「まさかエヴァンジェリンとオデリがこっちに所属してるなんて思ってなかったよ」
俺がそう言ったらオデリが苦笑いしてエヴァンジェリンが顔を思いっきり逸らした。
「実のところ、僕たちもまたここで働くとは思ってなかったんですよね。エヴァン先輩が『しまった!管理人の場所しらねぇ!本部に行って異動するっきゃねぇ!』と言い出して、いつの間にか長いことこっちで働いてました」
エヴァンジェリン、お前やっぱり勢いで生きてる男なんだな。相変わらずで安心たよ。
「そういや、エヴァンジェリンとオデリのそれ見たことないE.G.Oだけど」
「俺のは『石眼』とかいう槍で、『バジリスク』ってアブノマから抽出されたんだ。クラスはALEPHで属性はBLACKだ!残念ながらこっちに静オケが居なかったからダ・カーポが取れなかった」
「あ、オーケストラこっちにいるわ」
「なにぃ!?」
それにしてもバジリスクか、本部の方でも知らないやつはいるんだな。うん?蛇?……ごめんイェソド、毒蛇と呼ばれている時代のお前を思い浮かべてしまった。本当にごめん。
「僕のは『歪んだ棍棒』っていうメイスでWAWのRED属性武器です。確か『赤鬼に焦がれた桃太郎』から取れた武器ですね」
あ、こいつうちにいる桃太郎の対になってるやつだ絶対、これあいつも連れてきたけど大丈夫かな。
「ま、まぁ平気か」
「どうしたんだ?管理人」
「なんでもない!」
脱走させたり収容室の前に通さなければ大丈夫のはずだ。
合わせてはいけないアブノマが増えてどう対処するかを考えていたらなんだかバタバタする音が聞こえてきた。
「誰か助けてくれぇえええ!!」
白と赤のメッシュが入った髪の少年に追いかけられている管理人がいた。
「はいぃ!?」
「ちょ!?管理人なんで管理室から出てきてんだよ!?」
「いつもの視察をしようとしたらポチが突然やってきたんだぁ!!」
視察をって、前もこんなことやってたの!?それは無謀ってもんだぞ管理人!
「って、え?ポチって」
「管理人!管理人!……!!管理人が二人!」
「…え」
そのままメッシュの少年ことポチと呼ばれている『何もない』は管理人の動きを誘導して俺の方向に走ってくるようにした。
「え!?」
「管理人!!I love You!」
俺は勢いを強くした何もないをそのままダイレクトに身体で受け止めることになった。
「うぉお!?軽いのに重い!!?なんだこの不思議な感覚!」
「管理人!管理人!I love You!」
「はぁ…はぁ…無理、もう限界」
体力切れでへばった管理人と、受け止めた俺の頬にキスを繰り返す何もないを見て俺は疑問を浮かべる。
「…なぁ、エヴァンジェリン…なんで何もないが少年に?」
「カルメンがアレコレ薬とコギトを注入した結果こうなった!以上!」
「血の風呂に続いて!?」
「管理人〜♡!」
俺と管理人を抱き寄せて頬を擦り寄せる何もないを見てこう思う。
−−−こっちのカルメンは高確率でやらかしているんだなと
どんなif世界線を出して欲しいですか?
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