私と我と俺のお仕事。   作:CoCoチキ

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百七十一 戦う気のない白の便利屋

 

 【 レリック 】

 

 「可愛い!!!」

 「貴様あれは敵だぞ?」

 「でも可愛いだもん!」

 

 雪のような白い肌に二つに纏めたお下げ!儚げな雰囲気と天使の輪っぽいモノで神聖さもあってよりグッド!

 

 「あの子うちの子に欲しい!」

 「また先輩の可愛い発作が始まったのか?アビス」

 「始まったな。こうなったら是が非でもあのヴァイスとかいうのを連れ帰るぞ」

 「アンタら面白いねぇ」

 

 あ、ルビーさん。

 

 「ルビーさんもこっちに?」

 「おう!支部の職員の力も見てみたかったし、何よりアタシの武器じゃ青いのは相手にできないからね」

 

 青ってことはルビーさんのE.G.OはPALEなのかな?

 

 「アタシの武器は『マッドハッター』っていう細剣さ、以外と使い勝手が良くてね」

 

 マッドハッター…不思議な国のアリスのあの人かな?まだまだ見たことない子がいっぱいいるんだね〜。

 

 「そういうお前は随分と可愛い格好してるじゃないか。確か東の国の着物とか言う服だったか?」

 「そうなんです!とっても可愛いですよね!」

 「……まだ?」

 

 あ!そう言えば待たせたままだった!

 

 「お待たせしたね!シロちゃん!」

 「……私はヴァイス…確かに白って意味だけど白って名前じゃないんだけど」

 「声も可愛い!」

 「…この子大丈夫?」

 「いつもの発作だ。気にするな」

 

 あぁ〜こんな可愛いこと戦うことになるなんて!出来るだけ傷つけないようにしないと。

 

 「…というか私はちゃん付けされる歳じゃないけど」

 「そうか、何歳なのだ?」

 「20歳」

 「え!?シロちゃん私より年上なの!?」

 

 てっきり年下だとばかり思ってた。でも可愛いから良いよね!

 

 「…レリック貴様いま何歳だ?」

 「え?18だよ?」

 「………そうか、つまり今の我も肉体年齢は小娘なのか」

 

 あれ?なんかアビスンショック受けてる?良いじゃない。同い年だよ同い年!いろんなことが一緒に出来るじゃない!

 

 「あ、レジェンダリーゲット」

 「お前はお前で敵の前でなにゲームをやってるんだい。緊張感に欠ける子たちだねぇ?戦う空気じゃなくなっちまったよ」

 「…元々私は乗り気じゃない」

 

 床に座り込んでゲームをしてるシロちゃんを覗いてみると私がよくやる格ゲーをやってた。

 

 「それ、凄い確率が低い武器じゃない!私なんて運が悪くてレアしか手に入らないのに!」

 「…レア武器も使い方によっては十分な性能を持ってる。例えばこの『魔法の弾丸』とかは味方もダメージを当てるけどこうして味方の前に出て攻撃すれば」

 「わ!一番奥の敵までダメージを受けてる!」

 

 銃って後ろから攻撃するのが普通だと思ってたけど。そんな使い方もあるんだ〜

 

 「ねぇねぇ!マルチしようよ!」

 「…良いよ」

 

 持ってきたゲーム機を開いてシロちゃんの隣に座る。

 

 「トラベラーは戦えと言ったはずだが?」

 「大丈夫!このゲームは対戦も出来るから!」

 「う〜ん……まぁ、白いのには被害を受けてないからなぁ…あってもカウンターを貰ったぐらいで……アタシは誰に言い訳してるんだ?」

 

 フッフッフ!この私の月ちゃんに勝てるかな?あ!良いこと考えた!

 

 「負けたらお互いに一つ出来る範囲で言うこと聞くでどう?」

 「…良いよ。負けないから」

 「私はマル先輩たちとやりまくって負けたことがないんだからね!連勝記録ここで更新しちゃうよ!」

 

 −−−なんて意気込んだは良いんだけど滅茶苦茶負けまくった

 

どんなif世界線を出して欲しいですか?

  • (if)トラベラー
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