「そして後は作ったトマトソースを掛ける。そしたら、俺特性のオムライス完成!」
「へぇ〜随分と上手いねぇ」
「趣味ですから」
厨房の料理人たちのお礼を言ってから食堂にオムライスを運んでいく。食堂ではカードゲームや雑談などをして暇を潰してるみんなの姿が目に入る。
「お待たせ〜!」
カートを押して一人ずつ配っていく。その中で一人離れて座るジェイコブの姿もあった。
俺は離れてるジェイコブに近付いてオムライスをテーブルに置く。
「……」
「…はい、今日の昼食」
「…ふん」
「それはルビーが作ったやつだから安心して食べろよ」
「っは!?ルビー姐さんがこれを!?」
顔を逸らして話そうとしないジェイコブが俺の言葉に驚いて俺とオムライスに視線を行ったり来たりさせる。
なんでルビーじゃなくて俺を見る。
「…そうか……あぁ〜…そのだな…え〜」
ジェイコブは何かを言い掛けては口を閉じるを繰り返している。
「…悪かったな。俺も頭に血が昇ってた」
「意外と素直だなお前」
「“あ”あ“ん”!?」
おっと思わず心の声が。
「いや、もっと時間掛かると思ってたんだよね。会話するのに」
「ジェイコブのやつは思い立ったら即決行動なのさ。こんな場所じゃあいつ死んでもおかしくないからね。後悔だけはしたくないのさ」
ルビーが軽く言ってるが。それを出来る人がこの世にどれだけ居るのだろうか。
「…全然話は変わるんだが。トラベラー、この資料に載ってるお前がアブノーマリティになったってほんとか?」
「oh…なんでそれがあるんだ」
「別に珍しいことでもなんでもねえよ。人間がアブノーマリティになるなんてザラにあることだからな…うま!」
ってそうか、俺のE.G.Oもデータとして登録されてるから必然的にそのアブノーマリティがどういうモノなのかって言うのも書かれてるのか。盲点だった!
「折角だ。これも交流だと思って見せてくれよ!」
「え〜っと」
俺の手を握ってルビーが目を輝かせて言う。原因が原因だからあんまりあれ見せたくないんだけど。こんな期待された目をされたら無碍にすることは出来ない。
どうしたものかと悩んでいると突然アラームが鳴り響く。ただアブノーマリティ脱走時のアラームと違う。確かこのアラームは。
「クソが!またあのインチキ野郎どもが来やがった!」
「急いで行くよ!管理人!場所はどこだい!」
「場所は情報チームのメインルーム左通路!今はハンターが交戦中だ!」
本部の職員が急いで飛び出そうとするのを俺が止める。
「おい!邪魔すんな!」
「そうじゃなくてもっと良い移動方法があるんだよ!」
「それは本当か?管理人」
俺は頷いてから黄昏ワープを作り出す。
「「「「はい?」」」」
「はいどうぞ〜サクッと通ってくれよ!」
「いやサクッとじゃねえよお前どんな訓練したらそんなん出来んだよ!?」
−−−ジェイコブのツッコミが響き渡る中、うちの支部の面々は呑気にお茶を啜っていた
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