私と我と俺のお仕事。   作:CoCoチキ

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百七十九話 トラリン愛好会!デートを成功させよ!

 

 「…えっと、時間は…うん、ちゃんと間に合ってるな」

 

 私はトラリンが待ち合わせ場所に着いたことを確認してから無線機に連絡を入れる。

 

 「こちら『偶像の器』…目標が待ち合わせ地点に到達どうぞ」

 『こちら『名探偵』同じく目標が待ち合わせ地点に接近中です!どうぞ』

 「コピー!ではこれよりトラリンデート防衛作戦を実行する!オーバー』

 『コピー!私たちの配置に着きます!オーバー』

 

 私たちトラリン愛好会が二人のデートを成功させるに当たってそれぞれ担当を決めている。店の人に変装する人や隠れて護衛をする人などなど。これらを目の良いトラリンにバレないようにする方法はあのハンチング帽にある!

 

 これは後で知ったことなんけどギフトの目の効果は帽子とかであの頭の目を隠されると視界が隠されるらしい。

 

 「愛しい貴女!こんにちは!待ってた?」

 「ううん、俺もついさっき来たんだ」

 

 おぉ〜!デートのお決まり文句を聞けた!

 

 後から来た愛ちゃんの衣装はストリートダンサー風の格好だった。白いパーカーに黒のカーゴパンツ、黒いキャップに白のダンススニーカーでなんともカッコよく決めて来てる。

 

 「そう、もしももっと遅く来てたら大変だったわ。こんなに可愛く着飾って来てるのだから、ナンパされてたかも!」

 「そんな大袈裟な……でもアイもカッコ良く着飾ってるからナンパされてたかも」

 「あら!それじゃあ私たち丁度良いタイミングだったのね!」

 

 グハ!眩しすぎる!

 

 「…仲が良いのは構わんがこうも甘いとコーヒーが欲しくなってくるな」

 「おや、じゃあこれは丁度良かったみたいだな」

 「あ、ありがとう!『カフェイン』さん!」

 「良いの良いの、コーヒーなら俺にお任せってね」

 

 『赤い深淵』ことアビスンが呟くとコードネーム『カフェイン』のケセドさんがブラックコーヒーを持ってきてくれた。

 

 「いや〜なんだかスパイみたいでワクワクするね」

 「良いんでしょうかこんなこと」

 「まぁまぁ、こうなったらとことん楽しもうよ『魔弾の射手』くん」

 「このコードネームもいるんですか?」

 

 気持ちの問題だよマリネルくん。コードネームあった方がテンション上がるじゃない!

 

 「それじゃあ最初はどこに行こうかしら?」

 「昼食まだだったよな?良い店知ってるんだよ!あそこはサンドウィッチしか売ってないんだけど種類が豊富で!」

 「そうなのね!それじゃあそこにしましょうか!」

 

 トラリンたちが動き始めた!こっちも行動しないと。

 

 「あ、もしもし〜?こちら『カフェイン』、目標がハムハムパンパン目指して移動開始中〜オーバー」

 「こちら『赤い霧』、ハムハムパンパンだな?了解した。オーバー』

 

 早速ゲブラーさんの担当場所に行くのね!大丈夫かな?ゲブラーさん赤髪で美人だから結構目立つけど。

 

 −−−そんな心配をしながらも私たちは尾行を続ける

 

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