「あなたはもう少し身体を大事にして…ここ最近この医務室に来てるのは酔っ払いかあなただけなの。しかもあなたはいつも何かしらの怪我をしてくるし…この間もマッチガールの爆発を直撃して足が炭になってたんだから…一人の友人としてもこういう無茶は控えてほしいのだけど。それとも生きてるだけで軽傷ですなんて根性論を言うわけじゃないよね?そんなことを言うつもりならいっそのこと無茶をしないよう監視役でもつけるべきだと私は思う。あなたが傷つくだけでどれだけの人があなたを心配するのか分かってる?泣いても駄目、今ままでなぁなぁにしてきたツケが回ってきたと思って観念しなさい」
反論の余地すら許されない怒涛の説教をされてもう穴があったら入りたい心境だった。
「とにかく、あなたは最近怪我が多すぎるから激しい運動は控えること。再生リアクターで身体の損傷は治せても血は戻せないから、今は貧血気味だから鉄分が多めの食事を摂って。分かったら返事」
「は、はい……ごめんなさい」
泣きそう…泣いてたわ。
「え〜っと、取り込み中だったかな?」
「…いいえ、治療はもう終わった」
「そうか」
ベッドの隅でメソメソと泣いていると管理人が医務室に入ってきた。
「まぁ、特に大事な用と言うわけではないんだけど、社長が挨拶に来てね」
「…そう」
社長?そういやここの社長って誰だっけ?色々なことが起こり過ぎてちょっと覚えてないな。
「もう良いかい?」
「あ、アインさん」
あ〜!そうだアインだ!L社の創設者で天才科学者?研究者?の人。
「…初めましてだな…私はアインだ」
「俺はトラベラーだ。よろしく社長」
「知っている。だから名乗る必要はない」
「……はぁ」
人からすれば舐めてるのかと思われるような言動をするアインにアリスが額を手に当ててため息を吐いているところを見ると良くやるんだろう。きっと天才だから脳内で会話のシュミレーションをして会話を終わらせた気になってるか。考えを圧縮した言葉を出してるんだと思う。
「社長…主語が抜けてる」
「…む」
あ、やっぱり?
「……キミたちが得たデータで現在収容されているアブノーマリティたちの対処に困ることは無くなった。これで職員の死亡率はまた下がるだろう。礼を言う。その中でもキミの活躍があってのことだとアンジェラから聞いた。だから名乗る必要はない」
oh…まさかさっきの言葉にそこまでの意味が込められているとは。圧縮し過ぎでは?
「挨拶は済んだでしょ?この子は患者なんだから用が終わったらさっさと出る」
「…そうさせてもらう、では」
アリス、社長に対してその物言いはいいのか?
−−−とは思ったものの医者に逆らってはいけないと言うレリックの忠告に従って黙っていた。別にさっきのお説教が怖かったわけじゃない。絶対に
どんなif世界線を出して欲しいですか?
-
(if)トラベラー
-
(ねじれ)トラベラー
-
図書館(指定司書)
-
図書館(司書補)
-
図書館(館長)
-
L社(セフィラ)
-
フィクサー(特色)
-
その他