「あの〜そろそろ俺を離して「嫌よ」…そっかぁ」
昨日からずっと俺はアイに抱き付かれて家まで来て一緒に過ごしていた。俺が自殺性パニックになったからまたならないかと心配で堪らないらしい。うん、俺も逆だったら絶対に離れなかったな。諦めよう。
「今日からずっと愛しい貴女と一緒にいるわ。これは決定事項よ!」
「わ、分かった」
この時俺はアイの発言について深く考えなかった。
そのまま収容室に向かうとアイが強く睨みつけて腕を抱き締められている腕に力が籠っていく。
「えっと、どうしたの?」
「…ちょっとね」
なんだか収容室に近づいていくと締め付けが強くなっていってる気がする。
収容室に入るとそこには害悪の代名詞である『寄生樹』がいた。俺はやっぱり本部の方にこいつがいたかと思った瞬間に。
「おぉ、か弱き人間よ、この私が加護を「えい」ギャアア!」
「何やってんの!?」
身体の中に入れていたのかアイが寄生樹に向かって除草剤を掛け始めた。液体や粒状や多種多様の除草剤を撒いて寄生樹をなんでか苦しめていた。
「な、何をする!私は加護を「要らないわ」ギャアア!」
「あ、アイさん?一体何をしてらっしゃるのでしょう?」
「愛しい貴女を苦しめる害虫駆除よ?だって貴女に変なのモノを付けようとしてたもの」
まぁ、確かに俺もこいつにはお近付きになりたくないけど、出会い頭に除草剤はいいのか?
俺が首を傾げていると収容室の扉が開く音がした。そっちを見ると扉の前にはガスマスクと防護服を着たジェイコブ、エヴァジェリン、オデリ、ロキ、オノリオ(だけはペストマスク)を着けて何やら物騒なモノを手に入ってきた。
「あ、あの、皆さんのそれは?」
「「「「火炎放射器/です/っす」」」」
「ッピ!?」
本能的に嫌なモノを感じ取り思わず小声&敬語で話し掛けると一斉に振り向き凶器を持ち上げるので思わず鳥の様な声が出た。
「なんで火炎放射器なんてもんを!?俺を焼き鳥にするつもりか!?」
「違いますよ管理人、寄生樹を相手する時はいつも作業終わりに加護を受けないよう火炎放射器で燃やすんです。そうすると加護どころでないんで、防護服は火傷と二酸化炭素中毒の対策ですね」
殺意が高い!なんで寄生樹だけにはこんなに殺意高いの!?怖いよ!
「アイ、そろそろ離れよう!なんか怖い!俺の知り合いだけどあの集団怖い!色んな意味で!」
「…そうね、貴女には近づけないようにしたしこれくらいで良いかしら。行きましょ!」
「お疲れっす〜後はお任せを〜」
−−−アイの腕を引っ張って急いであの集団から離れると後ろから寄生樹の断末魔が聞こえてくる。俺の本能が絶対振り向いてはいけないと訴えている気がした。
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