『続きまして三回戦!コントロールチーム!『リウ協会』代表のメイ選手!』
「部長の為にも負けられませんよー!」
また協会だ。フィクサーの方では〇〇事務所とか必ず最後には事務所が付くのが普通だってレリックは言ってたけど。この協会って付いてるのは特別なのか?
『情報チーム!特色『紫の涙』のイオリ!選手!』
「別に賞品には興味ないけど。こう言う催し物は面白そうだねぇ」
特色も参加してるのか!?『頭』の影響力恐るべし!
『メイ選手が『貪欲の王』!イオリ選手が『ラ・ルナ』を選びました!貪欲の王は魔法少女と呼ばれ、不思議な力を使いこなします!対するラ・ルナは世にも美しいピアノを奏でる魔法の指の持ち主!どの様な戦いが見られるのでしょうか!』
マル先輩ノリノリだな〜
「よろしくお願いしますね!貪欲ちゃん!」
「貪欲ちゃん……えぇ、任せて頂戴」
「さて、私たちもやっていこうか」
「…誰かピアノを弾いてくれないかい?」
職員の一人が椅子に座りラ・ルナのピアノを弾き始める。あれで一曲が終わるまではラ・ルナは戦うけど、それまでに勝てるか?
『レディー!ファイト!』
「この姿でも戦いは久しぶりね。感覚は鈍ってないかしら?」
「さぁ、魂の髄まで響かせよう。この美しき狂気を」
何気に人の時の貪欲の王の戦いを見たことはないな。どうやって戦うんだろ?
「貪欲ちゃん!右フックからの左ストレート!」
「行くわよ!」
「ラ・ルナ…攻撃をよく見て受け流すんだ」
「魂すらも削り奏でる演奏こそが、至高の旋律へと至る」
『ピアノの演奏をBGMに激しい攻防が始まったー!高速で繰り出される貪欲の王の拳をラ・ルナが杖で見事に受け流す!』
『完璧に力を受け流しダメージを無くしている。あれは拳が来る方向、力の入り加減などが絶妙に調整されていて一見貪欲の王が攻めている様に見えるが、ラ・ルナにペースが奪われているな』
受け流すか〜俺のスタイルは受け止める方だからな。俺も受け流しを取り入れようかな。
「アッパー!」
「せい!」
「効かぬ」
『懐に入り込み強烈なアッパーカットを繰り出すが身体を逸らすことで避けられました!』
うわ眩し!太陽が重なって見えない!
「これならどうかしら!迸りなさい!黄金狂!」
「これは!魂の輝き!」
『飛び上がった勢いを利用して琥珀のエネルギーを拳に溜めています!これは凄まじい力です!』
『それだけじゃない。太陽エネルギーも吸収し範囲、威力共に高めている』
あれはジョシュアの使ってた技か!いや、あっちが本家か?
「やっちゃえ貪欲ちゃん!」
「えぇ!喰らいなさい!」
「これは凄いね。流石に避けれないか、耐えてくれラ・ルナ」
「これこそが私の求めた旋律!」
『貪欲の王の力がいま解放されましたー!こちらにまで響く振動と強風!私どもも立っているのがやっとです!』
ん?この爆風の広がり方ってマズいんじゃ。
そう思っていると近くにいた職員の身体が浮かび上がって飛んでいきそうになっていた。
「うぉおお!?あぶねぇ!?」
「と、トラベラーさんありがとうございます!」
近くにいた人たちを黄昏ワープで安全地帯まで運んでいく。流石に一般職員の人たちは余波に耐えられないからな。
全員を避難させたことで油断した俺は羽が風で煽られて浮かび上がっていく。
「うわわわわ!?」
この羽使ったことないから飛べるかどうかも分かんないのに!
「トラリンキャッチ!」
「助かった!レリック!」
ギリギリのところでレリックに助けられてどうにか飛んでいかずに済んだ。今度この羽で空飛べるかどうか確認しないとな。
「これでどうかしら?……あら?」
『おっとぉ!?煙が晴れたステージ上にラ・ルナが存在しません!どこに行ったのでしょうか!?』
あ、ピアノの方にいる。
「今宵の演は奏終わりだ。良き旋律であった」
「おや、もうお終いかい」
『えぇっと〜……ラ・ルナ!戦意喪失のため勝者!メイ選手!』
演奏してた人がピアノの近くで四つん這いで息切れ起こしてるし。演奏時間が過ぎたんだな。
「勝ったには勝ったけどなんか釈然としませんー!」
「あらあら」
−−−もし、次の祭りがあるのなら、職員用の安全地帯を増やしてもらおう。貪欲の王でこれなら他はもっと危ないだろうし
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