「くぁ〜!昨日は疲れたな〜」
(そりゃあんなタコ殴りにしてたらそうなるわよ)
今日は休日だしのんびりするか〜
そう思って二度寝しようとベッドの寝転がる。
【ちょっと待て】
「えぇ、折角人が気持ちよく二度寝しようとしてたってのに」
【そろそろ肉体の準備が出来たぞ!寝る前にその肉体に魂を馴染ませるぞ!】
「マジで!?」
アビスの言葉に眠気の飛んで起き上がる。前に安全チームから出る頃にはって言ってたからそのうち来るだろうなとは思ってたけど。こんな早くになるなんて思ってなかった。
「それでそれで?どうすんだ?」
【アブノマのように肉体と魂を馴染ませてポンだ】
「ポン?」
【ポン】
なんか簡単に言ってるけど絶対に難しいやつだこれ。
【まぁ、前にも言ったようにレリックの肉体と我らの魂が馴染んでしまっているので肉体は女性体だが、それは良いか?】
「これで自分の身体が手に入るんならこの際だし良いや」
元々レリックの身体を三人で共有してたわけだし違和感もないだろしな。
【ではやるぞ、来れ偶像の器、染みろ偶像の涙、我、アビスの名の元、器無き魂に新たなる肉体を与えたもう!ッハ!】
何やら盛大な詠唱をし始めたアビスをレリックが目を光らせて見ているのをちょっと子供だなぁと思って眺めていると身体が何かに引っ張られて、レリックの身体から離れたかと思うと、黒い霧が俺を覆ってそれが晴れた頃には俺は身体を手に入れた。元がレリックだからなのか髪を結ばすストレートになっているところ以外はレリックそのものっぽいな。
「いよっしゃあ!俺!完全復活!」
「わぁ〜!トラリンが触れる!」
レリックが興奮した様子で俺の顔をペタペタするが同じ顔なんだから新鮮味はないと思うけど?
「ギフトもそのまんまトラリンにくっ付いてるんだね〜元の目の色から黄金っぽい色になってるね!」
ん?ギフトの影響か?
鏡を見てみると確かに目の色が黄色に近い色になっているのが分かった。ギフトの色と相まってマジで光ってるように見える。
【では我の、あ、それ】ポン!
「さっきまでの詠唱はなんだったんだよ!?」
「演出だ」ドヤァ
演出って言っちゃったよ!この人!さっきの無くても普通に出来たじゃん!何がしたかったのこの人!?
「いやぁ、一度やってみたかったのだよこういうの」
「純粋か!!」
「お姉ちゃん?」
髪が白く赤い瞳を持ったレリックの容姿のアビスにツッコミを入れていると騒がしくて起きたのかテンテンが目を擦りながら入ってきた。
「おっと、起こしちゃったか?」
「…あれ?お姉ちゃんが三人」
「フッフッフ、本物のお姉ちゃんは誰でしょう!」
おいレリック、本物も何もないだろ。俺たちがお姉ちゃん呼びなのに誰のこと言ってるのか分かんねえだろ。
俺が呆れた目を向けているとテンテンが真っ直ぐに俺の方向に来てギュッと抱きついてきた。
「……落ち着く」
「あ〜やっぱりテンテンくんにはわかるんだね〜愛の成せることですなぁ」
「いや、愛って、おい何を執筆してるお前」
「うふふふ」
いや笑ってないでなんか言えよ。
一度こいつには釘を刺さないといけないか?
「それはそれとしてこれからどうするのだ?会社に一緒に行くわけにもいくまい?」
「え、あん時なんか作戦があるみたいなこと言ってたのになんも考えてなかったのか?」
「あれは戸籍を任せろと言っただけで会社は知らん」
え、じゃあ今の俺って無職?ヤバくない?
身体を貰った後でもあの会社で働けばと良いかと思ってたけどこれって大分とヤバい気がする。
「とりあえずさ、お腹すいたしみんなでハムハムパンパンに食べに行かない?」
「……そうするか!もうどうにでもな〜れ!」
−−−俺は問題を先送りにすることにした。
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