「ヤバいトラリン!」
「……ごめんちょっと昨日の疲れ取れてないからあんまり騒がないで」
「黄昏着れるようになるまでひたすらに作業と訓練を繰り返しておったからな」
メインルームのソファーで寝転がってるとレリックが手紙を一枚持って慌ててやってきた。
「何がヤバいの?」
「お母さんとお父さんが会社にやってくる!」
「あ、確かにそれはヤバいかも」
アン先輩のお陰で俺とアビスがレリックのクローン体に人格を移し替えたみたいな感じで収まってるけどレリックの両親となると話は別だ。どうしよう。
「それと、お母さんがトラリンに会ってみたいって」
「……俺のこと話した?」
「多分、前のインタビューの時」
そっか〜それはどうしようもないな〜どうしよう。
「おぉ!ここがかの有名なL社の中か!」
「凄いわね〜!ここに来る途中で私、レティシアちゃんからお花を貰ったわ!」
「お前はテレビ見てから会ってみたいっていつも言ってたな」
来ちゃった!
「お父さん!お母さん!」
「ゼロ!久しぶりだな、元気にしてたかい?」
「私はいつでも元気だよ!」
「良かったわ〜、私ずっと心配だったのよ。突然『フィクサー辞めてL社の社員になる!』って言ってたから」
白を基調にしたスーツを着て黒いマントを羽織った二人の男女がレリックと仲が良さそうに話す。何を隠そう、あの二人こそレリックの両親だ。
「キミがトラベラーか!テレビで見てたよ!いや〜僕も年甲斐なく興奮したなぁ、あんな風に戦えるなんて」
「まぁまぁ!本当にゼロにそっくりだわ!まるで姉妹みたいね!」
「お、おう、どうもドリーム夫妻、トラベラーと申します」
男性の方が俺の手を取って握手をする。女性は俺の顔をまじまじと見て娘にそっくりだと興奮してる。
「楽に話してくれて良いよ。僕のそっちの方が気が楽だ」
「あ、はい」
「改めて、僕はジョージア・ドリーム、親しい人からはジョーと呼ばれている。よろしくね」
「私はアナスタシア・ドリーム、親しい人からはターシャって呼ばれてるわ、よろしくね!」
距離感が近い!
「え〜二人はどこに所属してるん…だ?見たことない制服だけど」
「あぁ、僕たちは『白紙事務所』に所属しているんだ。弟のバーダルフが僕たちのために建ててくれた事務所でね、いつも助かってるよ」
弟いるんだジョージアさん。いやそうじゃなくて、白紙事務所?どこかで聞いたことがあるような。
「は、白紙事務所!?白紙事務所と言えば旅人事務所に並ぶほどのビックネームじゃないですか!新人くんのご両親はそこに所属してるんですか!?」
あぁ、そうだ。この間夢幻のとこに遊びに行って聞いたんだった。確かフィクサーの所属人数は千人以上、そして依頼達成率は100%のとんでも事務所だとか。
「しかもバーダルフ氏と言えば、『蒼白の狙撃手』と言われている人じゃないですか!その人のお兄さん!?」
「「「え?」」」
「待って私バルおじさんが特色なの初めて知った」
いつも誰だと思ってたけどバルおじさんまさかの特色かよ!?レリックの家族もただもんじゃねぇな!?
「まぁ、教えてなかったからね。あ、僕は特色じゃないよ?まだ二級フィクサーさ」
「私は一級〜あなたよりも優秀ってことよね!」
「おいおい、僕はいつでもキミに負けてばかりだよ。キミの魅力にはいつも勝てない」
「あなた!」
「お前」
人前までイチャつかんでくださいドリーム夫妻。
「人前でイチャつかんでくださいドリーム夫妻」
「おっと、失敬」
っは!つい心の声が漏れてしまった!
「ところで、トラベラーキミは娘とはどういう関係なんだい?」
「ちょっとお父さん!」
「止めてくれるなゼロ、僕はテレビの前で好きだと豪語した彼女の気持ちを知っておきたいんだ」
あ、そういえば独占インタビューも放送されてたっけか。
「家族」
「ほう?僕たちを差し置いてかい?」
「レリックへの愛情なら両親であるドリーム夫妻にも負けないという自負があるので」
まぁ、俺の場合は姉妹愛みたいなものだけど。
「……あははは!凄いなキミ!面と向かってそんなことを言われたのは初めてだよ!」
「一つ気になったのだけど、家族ということはゼロはトラベラーと一緒に過ごしてるのかしら?」
「うん!トラリンともう一人アビスンとテンテンくん!そしてミライくんと一緒に過ごしてるのよ!」
「うん?……うん?かなり大人数なんだね?」
色々とあったからな。
「それにしてもここ最近のトラリンのデレっぷりが凄い。ツンの後にデレデレが来る!」
「誰がツンデレだ!」
俺は割と素直に気持ちを言ってるだろう……そうだよな?
−−−その後は特にトラブルとかもなく、楽しく会話をした
どんなif世界線を出して欲しいですか?
-
(if)トラベラー
-
(ねじれ)トラベラー
-
図書館(指定司書)
-
図書館(司書補)
-
図書館(館長)
-
L社(セフィラ)
-
フィクサー(特色)
-
その他