私と我と俺のお仕事。   作:CoCoチキ

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六十三話 に〜らめっこしぃ〜ましょ!

 

 昨日は夢幻が職員たちのデータを纏めるだけ纏めていくと置き土産と言わんばかりに個人専用の訓練法を置いていって帰っていった。あの時夢幻は

 

 「今度は僕の仲間と一緒に来るよ〜!まったね〜!」

 

 と言っていたから間違いなくまた来るだろう。そんな予感がする。

 

 「ってか来るだろあの自由人」

 「来るであろうなぁ」

 

 あの人の仲間って絶対に人外じゃん、今から億劫なんだけど。

 

 「まぁ良いや、後のことは未来の俺に任せよう、今日のアブノマのお世話をしにいくぞ」

 

 そうでもなきゃやってられん、ここ最近、人外ばかり見てるせいでこれが普通なのか?って思うようになってきたからな。

 

 収容室内に入ると、木に目玉がくっついたような見た目のアブノマがいた。

 

 「お前か天ちゃん」

 「天ちゃん?」

 「地中の天国、略して天ちゃん」

 「この子の能力は?」

 「ずっと見てないと職員殺して脱走、見てないと三秒ごとにBLACKダメージを部屋全体に与えてくる」

 

 つまりずっと見てれば安全なアブノマ、これとは真逆のやつもいるけどそっちはいま居ないし別に良いかな。

 

 「つまり、睨めっこしてればすぐに終わると」

 「ぶっちゃけるとそう」

 

 じーっとこっちを見つめてくる天ちゃんを同じように見つめ返す。これだけだったら本当に安全に職員の育成できるから優良物件、天国の名に恥じぬアブノマである。これのおかげで何人もの職員がすぐに育ったわ。

 

 「それにしてもこやつはどうやってこの場に生えておるんだ?桜もそうだがここに土はないだろう?」

 「それは、こう、地面を貫通してダーッと」

 

 ここ原作と違って地下じゃないもんな〜

 

 「……トラリン!やってみたいことあるから後ろ向いて!」

 「うん?うん」

 「アビスンもね〜」

 

 何がしたいんだこいつは、後ろ向いたところで俺の視界は全部見通せるから意味なんてないはず……

 

 「どうトラリン?」

 「動いて良いのかどうかめっちゃ戸惑ってる」

 「……なぜだ?」

 「多分これ俺の視界の範囲のせいだと思う。後ろ向いてて目線はないのに視線は感じるのから動いて良いのか?それともダメなの?って感じですさっきから枝が上下してる」

 

 心なしか目も細められて冷や汗を掻いてるようにも見える。

 

 「結果!トラリンがいれば安全!」

 「しょうもな……」

 「くだらん事やってる暇があれば作業せんかレリック」

 

 そもそも視線に入れてれば安全だって最初から言ってるんだからわざわざする必要ないでしょ。

 

 「いつもこうやって安全な作業だと良いのにな〜ってかうちの職員の専用装備、ジョシュアしか揃ってないんだけど」

 

 

 −−−けど、天ちゃんの装備って、隊長のとこにいたロキの装備なんだよなぁ。なんで警戒チームにいるんだ?

 

どんなif世界線を出して欲しいですか?

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