「あ〜もう、次から次へと問題が出てくるな」
「トラリンってば凄いからね。特色を何人も倒しただけじゃなく夢幻さんと引き分けになったんだから。社長もきっとそれを見てたんだよ!」
支配人になるのに戦闘能力は関係ないだろ。現にアン先輩は戦闘出来ないしな。
収容室に向かうと扉の前に幾つもの黒い羽が落ちていた。新しく来る鳥系で黒い羽と言えばもうあいつらしか残っていない。
「…どうも、長男です」
「やっぱお前らしかしないよな」
俺は入ってすぐに自己紹介をする『黒鳥の夢』に大して引き攣った笑みしか向けられなかった。こいつは脱走条件が色々とあるものの脱走してしまえば害悪過ぎる性能を持った妹が出てくる。傘を開くとカウンターするし、収容室の前を通るとクリフォトカウンター下げるし。
「僕は次男っす」
「オイラが三男」
「おらが四男」
「ミーが五男ね」
「そしてこの俺様が六男だぜぇええ!」
「お前らそんなそっくりな顔してキャラ濃すぎだろ!特に最後のお前ぇえ!」
ウケ狙いなのか!?後ろのやつポーズ決めんな!周りの兄共も手をヒラヒラとさせんな!
「…いや僕たち顔同じじゃないですか」
「おう。そうだな…で?」
「それで個性を出すためにキャラ付けをしようと思いまして。あ、僕が丁寧キャラです」
キャラ付けをってお前ら。こんな兄を見たら末っ子の妹がどう思うか。俺なら恥ずかしくて見てらんねぇ。
「僕が語尾っすキャラっす」
「それうちのロキと被ってんだわ」
「オイラが天然キャラで」
「本当の天然は自分のことを天然なんて言わねぇよ!」
また悩みの種が増えた。これから毎日こいつら兄妹と顔合わせしないといけないのか。
「おらが田舎系キャラで」
「ミーがエセ外国人キャラで」
「俺様が俺様キャラだぜぇえええ!
「うるさいわ!お前だけ素の性格だろ絶対に!!あと兄共!周りで手をヒラヒラさせんな!!」
タイミングがピッタシなのも腹立つ!
「ちなみに発案者は末っ子です」
「まさかの末っ子発案!?」
ダメだこいつら全員が同じノリの家族だった。もしかして妹もなんかキャラ付けしてんのか?
「妹はあれです」
「ん?」
長男が指差す方向を見ると鏡の前でなんかやってる末っ子を見つけた。その末っ子が手を顔の前に持ってくると突然。
「おーっほっほっほっほ!わたくしが末っ子の妹ですわ〜!平伏しなさい!愚民共!」
「お前はですわ系キャラかよ!!お前ら兄妹揃ってなんなんだよ!」
「でこちらの方はツッコミキャラのお姉様ですわ〜!」
「誰がお前の姉か!!勝手に兄妹入りさせんな!」
−−−収容室を出る前にキャラ設定みたいなのを渡されたけど丁重にお返しした
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