私と我と俺のお仕事。   作:CoCoチキ

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百三十四話 トラベラー独占インタビュー

 

 昨日、みんなに料理を振る舞った後はしばらく雑談をして解散、そして次の日にはアン先輩がこの間のカメラマンとインタビュアーを連れてやってきた。

 

 「はぁ、俺に独占インタビュー?」

 「そうだ、L社の中でもお前が一番話を聞きやすいと言うのと、前の鎮圧の様子を見て是非インタビューさせて欲しいのだと」

 「なんか一気に有名人になったな」

 「……この際だから言うがお前たちはかなり前から注目されてたぞ。なんせ極彩色の旅人と交友関係を持っているのだからな」

 

 あ、言われてみればそうじゃん、夢幻たち特色だから、そんな中でL社の職員である俺らが友人っての、かなりすごいことじゃん。

 

 「う〜ん」

 「無理なら無理で構わんとこの者たちの社長も言っていた」

 

 示し合わせたように同時に首を縦に振るテレビ会社の二人。

 

 「いや、変な質問じゃなければ別に良いけど」

 

 その言葉を聞くと彼らの同僚と思わしき人たちが後ろで「ヒャッホー!」だとか歓喜してた。テンション高くない?

 

 「それでは質問をさせて頂きますね!」

 「よろしく」

 

 今更だけどこれ生配信?

 

 「まずは最初の質問です!数ある翼の中でL社に就職しようとした切っ掛けはなんでしょう?」

 「それは幼馴染と一緒に決めたからだな、離れることは考えられなかったから入る時は同じ場所って決めてたんだ」

 

 この理由もよくスラスラと出るもんだ。実際は幼馴染どころか同じ存在なんだからな。

 

 「仲が良いんですね。それではアブノーマリティで印象的だったモノはなんでしょう?」

 「終末鳥だな、俺がピンチになると助けてくれた。俺の装備もあいつのだし」

 

 黒ウサギの時は本当に驚いた、鎮圧してもないのに黄昏に変わってたしギフトの羽も貰ったしで。

 

 

 「なるほど、それではアブノーマリティで気をつけるべき相手というのは?」

 「輝く腕輪となんでも変えて差し上げます、そして地獄への急行列車、収容してる中でやばいのはこれだな。ツール型っていう道具のアブノマなんだけど列車以外は絶対に使わないほうがいい」

 

 もうほぼ置物になってるからなあの二個。

 

 「一体どのようなことをしたらあれほどの強さを?」

 「ん〜ヨウマ隊長の訓練とゲブラーの姐御の訓練の成果かな、キツいけどあれを耐えれば強くなれる。後は実戦」

 

 なんだかんだでシアンとの戦闘で嘴の使い方や天秤の使い方も分かったし。

 

 「かの有名な旅人事務所の方々と交友関係にあると言うのは?」

 「事実だな」

 

 むしろそれ知ってて来てるのでは?

 

 「では最後に、同僚の皆様のことをどう思っているのかを聞いても?」

 「え?好きだけど?」

 

 どこかで頭を打ちつけるような音がして驚いて周りを見渡すが、特に誰もいなかった。

 

 「即答ですね」

 「そりゃそうでしょ、好きじゃきゃそもそも関わりすらしないし、この日常を守るためならなんだってする。そのためにももっと強くならないといけないしな」

 

 っていうか最後の質問がこんなので良かったのか?

 

 −−−後日、このテレビを見ていたみんなが揃って悶えていた。一部を除いて

 

 

どんなif世界線を出して欲しいですか?

  • (if)トラベラー
  • (ねじれ)トラベラー
  • 図書館(指定司書)
  • 図書館(司書補)
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