「はい!管理人!ちょっと休憩タイムを挟みたいです!緊急事態なので!」
「緊急事態!?それは一体どんなことなんだ!?」
「ちょ!?レリック!まっt」
突然管理人室まで俺を連れて走り出し、レリックが良い笑顔をしながら言おうとするのを止めようと動くが。
「トラリンの恋の病です!!」
間に合わず、マイクをオンにしていたためアブノーマリティを含めた会社中に響き渡ってしまった。
「………え?」
あまりの勢いに管理人の顔に掛かってる紙が落ち、ポカンとした顔が露わになる。
「「『『『えぇええええええええ!?」」』』』
色んなところから『え』の大合唱を食らった俺は泣いても良いと思う。俺もさっき自覚したばかりの感情を自覚した直後に知られるって酷くない?
「あ、社内放送掛かってた」
「あ、じゃねーよ!おま!おま!マジでさ!?マジでさ!?」
「トラリン顔真っ赤だよ?」
「お前のせいだわ!!」
もうやだこの子、いつも突っ走るんだから。
「ちょちょ、ちょっと待て、トラベラー…お前、好きなやつがいたのか?」
「アン先輩…俺のライフはもうゼロです…やめて」
レリックの爆弾発言を聞いて管理人と一緒にいたアン先輩が困惑したように聞いてくる。
「ゼロ、その…確かに大変だけど。流石にそれが理由で休憩と言うのはちょっと難しいというかなんというかってうわぁ!?アブノーマリティがカメラに張り付いてる!?」
あ、ほんとだ、主に動物系やちびっ子系がカメラべったり張り付いてる。そしてメインカメラには舌ペロしてるポチがドアップになってた。
『管理人!管理人!好きな人いるの?誰かな!誰かな!』
『おちび知ってる!これは恋バナ!』
『ちょっと、大鳥、罰鳥、審判鳥、気になるには分かったけどカメラに僕を押し付けないで』
約一名は押し付けられただけだった。
「分かった!分かった!確かに緊急事態だねこれ!アブノーマリティがほぼ脱走して興味心身にカメラにめり込んでる!」
多分そのほぼって言うのは多分うちのとこの支部のアブノマだと思う。ほら、うちってばフリーダムだから。
などと俺は誰に言うでもなく現実逃避をしていた。
【 三十分後 】
「そう言うわけで安全チームの会議室を借りて恋バナ。じゃなかった恋愛相談をします!」
「「イェーイ!」」
いま恋バナって言ったか?
「でも恋バナと言いましても。トラリンさんの好きな人なんてもうあの人しかいませんよね?」
「そうね!いつもあの子とイチャイチャしてたもんね!」
「……イチャイチャシテナイ」
これなんて言う公開処刑?俺もう顔上げらんない。
「…いっそのこともう告っちゃいなYO!」
「YO!じゃねーよ!カルメン!他人事だと思って好き勝手言いやがって!」
「え?でも溶ける愛こと愛ちゃんのこと好きだよね?」
「………」
それ言われたらなんも言えないけどさぁ。恋なんて前世含めて初めてなんだからどうしたら良いのかなんて分かるはずないだろ。俺に何をしろと!?
「そして愛ちゃんもトラリンちゃんが好き。ほら!両思い!何も悩む必要なんてない!」
「ダメだよカルメンさん!トラリンは圧倒的受け属性なんだから自分から告白できない!」
「合ってるけど受け属性ってなんだよ!ヘタレって言いたいのか!?」
本部には合同訓練しに来たはずなのになんでこんなことやってんだよ!
「もう付き合ってられるか!俺は仕事に戻る!」
「ねぇ!溶ける愛を連れてきたんだけどこれで良いの?」
「ティファレトちゃんナイス!」
会議室の扉を開けて出て行こうとしたらティファレトが立っていて、その後ろには現在の話題であると同時に俺の頭を悩ませる元凶の溶ける愛が居た。
「あ……えと…え〜っと」
やばい身体が硬直した。
−−−そう思っていたら溶ける愛が今までにないくらいの笑顔を見せて俺を抱きしめた
この場合はタグにガールズラブのタグを入れた方が良いのだろうか。一応トラベラーは元男ですし。
どんなif世界線を出して欲しいですか?
-
(if)トラベラー
-
(ねじれ)トラベラー
-
図書館(指定司書)
-
図書館(司書補)
-
図書館(館長)
-
L社(セフィラ)
-
フィクサー(特色)
-
その他