二百四十二話 まさかの昇進!?
「ついに俺の部門が出来た!」
俺の要望の通りに祭りで貰った花を飾れる庭園のようなメインルームだ。部門が出来たらずっとこうしたかったんだよな。
「なんだかトラリンらしい部門だね!」
「あそこに飾っているのは我とレリックが渡したやつか?」
「そう、二人から貰ったやつは一番目立つところに置いておきたくってさ」
この世界に来てから一番の思い出だし。いつでも見れるようにしたかった。
「っと、いつまでも見てるわけにもいかないな。さっさと収容室に「トラベラー、少し話がある」あれ?社長?」
収容室に向かおうとするとアインに声を掛けられた。アン先輩も一緒にいるのは結構珍しい。
「業務に入るところ済まない…大事な話があるから少し時間をくれ」
「分かった。けどなんだ?大事な話って、またジェナから何か相談が来たのか?」
「いや、『頭』は関係ない…支配人にならないか?」
「…はい?」
待ってくれアン先輩以上に脈絡がないぞこの男、頼むから主語を抜かないでくれ。俺はあんたみたいに天才じゃないんだ。
「…アイン、間が抜けている」
「……今までの業務データを見て、お前はアブノーマリティに大して知識があり対処を完璧に熟し、尚且つリーダーシップがあり、成績も常にトップ、アンジェラの後任としては申し分がない」
ちょっと待って欲しい、アン先輩の後任?この支部の?どうしてそんな話があがってるんだよ本部の方で!
「アン先輩の後任って。俺以外の後任がいるんじゃ?」
「元々は管理人に頼むつもりだったが、管理人は自分のところだけで精一杯だと断られた。アンジェラが研究所に戻ることは前々から決まっていたことだった。最近はアブノーマリティの状態も安定している。アンジェラが支配人でいる必要が無くなったからこの話をしに来た次第だ」
いや、そりゃ管理人も断るだろ。俺が時々手伝ってはいるけど害悪系のアブノマがあっちには多過ぎる。
「理由は分かったけど、いきなりそんな話をされても困るって」
自分の部門を持ったばかりでこの話をされてもそう簡単に決められる話ではない。
「すぐにじゃなくて良いんだトラベラー、お前が無理だと言うなら私ももう暫く支配人でいるつもりだ。ゆっくりと考えろ」
アン先輩はそう言ってくれたけど、アン先輩はすぐにでも戻りたい筈だよな。ほんとどうすれば良いんだこれ。
「トラリン!もし支配人なる時は任せて!私とアビスンできっちりサポートするからね!」
「我としては受けても良いと思うぞこの話、貴様に取っても悪くはないだろう?」
悪くはないんだけど。う〜ん、でもなぁ…俺ってトップに立つような性格じゃないと思うんだけど。
−−−突然出てきた昇進の答えを考えながら、今日の業務をしに収容室に向かった
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