私と我と俺のお仕事。   作:CoCoチキ

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黒き森の懐かしき鳥の独白

 

 それはただの偶然だった。悪い奴と同じ姿をした何かと出会ったのは、その何かは寂しいそうだった。目を離してしまえば今にも消えていなくなってしまいそうな錯覚に僕は陥った。だからのかな?僕が彼女に近づいたのは。

 

 実際は彼女は彼だったけど。それでも僕は彼女と呼ぶ、なんだか彼と呼ぶのは違う気がしたから。彼女は身体はないと、もし身体があれば僕のことを触れるのにみたいなことを言っていた。よくよく見てみると彼女は身体が透けていて、触れなさそうだった。今にも消えてしまいそうだと思ったのも納得だった。彼女はか弱い、もしも僕が元の大きさなら彼女を助けてあげられるのに。

 

 彼女は元気だという風に装っていたけど。気づいてないのかな?泣きそうな顔をしていることに、気づいてなんだろうな、彼女自身、自分が思っている以上に寂しがっているのに気づいて無いんだから。

 

 あぁ、明るくなって来ちゃったね。もう帰らなきゃ、二人が待ってるからさ、彼女は僕に手を振って泣きそうな笑顔でサヨナラをした。あぁ、サヨナラは嫌いだ。もう会えなくなってしまう気がして、だから僕は振り返らないよ。だって、僕はサヨナラをしなきゃまた会えるはずだから。僕に言葉を話すための口があればこう言っただろうね。″またね″ってさ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 −−−あぁ、やっぱり。

 

 

 

 

 また会えたね?久しぶり、再会した彼女は僕たちと同じように三人になっていて、でも僕と目が合った時は酷く驚いていたね?泣きそうで、嬉しそうで、あの時と全く一緒の顔でさ。

 

 ここには既に僕の仲間が一人来てるみたいだね。わかるよ、僕の目は絶対に見逃したりはしないから。彼女は昔のように消えてしまいそうな印象は無かった。寧ろ明るい光で身体を覆い尽くしている。良かったね?

 

 あぁ、けれども彼女はまだか弱い、無防備で、僕はこの口を近づけても警戒すらしないんだろう。守らなくちゃね、今度はちゃんと大きな身体だしね。

 そのためにも彼女には見落とさないための目をあげないと、そうしたら危険を見逃さないで済む。彼女は困った顔をしとているけどこれも守るための必要なことだからね。しょうがないよ。さぁ、これで大丈夫、目がいっぱいあれば、見逃すこともないから、僕のようにね?

 

 彼女たちにも僕たちの贈り物を一人づつあげようかな?きっと二人とも賛成してくれる。あぁ、楽しみだな、みんながここに来る時が楽しみだ。だから覚えていてね?僕とお同じ、その目の色を。

 

 

 僕たちが、守ってあげるから

どんなif世界線を出して欲しいですか?

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