私と我と俺のお仕事。   作:CoCoチキ

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百十六話 ま、愚痴くらいは聞けるよ?

 

 【 ティファニー視点 】

 

 「あらら、もうちょっと見守るつもりだったけど。まっさかこんなことになるなんてね〜」

 

 この支部に来てはや一ヶ月とちょっと、偶然にも前世の記憶を持っていた俺はこれまた偶然にも管理人と一緒に仕事をすることなって驚いたねぇ。最初はあれ?見間違いかな?なんて思ってたけど普通に見えてるし声も聞こえるから見間違いじゃあないのは確かだったね。

 

 「うん?ほほう?なになに?おじさんと狙撃対決?負けないよ〜」

 

 元々は俺が使ってたピンク装備を着たなんかよく分からんのがいて俺と同じくらいの距離から狙撃をしてくる。けどもまぁ、狙いがブレブレで射線分かりやすすぎだし、負けるわけないわな。

 

 メカニカルで頭を撃ち抜かれた何かはチリのようにサラリと消えていく。そして消えた分だけまた何かは産まれるみたいだけど。メイソンちゃんが管理人に抱きついてから戦いやすくなったわ〜

 

 「あらよっと」

 『シンデイク……マタダレカガシンデイク』

 

 この支部で管理人を見てなんとなく溜めやすい子なんだなぁとは思ってたけど。新人ちゃんたちがいるから大丈夫かなとも思ってたんだよね。なんか暴走してるけど。

 

 「ほらほら、そんな風に俯いてないでさ?楽しい話を聞いて美味しいモノを食べて、お酒で酔っ払ってぱ〜っとやっちゃおうぜ?そうすりゃあ暗い気分なんてあっという間に吹っ飛ぶさ、そこに酒を注いでくれる健気な後輩がいればよりグッドだね」

 

 誰かに話すだけでも気楽になるもんさ。管理人はちょっと難しく考えすぎなのさ、誰かに頼っているように見えてどこか一人で解決しようとしてるよね。

 

 「だからちょっち気付くのに遅れたりするわけ、こ〜れでもおじさん人を見る目は確かにあるのよ?」

 『キョウハナンニンノギセイガデタンダ?』

 「誰も死んでないよ〜」

 

 なんだかセフィラコアの抑制を思い出すな〜ありゃ大変だった。特に赤い霧の攻撃なんていったい何回ギックリ腰にされたことか分かんないわ。

 

 「管理人のことおじさん含めてたくさんの子が待ってるんだからひきこもってないで出てきなさいな」

 

 そんなところで腐ってないでさ、おじさん…は流石に無理だけど職員の子たちと一緒に遊んで今を楽しもうじゃないか。

 

 「ま、そのためにも少しだけやる気出しますか。こう言うのは若い子に任せたいんだけどね」

 

 『黒の兵隊』から教わったお手製手榴弾を投げて撃ち抜く。手榴弾は弾けて何かの体力を削っていく。

 

 「さてと、やる気を出すと言ってもおじさんがするのはほんの少しの後押しだけ」

 

 −−−だって、おじさんよりも説得するのに最適な子がいるのだもの

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