私と我と俺のお仕事。   作:CoCoチキ

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二百三話 八回戦!不調和の葬儀!……?

 

 『ではでは続きまして八回戦!教育チーム!『視線事務所』代表のアロク選手!』

 「今度こそ勝つぞ」

 

 さっきの戦いで全員のアブノマは把握出来てるし後は誰をぶつけるか。どう戦うかが肝心だな。

 

 『コントロールチーム!『終止符事務所』代表のタマキ選手!』

 「…これは」

 

 あ〜これはアロクが不利か?ほぼ全体攻撃に近い攻撃が出来る葬儀屋だと間違いない陽に攻撃は入る。もちろんカウンターもされるわけだがそうすると葬儀屋の体力を削り切らないことには勝ち目はないぞ。

 

 『レディー!ファイト!』

 

 「いけ!陽が陰の前に出て盾になれ!」

 「「……!」」

 「葬儀屋、体力に気を付けながら同時に体力を削って」

 「了解しました!」

 

 

 試合が始まると同時に夢幻のところの四人がポップコーン、ホットドック、綿飴、ソフトドリンクを持ってこっちに来た。

 

 「よう!トラベラー!面白いなこの祭り!」

 「…さっさと次の種目をやらせろ」

 「シアン!無理を言うんじゃありません!」

 「先生!トラベラーさんに迷惑を掛けないようにって言ったじゃないですか!」

 

 だからこっちはスタッフ専用なんだってば。どうして平然と入ってくるんだ。

 

 「ごめんね〜でもやっぱり近くで見たかったからさ〜!」

 「ですがここ立ち入り禁止区域じゃないですか!」

 「特色は特別だからねぇ。普通に通してくれたよ?」

 「じゃああそこの23区の料理人は?」

 

 俺は全く特色とは関係のないピエールを指差す。さっきから目がギラついてて怖いんだよこの人。

 

 「……さぁ?」

 「トラベラーさん!ほんとにすみません!」

 「夢幻の無茶苦茶っぷりは今に始まったことじゃないから大丈夫」

 

 『先程と打って変わって陰と陽!まさに阿吽の呼吸の様に見事な連携を見せています!』

 『どうやら合体に比較的近い位置にお互いを居させることにより合体をさせない様にしてるようだ』

 

 そんな対処方があったのか。

 

 「ところでルーフェのそのドリンク凄い匂いしてるけどなに?」

 「………なんでしょう?売り子さんに押し付けられた物なんですけど。分からないです」

 「えぇ?押し付けられたって、お金は?」

 「取られてません、ただ押し付けられました」

 

 なんだその売り子。何がしたいのかさっぱりだぞ。

 

 「ちょっと一口貰っていいか?」

 「えぇ、どうぞ」

 

 ルーフェからドリンクを貰って飲んでみると口の中に血の様な味が広がっていく。

 

 「………」

 「どうですか?」

 「…ウップ」

 

 これ、もしかして血の様なじゃなくて、ほんとの血なんじゃ。

 

 そう思ってドリンクのレシートを貰って見てみると。『吸血鬼も愛用!まるで血の様な味わい!ブラッドトマトジュース!』

 

 なんじゃそりゃ!

 

 「…都市って変なの売ってるんだな」

 

 おぇぇ、吐きそう。

 

 「…だだ、大丈夫ですか!?どどどどどどこかに医務室!いえ!医者!医者はどこかに居ませんかーーー!?」

 「ルーフェってば落ち着いてよ。ただ味が悪かっただけでしょ?」

 

 『ここで陰の光線が死んだ蝶の葬儀に命中して膝を着かせました!死んだ蝶の葬儀!戦闘不能により勝者!アロク選手!』

 

 「よし!今度は勝てたな」

 

 −−−あ、試合見逃した

どんなif世界線を出して欲しいですか?

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