「貴方すごい髪ですね〜前にゼロさんが似たような髪をしていたのですけど、もしかしてゼロさんにやってもらいました?」
「そ、そうなんだよぉ、ちょっとオシャレだなって思ってレリ…ゼロにやってもらってさ!」
ちょっとマル先輩の目が細くなったからこれギフトだってわかってるよな?絶対わかってるよな?だってさっきからめちゃくちゃ質問されてるからさ。
「ゼロさんとはどういう関係なんですか?」
「えーと、姉妹にように育ってきた幼馴染かな」
「へ〜!幼馴染なんですか!小さい頃のゼロさんってどんな感じでした?」
「今と変わらず可愛いモノ好きだった」
当たり感触のない無難な回答をしてるはずなのに段々と俺のことを見る目が鋭くなってきてるって!怖い怖い!
「アビスさんと言うんですね。私はホド!初め、初めまして?」
「なぜそこで疑問になる初対面ぞ?」
なんかホドさん感が鋭くないっすか!?
「先ほどから何かを気にしているように見えますがどうかしましたか?」
「え?あはは!そんなことないけどなぁ」
「それより貴方、先ほどから視線を動かしてないのにも関わらず周囲の動きを把握しているように見えますけど」
あ、そういえばこの人、職員を指示したりするから人のことをよく見てるんだった。いや、待って?ギフトによる視線も感じ取ってるってこと!?
「あ、え〜と、そ、ソンナコトナイヨ」
「ほんとですかぁ?」
なんでこんな執拗に質問を重ねてくるんだこの人は!
「それでですね〜」
「ほう、そんなことがあったのか」
「ここはフルールサンドもおすすめで」
「それも頼んでみるか」
なんであっちはそんな穏やかなんだよ!おかしいだろ!あれか!?俺にギフトがあるからかなのか!?
「フッフッフ、私は誤魔化されませんよ!その話し方!それにその目!そしてテンテンくんの懐きよう!貴方!ゼロさんですね!!」
マル先輩が犯人を見つけたりと言わんばかりにビシっと指を指してきて俺の正体を当てる。
「「「「な、なんだって〜!?」」」」
俺以外の四人がなんともベタな反応をする。
「いやなんでお前らも揃って驚いてるんだよ!!」
「え?そういう流れじゃないの?」
「様式美というやつだ」
いらんわそんな様式美!!そもそも最後のはなんだ!テンテンが懐いてるのとか関係あるのか!
「実は日や時間によってゼロさんへのくっつき度が全く違うんですよ!」
「分かるかぁ!」
「むふ〜!満足です!」
「良かったなぁ!こっちはさっきから心臓バックバクだよ!」
はぁ〜なにこれ?収容されるかもと思ってた俺の緊張感返して。
「お疲れですねぇゼロさん」
「先輩のおかげでね」
「ではお詫びにこちらのエッグサンドを上げましょう、あ、共食いになりますかね?」
「大鳥のギフトがあるからって鳥になったわけじゃねえよ!」
いやマル先輩、サムズアップしてんじゃないよ。くっそ顔が良い。
「ってかなんでそんな受け入れんの早いんだよ」
「慣れですね」
「慣れかぁ」
それならしょうがないのか?
「ん?ちょっとなに人のハムパン取ってるんだよマル先輩」
「良いじゃないですかぁ、私のエッグサンドをあげたんですから、あ!もしややっぱり共食い!」
「違うわい!」
しかもこのエッグサンドもなかなか美味いし。
「今更人が分裂するくらいでは驚かん」
「こっちの子もゼロの一人なの?」
「我はアビスであるぞ」
「困ったことがあったら頼ってね!」
俺の考えすぎだったっていうことかぁ。まさかこんなあっさりとバレるとは思わなかったし、受け入れられるとも思わなかったな。
−−−マル先輩からもらったサンドウィッチを食べながらそんなことを思った。……ハムパン食べたかったなぁ。
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