私と我と俺のお仕事。   作:CoCoチキ

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四十九話 雪のカプ厨!

 

 「おぇ、まだ口の中で気持ち悪い」

 「あんなに猶予は短いとは思わなんだ」

 

 ちなみにそれを採取して検査した結果、あの液体はエンケファリンだそうだ。経過観察のために医務室で寝泊まりさせられた俺はティファレトからそう聞いた。ちなみにやってきた時はお菓子と一緒に

 

 「べ、別に心配してたとかじゃないわよ!優秀な職員が居なくなると仕事は滞りなく進まないじゃない!だからあくまで!あ〜く〜ま〜で!仕事の心配をしてただけでアンタの心配をしてたわけじゃないんだから!」

 

 というお言葉をもらった。ツンデレだな(確信)

 

 「つまりあれは体内にエンケファリンを注入して自己回復力を強制的に上げていると?」

 「ティファレトからの説明だしほぼ間違いないと思うぞ。仕事の出来るツンデレだからな」

 

 っていうか大体アブノマの悪い効果とかそういうの引き当てて倒れてんの俺が多い気がするのは気のせい?

 

 「まぁ、体調自体はなんともないから普通に仕事は出来るから安心しな」

 「体調悪くなったらすぐに言ってね?トラリン私たちの中で1番身体が弱いんだから」

 

 すっごい関係ないんだけどこれ側から見たら魔法少女と月ウサギから心配されてる鳥女だよな俺って。ギフトも相待ってより一層そういう感じにしか見えなくなってきた。

 

 「それで今日のアブノマは誰かなっと」

 

 どうでもいい気付きを置いといて収容室に入ると、想像を絶する極寒が俺の身体を急激に冷やしてくる。

 

 「ぉお、寒いなこれは」

 「うわ〜このコートが無かったら風邪引いてたかも、トラリンはなんか暖かそうな格好だよね……トラリン?」

 「さささささ、ぶぶぶいいいい」ガタガタガタ

 

 収容室にの入り口で蹲って、まともに呂律が回らない。なんで二人はそんな平気そうなんだ?

 

 「……あ、そうか、いまこやつ黄昏だから体感温度の感じ方も鳥のそれになっておるのか」

 「じゃあ私がくっ付いて暖める!」

 「貴様が抱き付きたいだけであろうがハグ魔め」

 

 今はそれがありがたい、ちょっと暖かくなった。でもこれで誰が来たのかはすぐにわかったな。

 

 「ややや、やっぱぱお前だよなななな」

 

 剣を地面に突き立てて静かに佇む女王がいる。それは俺たちをじっと見て微動だにもしない。

 

 「……ぃ」

 

 と、思ったらなんか言ってる。小声でなんか言ってる。

 

 「え?何か言った?」

 「小声すぎて聞こえんな」

 

 二人にも聞こえていたようで揃って女王に聞き返す。

 

 「レリxトラ尊い、アビxトラも捨て難し、しかし間をとってレリxアビと言うのも良き」

 「「「………」」」

 

 衝撃的な発言を聞いた気がするんだけど。

 

 「いや、ここはレリxトラxアビの真ん中受けも」

 「かかか、カプ厨だぁあ!?」

 

 女王のギフトの受け取り方が簡単だなとは思ってたけどまさかのカプ厨だなんて思わんだろう!?

 

 「ってかなんで俺が受けなの!!」

 「圧倒的受けのオーラを感じるからである、憎xトラも素晴らしい」

 

 お前どこまで俺の交友関係知ってるんだよ怖いわ!!

 

 

 −−−なんだかとんでもないやつがうちの会社に来たんだけど、これからこの女王とも顔を合わせないといけないのか?

 

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