私と我と俺のお仕事。   作:CoCoチキ

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二百三十五話 調査記録の皆!

 

 【 トラベラー視点 】

 

 いや〜元気そうです良かった!それじゃあ次の世界にでも行くとするかな。アン先輩には並行世界の方でも何回か使って不便がないかどうかをテストしてくれって言ってたし。あの二人もすぐに扉に入るだろ。

 

 俺は扉の前に立ってさっき写っていたレリックの司書のような服装の俺が見えた。そしてレバーを引くと吸い込まれ、気付くと目の前に俺が。

 

 

 【 図書館 】

 

 「……どちら様…でしょう?」

 「えぇっと、L社のトラベラーと言うものだ」

 「……ゲストの方…ではないですね」

 

 本を抱え込んでどこか壁を感じる話し方。それもそうか、俺とこいつは初対面だし。同じ顔のやつが出てきたら誰だってビビる。

 

 「……館長がまたゲブラーの姐御の時みたいに過去の俺を呼び出したのか?…いやそれにしてギフトが三鳥と終末鳥なんだ?俺のギフトは山田くんの分だったはず……」

 

 独り言を言っているつもりなのだろうが全部丸聞こえになっていて独り言になっていない。

 

 「キャア!」

 「ぬぉ!」

 「お?お前らこっちに来たってことはこの近くにこの世界の二人がいるのか」

 

 辺りを見渡して見ると本棚の後ろからこっちを窺っている司書服の二人を見つけた。どうしてあんなところに居るのかは分からないけど。

 

 「共鳴の鏡は知ってるか?」

 「…いや、知らないな。まさか見たことがないアブノマがそっちには居るのか?」

 「たくさん居るぞ。なんなら俺もアブノマ」

 「はいぃ!?俺がアブノマ!?それはドッキリか何かか!?」

 

 ドッキリとかではなく、実際にそうとしか言いようがない。元々はアブノマっぽい何かの状態で身体を得たのが色々なことがあってこうなったわけだし。

 

 「…はぁ、取り敢えずお前は俺で、異世界、と言うかなんかそれっぽい世界から来たやつってことオーケー?」

 「合ってる」

 「分かった。じゃあ自己紹介だ。俺は調査記録の皆の指定司書のトラベラーだ。元々はただの職員でチーフだったんだけど。アンジェラや他のセフィラが俺をここの階の司書にしてくれてな。で、あっちで俺を監視してるのが俺の家族のレリックとアビスだ」

 

 あれ隠れてるんじゃなくて監視してたのか。尚更なんで監視なんかしてるのか理解が出来ないんだが。こっちの世界の俺も俺みたいになんかやらかしたのか?

 

 「…実を言うとこの間、接待中に寝落ちしてな。それから監視が付くようになった。俺が無理をしないようにって」

 「接待中に寝落ちって、大丈夫かそれ?お客が来てたんだろう?」

 「あぁ、レリックとアビスと他の司書が相手してくれたから問題はなかった」

 

 あ〜接待って、あっちの俺が図書館がどうのって言ってたけどもしかして接待(物理)とかなのか?

 

 「トラリンが二人いるけど。どうなってるのかなあれ」

 「話を聞いてなかったのか?並行世界からやってきたと言っておるだろう!」

 「なるほど!写真撮っとこ!ダブルトラリンのツーショット〜」−カシャ!

 

 あの二人も丸聞こえなんだけど隠す気あるのか?普通にシャッター音が聞こえるしフラッシュ焚いてるし。

 

 「それにしても、この事も記録しとかないとな。さっきようやく本の整理が終わったのにまたやることが増えた」

 「……俺が言うのもなんだけど休憩は挟んだ方が良いぞ?」

 「けど記録は取らないと……」

 

 これは、この前のなんでも一人でしようと思っている俺だな。こう言う時は無理矢理にでも休ませた方が良いな。

 

 「レリック!アビス!こいつをベッドに連行しろ!」

 「「了解!」」

 「はいぃ!?おいちょっと待てなんで俺が俺に心配されないといけないんだって力強いなお前ら!?っちょやめ、ヤメロー!」

 

 良し、問題解決。

 

 「ねぇねぇ!そっちの私!こっちの鳥っぽいトラリンってどんな感じなの?」

 「フッフッフ〜特別な話を教えてあげよう!なんとね、トラリンは溶ける愛こと愛ちゃんとお付き合い…」

 「っは!?やめろ!そう言う話をあっちこっちで話すんじゃないって言っただろ!?いや、マジでやめてくれ!恥ずか死ぬ!」

 

 −−−急いで止めようとしたが結局『トラベラー(L社)の本』と言うものが出来上がり、こっちの世界に俺の秘密のあれこれが保管されてしまった

 

どんなif世界線を出して欲しいですか?

  • (if)トラベラー
  • (ねじれ)トラベラー
  • 図書館(指定司書)
  • 図書館(司書補)
  • 図書館(館長)
  • L社(セフィラ)
  • フィクサー(特色)
  • その他
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