「ッゴホ!ッゴホ!“あ〜鼻の奥まで熱い、幾ら黄昏装備でもただでさえ強力なマッチボンバーの威力を割り増しにするもんじゃないな」
身体中に至る所に焦げ跡が付いたまま俺は立ち上がる。流石の夢幻も死にはしないと思うけど、相当な痛手をくらったはず。
そんな淡い期待も次の瞬間には消え失せる。
「いや〜!参ったね〜!流石に今のは終わったかと思ったよ!」
「マジかよ、傷ひとつなくピンピンしてやがる」
「これでもそこそこ痛かったよ?」
流石にこれ以上は身体が持たない、立つのもやっとの状態だ。
「うんうん、自分で勝てない相手に対して後に託すというのも立派な戦法だね。けど、ちょ〜っとは自分の身体を大事するべきかなって思うよ?それじゃあみんな悲しんじゃう!」
「生き残る算段があったしチームの全員が同意してくれた、それだけで実行するのに値することだ」
今の戦法も、夢幻以外なら間違いなく通用する方法だと確信をもって言える。
「碌にE.G.Oも扱えない、一般職員である俺に出来る精一杯のこと、俺が出来ることなんて精々、こう言った賭けに近い作戦を立てることやアブノマの世話が上手いくらいだしな」
ため息混じりに話すと、身体中の痛みがなくなる。
「そう自分を卑下するものじゃないよ〜、キミは充分に頑張ってる!後は自分のことを信じるだけさ!怪我の方は僕が治しておいたから心配しないでね!はい!訓練終了!」
汗一つ掻いてない涼しい顔でそう締め括る。勝とうとは思ってなかったけどここまでくるとちょっと悔しいな。
「トラリンーー!無事だった!?」
「見事に焦げとるな」
言葉の代わりに手をあげて返事をする。痛みは無くなったけど疲労困憊で剣を杖にしてないと立てない。
「無茶な作戦を考えおるな貴様」
「いま俺たちにないのは決定打だと思ってな、レリックに黒い月も大体の奴には通るけど、最近は耐性持ちも増えてきたからな〜」
クラスはTETHだけどもその瞬間火力は全アブノマを凌駕するから使えと思った。
「ま、見ての通り夢幻は涼しい顔して立ってるけどな」
「いや〜照れるな〜」
「褒めてない!」
黄昏でギリギリなのに対してあっちは煤で汚れただけだからな!世の中理不尽だぜ!
「今回の戦闘訓練を元にキミたちに足らないものは分かったはずだよ〜僕もちょっと慢心してたところもあるし、そこは反省かな」
やろうと思えば他の属性の武器の同時使用とか余裕で出来てたと思う、ただの感だけど、そうでもなきゃ極彩色なんて色は付けられないだろ。
「ねね!もしL社を辞めることはあったら僕の事務所に来ない!キミは是非うちで雇いたいな〜って思うんだよ!」
「おっとうちの職員を勧誘しないで貰えるだろうか?極彩色の旅人殿」
「ありゃ、残念」
アン先輩が断らなくても、その事務所にいたら命が幾つあっても足りないから断ってた。
−−−他の特色持ちには会いたくないもんだ
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