私と我と俺のお仕事。   作:CoCoチキ

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五十九話 特色の実力

 

 【夢幻視点】

 

 「手応えなし…やる〜!」

 

 加減したとは言ってもこれを避けるなんて相当耳が良いんだね。それとも危機感知が高いのかな?

 

 「ま、どっちでもいっか」

 「こちら警戒チーム、鎮圧対象を目視、戦闘を開始する」

 「お?来たね?」

 

 数は三人かな?う〜ん、いや、奥の方にもう一人いるね、スナイパーかな?

 

 「押し通る!」

 「おっと、銃を使う相手には確かに懐に飛び込むのは正解だ、でもね?それは相手が“人間”だったらの話だよ」

 

 僕は空間から剣を取り出して彼の刀を受け流す、それと同時に三回斬りつける。手応えが薄かったからこれは身体を捻ってダメージを最小限に止めたかな?

 

 「…やはりそう簡単にはいかないか」

 「当然だよ〜すぐに終わっちゃうと訓練に意味がないじゃない?」

 

 クスクスと笑って僕は剣を仕舞う。どうせなら全部の武器を使わないとね。次は白い杖を取り出して彼の後ろにいる仲間に向かって球を飛ばす。それと同時に青い玉を投げて差を付ける。

 

 「うぉ!?危ねぇっす!ヘブ!?」

 「ほらほら〜片方に集中してるともう片方に当たっちゃうよ〜?」

 「それはキミも同じじゃないの?おじさん忘れられて悲しいわ〜」

 

 スナイパーが引き金を引いて撃つ前に後ろに回り込む。

 

 「忘れてないよ?はいどうぞ〜」

 「は?ちょ、やば」

 

 銃でスナイパーを撃ち抜く。すると彼はバタリと倒れて動かなくなる。

 

 「はい、まずは一人目ね〜後ろから狙い撃つのは良いけど声を出しちゃダメだよ?」

 

 僕みたいに近づかれても対処できるなら良いけど、そうじゃないなら無理に前に出ないほうが良いんだよ。

 

 「ならこれならどうですか!」

 

 ナイフとハンドガンを持った彼が接近して素早く蹴りやナイフを繰り出して来る。僕はそれを見てから身体をずらして避ける。

 

 「うん、動きは良いけど決定打がないね。何か必殺の一撃を考えると良いかもね?」

 

 剣でナイフの彼を貫いてスナイパーの側に横たえる。

 

 「これで二人目っと」

 

 うんうん!この会社は将来有望な子が多くて良いね〜!

 

 「ほら!そこのキミもおいでよ!」

 「ええい!やぶれかぶれっすぅう!」

 「ほいさ!」

 「ゲフ!っす!」

 

 足は速いんだけど直線的すぎるかな〜この子は、でもこれは育てるとチーターに化けるよ。

 

 「さて、残りはキミだけだけど、どうする?」

 「……少しでもお前をここに縫い止める。他の部門に移動されると面倒だ」

 

 うんうん、確かにそれも一つの手だね。

 

 「でも、キミでも敵わないような相手ならそれは無駄死にだよ〜?」

 「そうでもないさ、俺の後輩たちは優秀なんでね」

 「ほうほう、それは楽しみだね」

 

 剣に持ち替えて切先を向ける。

 

 「じゃあ僕はキミを倒してすぐにでも移動なきゃだね!」

 「俺はそう簡単には落ちんぞ」

 

 彼は二つのE.G.Oを構える。

 

 −−−ちょっとだけ本気を出そうかな

 

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