百二十一話 受け入れ停止
昨日の騒動の後、鎮圧に参加したメンバーに羽飾りが頭に付いていた。それと白と黒が入り混じった白衣のようなE.G.Oと翼を模った柄のロングソードが保管庫にいつの間にかあったらしい、あれは多分だけど、終末鳥や白夜と同じ鎮圧ボーナスだと思う。それで当の本人である俺はと言うといつものように出勤すると。
「受け入れ停止?」
「あぁ、本部の方でごたついているらしくてな。こちらに輸送するアブノーマリティに手を回すことすらも出来ていないらしい、よって本日からしばらくは既存もアブノーマリティの世話をするだけで構わん」
なるほどつまりはいつもの業務ってことか。
「とりあえずは分かった。アン先輩」
いや、そもそも本部がごたつくって何?一体何があったらそんなことになるの。
「なんだか忙しそうみたいだね〜」
「そうらしい、が、気にすることもなかろう」
それもそうかと思い、俺は黄昏に着替えて作業に入る。あのE.G.Oはアンソニーがこっちに来た時のお祝いように取っておくことにした。アン先輩もあのE.G.Oは俺に一任してくれるらしいし。
「ちょっと」
「うん?アリス?」
「昨日、あなたを検査した時に気になることがあったから採血させて欲しいのだけど」
気になること、昨日のあれに関しては気になることしかないと思うけど。
「分かった。今からか?」
「そう…今から」
俺は頷いてアリスの後ろについていき医務室に入った。本来ならメインルームの装置で傷は治るからここに来る必要はないんだけど、俺は気付けばここのお世話になってる気がする。カルテに書かれてる名前もほぼ患者が俺の名前ばかりだった。
「準備できた、腕を出して」
苦笑しながらカルテを眺めてるとアリスが採血機の側でパチパチと何かを弄ってる。大人しく手を差し出して待っているとチクっとした痛みがした後に血が抜き取られている感覚が伝わる。
「………なるほど」
採血機を弄っている手を止めて興味深いとも言えるような顔で頷く。
「やっぱり、あなたの血を採血してみて分かったけど、あなたの血液からはエンケファリンの成分が流れていることが確認できた」
ん?それは初耳だな。どういうこと?
「あなたは昨日の出来事で、ギフトやE.G.Oに呑まれて同期していた。つまり、一時的にアブノーマリティになっていたのは分かる?」
それはまぁ、証拠の品とかあるし。
「そのせいなのかお陰とも言って良いのか分からないけど、あなたは今まで以上にE.G.Oとの親和性が高くなった。無理をすれば昨日みたいなことになる可能性があるってこと」
「え〜っと、要するに俺はアブノーマリティになり易くなったってこと?」
「簡単に言えばそう」
俺はそれを聞いてどういう反応をしろと?
−−−とは思ったけど口には出さないでおいた
どんなif世界線を出して欲しいですか?
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