私と我と俺のお仕事。   作:CoCoチキ

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百五十二話 祈りを捧げよ!

 

 「とりあえずネクロノミコンの力は昨日のあれで分かったけど。これ下手すれば各国から狙われるんじゃないのか?あいつ」

 「神を手元に置きたいと考える愚図共はどこにでもいるからな」

 「……お前なんかあったの?そいつらと」

 「…………思い出したくもない」

 

 本当に苦々しいと思っているような顔で吐き捨てているところを見るに相当酷い目に遭ったようだ。

 

 「もしそいつらみたいなの来たら言えよ?俺とレリックでボコす」

 「あぁ、そうさせてもらおう」

 

 俺たちでもダメな場合、最悪終末鳥に頼ってでもボコす。

 

 『人間全員がそうではないと分かっていますが。やはり身勝手なものですよね。神すらも従えることが出来るなどと考えている輩がいるんですから』

 「ほんとですよ!!!!狼だって勝手に悪いと言われてるだけです!!!!」

 「俺も良くリンやアンソニーといるから男共から嫉妬されたな。ただ見てるだけの奴らが妬みだけは一丁前だ」

 

 どうしよう、なんかアビスと共感してる人が集まってきた。ってかアセラお前そんなことあったのか。

 

 「えっと、俺はちょっと作業に行ってくるんでごゆっくり〜」

 「あ、僕も行きます。あの中で残る勇気ないです」

 

 今回はマリネルをお供にツール型の作業に向かう。いや、何気にマリネルと二人ってのも珍しいな。

 

 「マリネルはああ言う不満とかなかったのか?」

 「いえ、特には、僕は12の頃からフィクサーとして働いてましたし。そう言うことを気にする余裕なんてありませんでしたね」

 「へ〜そうだったんだ」

 

 この世界ではフィクサーになるか学校に通うかって言うのが普通なのか。

 

 「…まぁ、そもそも巣で暮暮らせるくらい裕福な家庭じゃないと元の世界では行けませんでしたけど」

 「あ、なんかごめん」

 「いえ、こっちの方では割と誰でも行けるらしいですけど。記憶が戻る前の僕も学校には行かず。フィクサーやってたみたいですし」

 

 じゃあメイソンとはフィクサーやってる時に出会ってたんかね?なんか知り合いっぽい感じだったけど。

 

 「ん?今日のは『肉の偶像』か、なんか宗教関連のやつが続いてくるな」

 「あ、忘れてましたけど、支配人が今日ツール型ですけどネクロノミコンが職員扱いなので新しいアブノマが明日来るらしいです」

 

 そりゃそうなるか。ただツール来た後にアブノマってなると白夜のこと思い出すから次とんでもないの来そうな気がする。

 

 「そういえば、ジョシュアも良く元の職場について愚痴を言ってましたね」

 「お前らそんなに待遇悪かったの?」

 「こっちでは分からないですけど。元の世界では相当手酷かったらしく。L社に雇用された時は狂喜乱舞してたらしいです」

 

 おぉう、まさかこんな形でL社に来る前の話を聞けるなんて思ってもなかった。

 

 −−−改めてここが元の都市とは違う世界なのだと実感した。愚痴という形でだけど

どんなif世界線を出して欲しいですか?

  • (if)トラベラー
  • (ねじれ)トラベラー
  • 図書館(指定司書)
  • 図書館(司書補)
  • 図書館(館長)
  • L社(セフィラ)
  • フィクサー(特色)
  • その他
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