
「すまん、まるで想像がつかない」
それは言動がそれっぽかったのかそれとも行動がそれっぽかったのかさっぱり分からん。
「まぁそれでもビナー様には感謝しかないな〜俺でも感染してるのに気づかなかったし」
「ふむ、我は嫌な空気を感じたが、確信を持てず黙っていた、すまぬな」
ってか感染して生き残ってるのって俺が初めてじゃね?マジで良かった。生き残れて。
今日のアブノマの収容室に入るとどこかマスコット感がある空飛ぶ植物がつぶらな瞳で俺たちを見ていた。
「うん、文字にしてみると余計に意味がわからん」
「キュキュ〜♪」
そいつは俺の顔に擦り寄ってみてその花弁で出来た頭を擦り付ける。こいつに関しては尻尾の棘にさえ気を付ければ安全で、自制が高ければ勇気と慎重を上げるのに便利で、ほんと優秀な子。
「キュ〜?」
「いや、尻尾の棘は良いかな別に、いま十分に幸せだし」
「キュ〜?」
「そうそう、だから平気なのよ」
なんとなくニュアンスで「本当に良いの?」って聞いてきた気がするのでちゃんと拒否をしておく。
あれ?そういえばいつも可愛いので騒がしいレリックが静かだな。
「うん?」
「もう我慢できな〜い!!」
「うわぁ!?」
「キュ〜!」
丁度後ろを見ると『ボーキュバス』ごと俺のことを抱きしめた。ボーキュバスも触れ合いが楽しいのかその身体を巻きつけてくる。
「なんでそんなにトラリンは可愛いの〜!もうトラリンと可愛いが一緒になれば最強の可愛いじゃない!!」
「お前何言ってんの!?」
レリックは何かにつけて俺のことを可愛いとか言ってるけどそんなことはないと思う、俺の容姿は完全にレリックだし…いやそれで自画自賛になってないの凄いな!?
「ってかいつも思うけどよくこんなんで良判定が出るな、これ作業と言うより戯れてるだけな気がする」
「あながち間違いでもないであろうよ」
愛着ってコミュニケーションなんだろ?じゃあ余計にそうじゃん、いやアブノマ相手だから命懸けだけども、作業の内容でなんだこれ?って思うようなやつが幾つかあったからさ。
「ところで良い加減離してくれない?作業時間が終わりなんだわ」
「え〜もうちょっとだけいいでしょ?」
「キュ〜?」
「……はぁ」
俺は逃げられにことを悟って早々に抵抗をやめた。
−−−結局出れたのはあれから三十分経ってからだった
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