私と我と俺のお仕事。   作:CoCoチキ

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二百二十七話 スパッと切断!

 

 「さてっと…取った!」

 「あ」

 

 ジョージアさんの鎖を腕に絡ませて動きを封じる。鎖を使った攻撃は初めてだけど狙いが分かれば躱しやすい。

 

 「ジョージアさんには悪いけど残しておくと後々面倒なんでここで退場してもらいます!」

 「ちょっと力強くないかい!?自信なくなるなぁ、これでも力は付いた方だと思ったんだけど」

 

 ズルズルと彼を引き摺り武器を構える。今の俺じゃああの斬撃をするには両手に剣を持つ必要があるから峰打ちで退場してもらうつもりだ。

 

 「さぁさぁ!観念してもらいますよ!」

 「僕も男としての意地がある!ここは是が非でも負けを認めない!」

 「あんたもレリックと同じくらい負けずに嫌いだな!けど、後少しで黄昏の射程圏内!どこまで耐えられるかな?」

 「なんでそんな悪党みたいなセリフなんだい!?」

 「今の俺はアブノマ!つまり都市を脅かす脅威さ!」

 

 なんだか気分もノってきた!いま思えば残ってるアブノマだってみんな都市を余裕で破壊することが出来るリスクレベルじゃん!心配無用だったわけだ!

 

 そう思って気が楽になったところでジョージアさんを倒そうとすると腕をスッパリと斬られてしまった。

 

 「んん?」

 

 耐性がある筈なのに何故か斬られた腕を見ていると、そこだけ“切り取られた“様になっていた。黄昏ゲートと似た様な性質を感じる。

 

 「ってか腕を斬られても動じなくなったな俺、そう言う感覚が麻痺してきたのかも?」

 「冷静に分析してるところ悪いのだけど、ジョーは返してもらうわね〜」

 「いや、どっちも逃しませんよ。折角俺一人で抑えられてれるのにここで他のやつの負担を増やしたくないです」

 

 俺の腕を斬ったのはアナスタシアさんだったか……あの赤い刀見たことあるぞ。あの人、シ協会の人だったのか。ユジンって人もそうだけど音もなく近付くってシ協会、まさか暗殺者集団?

 

 「腕を斬られたら大体の人は動揺してくれるのだけどねぇ」

 「ま、これで失うの三度目ですし。特に思うところはないですね…おりゃあ!」

 「足で斬った腕ごと蹴飛ばした!?」

 

 落とされた腕にはミミックが握られてるんだ。意表は突いたところに黒い腕で瓦礫を投げ飛ばしまくって周囲を取り囲んでいく。

 

 「あらららら〜?」

 「…これは」

 

 『安全チーム『白紙事務所』のジョージア選手、アナスタシア選手戦闘続行不能により脱落!』

 

 「脱落させるのは何も倒すだけじゃないんですよ。じゃ、しばらくそこで大人しくしててくださいね!……ところでこの腕どうやって斬ったんです?」

 「それはね〜腕と肘の空間をスパッと斬ったのよ〜」

 「……?」

 

 いま理解出来ない言葉を聞いたんだけど。え?腕と肘の空間を斬った?なんでそんなこと出来るの?

 

 −−−そうは思ってもレリックの親だからあまり深く気にしてはいけない気がした





 コントロール:『ねずみトリオ』『鉄の兄弟』『終止符事務所』『リウ協会』『シ協会』『夜明事務所』『親指』『W社』
 情報:『ブレーメンの音楽隊』『鉤事務所』『紫の涙』『人差し指』『ユン事務所』『8時のサーカス』
 教育:『残響楽団』『旅人事務所』『視線事務所』『奥歯事務所』『R社』『ツヴァイ協会』『黒雲会』
 安全:『ピエールのミートパイ』『謝肉祭』『杖事務所』『街灯事務所』『笑う顔たち』『捨て犬』『白紙事務所』

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