百六十話 本部へ行こう!
【 トラベラー視点 】
俺たちはいつものように会社に行くと、会社の前に何故かバスと護送車が並んでいた。
「…何これ?」
「さぁ?」
「うぅむ?」
今日は新しい部門が解放される日の筈だけど。
そんなことを思っていると次々とアブノマと職員たちがバスや護送車に乗り込んでいく。護送車に乗っていくアブノマはバスに乗れなさそうな子ばかりでレティシアや一般人はバスに乗っていた。
「トラベラーたちか、着いて早々悪いがバスに乗ってくれ、私たちとしても突然の話だったため急拵えのバスになるが。まぁ、快適さは保証する」
「「「あ、はい」」」
有無を言わさぬ圧に思わず返答が同じになる。
いつものE.G.Oに着替えさせられ、そのままバスに押し込まれた。押し込まれたバスにはいつものメンバーと三大魔法少女、レティシアと一般人、それと溶ける愛がいた。
「おちびのお友達がたくさん!」
「……僕はいつから友達になったの?」
「…え?ミライくん、レティシアちゃんと僕と一緒に良く遊んでるよね?」
「小さき子羊よ。仲良くするが良い」
一般人お前、その神父口調気に入ったな?
「あ、トラリンは愛ちゃんとごゆっくり〜」
「はいぃ!?」
「お友達はおちびたちと一緒座ろ!」
「…分かった」
別に溶ける愛が嫌いなわけじゃないけど、隣にいるとずっと囁いてくるから落ち着けないんだよ!
「こっちに来て、愛しい人」
「う…分かった」
最近ずっと囁いてくるから、こいつの隣にいると妙に落ち着かない。
「…そ、そういえばこのバスは何処に向かってるんだ?」
その気持ちを誤魔化すように目的地を聞くがちょっと声が上擦ったかもしれない。
「あぁ、なんでも本部に行くんだってよ。合同訓練って聞かされてるが、見たこともないアブノマのデータと、まぁ、そのE.G.Oが目的だと俺は思うぜ?実際、黒い月とメカニカルとか、あと後輩から出来たあのE.G.Oを寄越せって言ってきたらしいしな。まぁ、支配人が突っぱねたけど」
突っぱねたのか。いや、俺だったとしてもそうするな。命懸けで手に入れた装備を何処の誰とも知らないやつにあげるわけがない。
「それで、その訓練ってのはうちのアブノマを連れていくのと何か関係が?」
「さっきも言ったろ?データとE.G.O目的なんだよ。どうせE.G.Oは俺らで抽出してるから無理だけど、データだけでも欲しいんだろ」
「先輩なんか機嫌悪いけど本部に行ったことあるのか?」
俺が聞くとジョシュアが頭を掻きながらため息を吐く。
「いや、ないけど本部のやつに会ったことはある。初対面でいきなり『おやおやなんだがドブネズミのような匂いがプンプン漂う汚らしい輩が居ますねぇ』とか言いやがったから鼻っ柱へし折った」
うわぁ、滅茶苦茶罵るじゃん、よくジョシュアのこと罵ろうと思ったな。
「逆にそれ言われてよく鼻っ柱だけで済んだなそいつ」
「あぁ、そいつの連れらしきやつが追加でドロップキック喰らわせて俺に頭下げてきたから、それだけで勘弁した。ついでに言うとこれは俺に対して言ったことを抜粋したが。本当ならもっと色々なことをあいつは言った」
本当によくそれだけで済んだな。黄金狂って自制が低くなるのに。
−−−ジョシュアの愚痴を聞いた後からのしばらくは溶ける愛や近くにいるレティシアたちと他愛のない会話をして盛り上がった
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