「えっと、ルビー…さん。さっきはごめんなさい」
「別に良いさ、今回はこっちに非があるからね。ジェイコブの言うことは痛いほど分かるけさ、でも結局はアブノーマリティを作り出してるのはアタシら人間なんだ。そこを忘れちゃいけないんだよ」
ルビーは眼帯を付けてる左目を軽く撫でて真剣にそう言う。
「今日のことでより一層それを実感したね」
「…あ、あの、今回のお詫びとして料理を振る舞いたいんだけど良いか?」
「うん?お前は料理が出来るのか?凄いな!アタシなんて全然出来なくていつも炭を作っちまうんだよ〜」
炭を…火力が高すぎるのでは?
「……一緒に作るか?」
「お!そうさせてもらおうか!本部と支部の職員同士で交流といこうじゃないか。良いよな?管理人!」
「…あぁ、私もそれで良いと思うよ。きっとお互いに整理する時間が必要だろうしね」
俺たちは中央本部にある厨房を借りて料理することにした。
「えぇっと、とりあえず何がどこまで出来るのか聞いても良いか?」
「あぁ!卵を割ることが出来る!」
卵を割るの続きを待ってると特に何も言わずにシーンとした時間が数秒過ぎた。
「え?もしかして卵を割るだけ?」
「あぁ!包丁を使うとなぜかまな板が真っ二つになるんでな!」
「真っ二つ!?」
どれだけの力を込めたらまな板が両断されるので包丁で。
「そ、それじゃあ卵を割るの頼める?」
「おう!任せな!」
卵を使うし、今回はオムライスにしよう。量が量だから二人じゃ大変かな?
人参や玉ねぎの皮を剥いてまな板に置く。沢山作るから大きめのボウルにみじん切りにした野菜を分けて入れておく。次は油を引いてミンチ肉を炒めようとした。
−−−ドーン!
「なに!?」
後ろから大きな音がして振り返ると卵が爆発していた。何を言ってるのか分からないかも知れないけど卵が爆発してるみたいに散らばっていた。
「え、え、え?」
「あちゃ〜失敗したか。良し!次やるか!」
「待って!お願いだから待って!」
卵を割ろうとするルビーの腕に抱きついて止める。いや力つよ!
「なんだい?卵を割ってる最中だよ?」
「今までこうやって卵を割ってたの?」
「そうだよ?そのうちの何個かが使えれば良い方さ、酷い時は一個も使えないからね」
力加減が出来ないから料理が駄目なのか。いや、そもそもどうしたらあんな馬鹿力が出てくるんだ?
「…とりあえず力加減をしよ?ルビー…さん。力が入り過ぎてる」
「呼び捨てで良いよ、呼びずらそうだしね」
ここで今まで敬語を使ってこなかった時の弊害が。
「力加減か。じゃあこのぐらいでどうだ?」
カツン!と音を立てて今度は綺麗に卵が割れた。
「そうそう、そんな感じ」
「う〜ん面倒だな。握手をする時くらい力を抜かないといけないのか」
あんたにとっての握手は卵を綺麗に割るくらいの力は必要なのか?とは思ったものの口に出さない方がいい気がした。
−−−そんなこんなでトラブルが起きつつもちょっとずつルビーに料理を教えていった
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