【 アビス視点 】
『オレノテノヒラカラハ……コボレオチテバカリダ』
「トラベラーよ、貴様は我の知る限り、涙を流したことなど一回もなかったな」
我らは同じ魂を持つ存在でありながら異なる運命を辿ってきた、そんな我らが互いを大事にし、共に生活をしてきた。
「しかし、我は貴様のことを何も知らなかったのだな」
E.G.Oの力を引き出し、我の姿は変貌していく、手足が鱗に覆われ、尾が生える。
「悔しいものだな、家族同然の貴様がの助けを求める声が聞こえていなかったのだから」
トラベラーの生み出した幻影を尾で締め付け押し潰す。腕で貫き、杖で消し飛ばす。
「なぁ、トラベラー……我では頼りがなかったか?それとも我にような怪物を信頼できなかったか?いや、貴様のことだ、大切だからこそ言えないなどの言うのであろうよ」
しかし、貴様が我らの大切に思っているように、我らの貴様を大切に思っているのだぞ?もしもいま、貴様が息絶えてしまったのなら我は生きる価値というものを失ってしまうであろうな。
「クハ♪難儀なものだな、誰か一人でも息絶えれば残ったものが絶望する」
『ウゴケナイ……タスケラレナイ』
そんな貴様を!過去の幻影どもが連れて行こうとする!
「幻影風情が頭に乗るなよ。そやつは貴様らにくれてやるほど安い存在ではないのだ!消え失せるがいい!!」
詠唱をせず、黒い魔力砲を放ち幻影どもを欠片も残さずに焼き尽くす。
我はまだ貴様と過ごし足りないぞ。貴様は違うのか?ずっとそのまま幻影を見続け、ジッと見ているつもりか?そんなこと我が許さんぞ。貴様にはまだまだ付き合ってもらわねばならんからな。
「故にさっさとその“殻”から抜け出してもらわねばな、貴様とやりたいことがたんまりとあるのだ。貴様とレリックの三人で遊びに行き、共に美味な物を食べ、バカな話で笑い合い、そんな普通の生活を謳歌するのだ!」
ひたすらに幻影を蹴散らしトラベラーへと接近する。
一人でそこから出ることが出来ぬならば、その釘をへし折ってでも引きづり出してくれる!
「幾度となく出会いと別れを繰り返した我が、ここまで失いたくないと感じたのはこの世界が初めてだ。絶対、絶対に我は貴様を諦めたりはせんぞ!」
それが遥か宇宙の彼方であろうと、遥か遠き次元であろうと見つけ出して連れ出して見せる。諦めの悪さは貴様譲りであるからな。我もレリックも貴様がいない生など想像すらしたくない。
「グゥ!どけぇ!!塵芥どもが!我が道を阻むな!!」
−−−我でさえこうなのだ。今更諦めるなどと言ってくれるなよ!
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