「それじゃあ次の訓練内容なんだけど、ジョイとジェミニはまず武器に慣れるところから始めようか。あそこの的に弾を十発連続で当ててくれ、アセラはアブノマとの実践をやりつつ世話の仕方を教えるから少し待ってて、アンソニーとリンはレリックかジョシュアの指示を聞いて早速業務に取り掛かってほしい」
順番に指示をして二人の銃の構えから教えていく。
「おい、トラベラー、どうしてあの二人が先に業務なんだ。贔屓じゃないだろうな?」
「それはない、アセラも見てたと思うけど二人はE.G.Oを使いこなしてたろ?だから教えられることがないってのが正直なところだ。お前はどうだ?ちょっと扱い辛かったんじゃないか?」
アン先輩から聞いたけど、E.G.Oを使いやすいように加工してるとは言ってもそれで長時間使っていれば呑まれる可能性があるらしいから、アブノマに慣れていない人は使うのは推奨出来ないんだと。
「…確かに、普段の獲物と勝手が違ったが」
「そういうこと、まずはアブノマに慣れることから始めないと、ほら、準備運動だと思えば理解は出来るだろ?」
「あぁ、納得した」
俺の答えに満足したアセラはそのまま壁に寄りかかり、俺が二人に武器の扱いを教えるのを見ていた。
「そうそう、的に当てるだけで良いからな、俺は銃の扱いが上手くないから最低限のことしか教えられない、詳しく知りたいならヨウマ隊長に聞けば良いぞ」
とりあえず形だけでもしっかりとしておけば隊長がなんとかしてくれるはず。うん、銃に関しては丸投げです!
そんなことを考えていた罰が当たったのか。
−−−ズガァアアン!!
メインルームの扉が突然吹き飛んで来て目の前の的を壊していった。
「………」
後ろを見るとそこには前以上に機嫌が悪くなってるシアンと申し訳なさそうに手を合わせてるクリークが立っていた。
「…トラベラー、あれは確か特色だったと記憶してるんだが」
「合ってるよ、あとついでにジョイとジェミニ連れて避難しといて、八つ当たりに付き合わされるから」
俺がアセラたちを別の部門に行かせるとシアンが大剣を振り下ろしてきたので防ぐ。
「何があったか知らないけどさ、後で扉の方弁償してくれよ!」
「……」
「なんか喋れよ!」
「すまん!今のこいつめっちゃ機嫌悪くて止められんかった!」
そうだと思った!前に今度も付き合えって言ってたもん!
辛うじて攻撃を躱して肩を踏んで後ろに回り込む。シアンが後ろに振り返ったところでバク転して顎に蹴りを当てる。
「ど〜よ!俺を前までの俺と思ったら大間違いだぞ!バク転キックが出来るくらいには成長したんだ!」
ちょっと自慢気に言ってみると、シアンが蹴られた顎を摩って獲物を前にした猛獣のような笑みを浮かべてきた。
「ッヒュ!」
「……確かに、前よりは楽しめそうだ」
−−−俺はこの時、やってしまったと後悔した
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