四十二話 月が照らすはウサギなり
今日から中央本部に異動だけどもティファレトはいるんだろうか?今更だけどティファレトは子供なんだよな。大丈夫か?
中央本部は滅茶苦茶広く、収容室のまでの道のりが少し大変だ。
「アンタたちが異動してきた職員ね?」
「およ?」
いた!!普通にいたんだが!?
「こいつ、子供か?」
「アンタ、上司に向かって失礼ね。私はティファレト、ここ中央本部のリーダーよ」
「じょ、上司ぃ!?こんな子供が?」
「アンタよりは優秀よ!」
ジョシュア、気持ちは分かるけど実際この子は上司だ。俺も最初は驚いたし。
「ティファレト、ちゃんと自己紹介しなきゃ」
「わかってるわよティファレト。おっほん!ここではアブノーマリティ達のことを収容室の中に存在固定をする場所よ。ただそれも不完全だからアンタたちも見たことあるクリフォト暴走っていう形で現れるわ」
お〜出たダブルティファレト、やっぱりこの二人はセットじゃないとな!これぞ中央本部って感じ!
「だから上層の時みたいなぬる〜い仕事なんてないわよ!わかった?」
「か、かか…可愛いーーー!!」
「キャーーー!?何すんのよアンタ!?」
あ、レリックのやつが我慢できずに抱きついた。しかも二人同時に。
「じゃあ俺は仕事行ってきま〜す」
「ちょっと!待ちなさい!この変態をなんとかしてから行きなさいよ!!」
「そのまま暫く放置してたら治るんで!」
あぁなったレリックには近づきたくない。俺も吸われる。
「元気が良いね〜」
「アンタもちょっとは抵抗しなさいよ!」
この時のレリックは恐るべき腕力を発揮するのだ。
今日は二体のアブノマをお世話しないといけないので、ちゃちゃっと作業を終わらせてしまおう。
収容室に入ると、ほぼほぼ人間と同じ姿をした白黒のワンピースを来た少女が佇んでいた。
「……」
「あ〜どうも」
「……初めまして」
「「………」」
え?それだけ?
どうやら少女は無口なようで声を掛けても必要最低限の応答しかやらない、今までのやつがお喋りだっただけに妙なやり辛さを感じるな。
「え、待ってこのボックスの小ささ」
マジか、マジか、思わず二度見してしまった。会社初のALEPHが正体不明の少女ともなるとだいぶと危ない気がするぞ。え?大丈夫だよな?一回で能力発動とかないよな?
「やば!結果悪いを出しちまった」
チラリと見ると身体のところどころに黒い斑点が見えた。このまま作業を続けても良いのだろうか?なんだか嫌な予感がする。
「トラリン新しい子はどんな子?」
「あ、待て!レリック!」
ALEPHの情報なしの作業はマジで危ないから駄目だって!
止めようとした俺を通り過ぎて収容室に入ったレリックは固まった。この反応はあれだ。物凄く可愛いいものを見つけた時にする動作。
「かかかかかか可愛いーーーー!!何この子!チョー可愛い!」
「レリック!そいつの情報まだ出揃ってないから作業をするのは」
「……ぬくぬく、あったかい」
ん?なんか少女の体が発光し始めたんだけど?待ってまさかマッチガールと同じパターンとかないよな!?
「おいレリックそいつから早く離れ−−−」
「…一緒に……お月見」
−−−そう一言少女が発すると、収容室、いや施設全体に眩い閃光が広がった。
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