私と我と俺のお仕事。   作:CoCoチキ

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二百一話 六回戦 不調和の星の音!

 

 『続きまして六回戦!教育チーム!『視線事務所』代表のアロク選手!』

 「…さて、どこまでやれるか」

 

 おぉ、また機械頭の人だ。信号機みたいな目をしてるけど前見えてるのか?

 

 『安全チーム!『杖事務所』代表のネモ選手!』

 「昔を思い出しますねぇ、あの頃の私は若かった」

 

 あ、あのテレビ頭の人、なんか青春時代のことを語り出した。

 

 『アロク選手が『陰』と『陽』!ネモ選手が『蒼星』を選びました!陰は通るだけで傷を負うと言う歩く泳ぐマグマ!陽はダメージを返してしまうカウンター持ち!なぜアロク選手が二体なのかと言うとそれが陰と陽の性質だからとしか言えません!対する蒼星はその場に止まり強烈な精神攻撃を行う広範囲アタッカー!どのように戦うのでしょうか!』

 

 「ねぇねぇトラベラーくん、キミはどっちが勝つと思う?」

 「リスクレベルを基準で言うなら蒼星だけど。攻撃頻度が普通、陰は攻撃頻度が高めだし、威力の高いビームを撃ってくるし、相方である陽も鎮圧しないといけないから、青星の方が不利かな?ルールではやられたら即終了なのかどうかって感じ」

 

 後は場外負けとか。あと夢幻、ここはスタッフ専用の観客席なんだが?なんでしれっと俺の隣陣取ってるの?

 

 『レディー!ファイト!』

 

 「陰!ビームを撃て!火力を優先にして一気に叩き潰す!」

 「……」

 「やや?では蒼星!貴方は攻撃を回避してください!」

 「……!」

 

 あ、そうか、本家の基準で考えてたけどこれは指示をしてアブノマを動かすバトルか、そりゃ蒼星も避けるか。

 

 「そして!アタックです!」

 

 『蒼星は陰から放たれる光線を回避!そしてその隙を狙ったかの様に衝撃波放ったー!』

 『しかし、耐性があるとは言え陽のカウンターによるダメージは免れない』

 

 確かにそうだけど、このまま長期戦に持ち込めば蒼星でも勝てるかも?

 

 「ヒャッwヒャッwヒャーwww!連戦連勝してるからと油断してませんか?これは今回の勝ちは私が貰いましたね!」

 「「なんだこいつ」」

 

 アロクと被ってしまった。しかも何気に顔文字でm9(^Д^)ってやってるし。

 

 「ッチ、面倒なのと当たったな。陽!蒼星の動きを阻害しろ!陰!もう一度ビームだ!」

 「効きませんねぇ、おや?」

 

 ん?

 

 『おっとぉ?どうしたことでしょう!開始してからまだ三十分も経っていないと言うのに陰と陽の挙動が奇妙です!』

 

 「おい!陰!そっちじゃない!あっちだ!」

 

 奇妙と言うよりなんか近寄ってないか?あのままだと陰陽玉になっちゃうけど。

 

 『ななななんとぉ!陰と陽がまさかの合体!ステージ全体にも及ぶ巨大な龍がその牙で蒼星を貫いたー!』

 『陰と陽の性質上やはり、互いに惹かれずにはいられなかった様だな』

 

 「なんですとぉ!?」

 「なんか分からんが良くやった!」

 「おぉ〜これ蒼星負けたんじゃない?」

 「……いや、これは」

 

 うん、これだとちょっとなぁ。

 

 『しかし!その龍の攻撃を蒼星は耐えましたー!これはどうなるか分かりま、あれ?』

 

 「…あいつらどこ行った?」

 「…どこにも居ませんね?」

 「はぁ、やっぱりか」

 

 俺の目にはアブノマの待機場に陰と陽が収まっているのが見えた。合体した後はあいつら収容室に戻るんだよな。

 

 『………陰と陽!場外落ちにより勝者!ネモ選手!』

 

 「はぁあああああ!?」

 「…勝つには勝ちましたけど、納得いきませんねぇ」

 

 −−−そうだろうさ。陰と陽はあまりこう言うバトルには向いてないと思う

どんなif世界線を出して欲しいですか?

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