百四十九話 見るな!!!!
昨日は血の風呂は別のベクトルで衝撃的な一日だった。まさかレリックの家族があんなハイスペックだったなんて。
「あんまり考えないようにしたいけど、レリックの両親だしな〜一緒に住んでるから顔は合わせるよな?」
「そうだね。お父さんもお母さんも子離れ出来てないんだから。全くもう!私はもう子供じゃないのにね!トラリン!」
いや〜俺には分からんな。別に愛されてないわけじゃなかったけど、一人で過ごしてる時間の方が多かったからさ。
新しい部門に向かいながら雑談をしていると配色が変わった。どこか青空を想像させる天井に奥にはグラウンドのようなものが見えるメインルームに着いた。
「来たか。まさか俺が部門を請け負うことになるとはな、人生何が起こるか分からん」
「いや〜隊長ならいつか部門を持つと思ってたよ俺は」
ヨウマ隊長はきっとここで心置きなく訓練をすることが出来るだろうな。なんせ自分専用の部門なんだから。
収容室に向かう、今日はなんだかよく視線を感じる日だな。誰かに見られてるのか?
収容室に入るとそこには鍵穴と、その鍵穴の中から覗く何かが居た。
「……おん?なんだお前は」
「トラベラーだけど」
「……お前、かなり目を持ってるな」
「そりゃね。こんだけあれば見逃すことはないよ」
鍵穴の中のやつが声を掛けてきた。こいつ喋れたのか。
「…俺を見てんじゃねぇえええ!!!」
「脱走しようとすんな!!!!」
「「なんでそうなった!?」」
作業を始めて数秒後、俺と『シャーデンフロイデ』はお互いに収容室内で殴り合いをしだした。
「見るのは俺の特権じゃゴラァア!!」
「だからって一々脱走しようとすんな!お前は作業する相手にいつも目を瞑って作業しろって!?」
「そうだ!!」
「無茶を言うな!この覗き魔!」
「覗き魔!?」
あれやこれやと言い合いながらシャーデンがチェーンソー、俺が黄昏で殴り合って一歩も引かない。
「鍵穴からコソコソコソコソと覗いてるやつのことを覗き魔以外にどう言えってんだよ!」
「俺のこれは歴とした意味があるからやってんだよ!」
「言ってみろよ?」
「他人の不幸は蜜の味」
こいつ人の失敗見て喜ぶタイプのやつだ!?
「尚のこと趣味が悪いわ!目潰し!!」
「ギャーーー!?何すんだこの人でなし!」
「お前も人じゃねえだろ!碌でなし!」
なんとも子供染みた言動でお互いボコスカと未だに殴り続ける。シャーデンは耐久が地味に高いから鎮圧するのにも少し時間が掛かったのを覚えてる。
「クッソー!覚えてろよ!」
「三下っぽい捨て台詞を吐くなよ!俺が弱い者いじめしてるみたいじゃん!」
「……装備の差があるからあながち間違っておらんのでは?」
−−−その後も結局俺が作業をする度に脱走をするのでエネルギーを集めるのが大変だった
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