「こんのアホタレの『規制済み』野郎が!なんでL社のエネルギーを奪って来いって時点で気付かないんだよ!お前の頭に詰まってんのは脳みそじゃなくてカニ味噌でも詰まってんのか!」
「トラリンがクソ野郎なんて単語を言ってる!ダメだよトラリン!そんな汚い言葉使っちゃ!」
「貴様はトラベラーの親か、いやそもそも『規制済み』が規制した意味が」
こいつらのやってることは自分の首を自分で絞めてるだけなのにそれに気付いてすらなかったなんて。
「これは歴とした依頼だぞ!何も犯罪なんてしてない!」
「奪うって言ってんだろうが自分で!」
「うわー!やめろ名も知らぬ少女!その手に持っている物騒なモノを置きなさい!いい子だから!」
「お前は俺の父親か!」
もう一度殴ろうと立ち上がるとまたバランスを崩して倒れた。
「あぁもう!体力が切れてた!」
「トラリン!無理しちゃダメ!私が代わりに殴っとく!」
「頼んだ!」
「ちょ!待つんだ!名も知らぬ「正義の鉄槌!」ぐべら!?」
こいつほんとに反省してないな。
「……私から提案なんだけど。あなたたち、私たちを雇わない?」
「…ほう?詳しく聞かせてもらおうか」
あ、アン先輩と管理人がいつの間にか来てた。
「…契約内容としては私たちがこの本部での侵入者撃退やアブノーマリティ鎮圧の手伝いをする。私たちはそれぞれ『戦争』『饑餓』『死』『支配』に対する耐性が備わっているから盾にもなれる。そして私たちが欲しい報酬はここのエネルギーをほんの少量。それだけでも孤児院は十分賄えるし悪い話じゃないと思う」
俺とレリックは捲し立てるように言い切ったヴァイスを見てポカーンと口を開けて呆けてた。なんか重要そうなことをサラッと言った気がするけどちょっと聞き取れなかった。
「だ、そうだ。どうする?カルメン」
「私は良いけど、ここの子たちが納得するかな?」
カルメンがジッとジェイコブたちを見ながらそう呟く。
「…あぁ〜…クソ!俺からは何も言わねえよ。管理人の判断に従う」
「アタシは被害がそれで減らせるなら構わないよ!」
「「以下同文!」」
ジェイコブは頭をガシガシと掻いてぶっきらぼうに言い放ち、ルビーは管理の肩をバシバシ叩きながら言う。オデリとエヴァンジェリンはなんとなく分かってた。
「う〜ん、そっちの人たちはどうなの?」
「お金が貰えるならそれで良し!」
「兄者が良いならそれで良し!」
「……」
「パランもそれで良いって」
え、いまお前口動かしてた?
そう思って見てみると急患を運ぶアレに乗っけられて親指を立てていた。
「はぁ……解決したんなら良いけどさ、締まらないなぁ」
−−−レリックにお姫様抱っこされてる俺はそう呟かずにはいられなかった
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