【 トラベラー視点 】
「うわ、なんだここ、家か?」
かなり汚れてるな、羽がたくさん落ちてるし、鏡の前で見たあの羽を掃除してなかったのか?…それにここはL社じゃないな。
「なんだか…この都市に来た時のことを思い出すな」
当時もこんな感じに暗い部屋で、レリックを起こさないように一人静かにしてたっけ?
大人数で過ごしていたような数の食器が置いてあり、その食器棚だけは綺麗にされていた。
「う〜ん?食器だけは使ってた形跡がある」
なんでだ?
「うん?手紙か」
こっちの俺には悪いけど覗かせてもらおっと。
『拝啓トラリンへ、突然L社に行くなんて言ってごめんね?』
あれ?これこの世界のレリックの手紙だ。
『本当は前々から決めてたことだったんだ。それがちょっとあれな感じでお別れになっちゃったけど。アビスンにごめんって、私が言ってたって伝えて欲しいな。あの時、トラリンには本当に酷いことをしたと思ってる。きっとトラリンのことだから気にしてるよね?私から言えるのは、私はどっちにしてもL社に行ってたから気にしないでってことぐらいかな。大丈夫!私ってば強いから死なないよ!今度会ったら一緒にハムハムパンパン行こうね!愛してるよ!トラリン!』
この世界だと俺たちはL社の職員じゃなかった?そして、手紙を見るに俺たちはバラバラになったのか?なんで?
「ん?……は?」
手紙の裏に隠れている紙を見てみるとそこにはL社が倒産し、その行方不明者の名前が連なっていた。その中にレリックが入っている。
「…冗談キツいって」
こっちの俺は大切なやつを亡くしたのか。しかもこれ、行方不明になってからかなり日数が経ってる。
「こっちは髪飾り?…レリックへのプレゼントにしようとしてのか」
俺ならありえそう。
「んで、こっちは……そうだよな」
一人しか生活してる雰囲気がなかったから。もしかしてと思ったけど。やっぱりだった。
次に手に取ったのはアビスの葬儀に関する書類だった。
「…俺の世界にあいつらじゃないけど……きっついな、これ」
こっちの俺の絶望は、計り知れないだろうな。俺だったらヤケになって大暴れしてる。
「……こっちの俺はもうあいつらに会えないのか」
俺が怒るのはお門違いなのかもしれない。でも、あいつらをこんな目に遭わせたやつらを俺は許せない。もしも見つけることが会ったら。
「…死ぬことが救いだと思うくらいそいつの人生を滅茶苦茶にしてやる。俺の命に替えてでも」
−−−こんな感情、あいつらに知られなくて良かった
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