俺はあれから有無を言わさず医務室に運ばれてベッドに寝かしつけられた。
「お〜い、俺は平気ですよ〜」
「「「「怪我人は大人しくしてろ!!」」」」
「あ、はい」
そんな口を揃えて言わんでも。腕の一本や二本、この会社では日常………いやこの会社じゃそもそもそんな大怪我聞いたことないな。
「止血は出来ました。後はアリスが再生アンプルを持って来れば腕は治ります」
「なに、その再生アンプルって」
管理人のヒール弾と違うの?
「…再生アンプルとはK社が開発したどんな重傷も瞬く間に治すことの出来るく薬です。その重傷には“四肢の欠損”なども含まれます」
イェソドがまたもや聞いたことない会社名を言ったと思えばなんとも未来チックな薬のことを説明してくれた。
「それって高いよね?」
「人命には変えられません、お金の心配をする暇があるのなら自分の身体の心配をしなさい、下手をすれば失血多量で死んでいたかも知れないのですから」
う、メインルームの再生装置で治せば良いかと思ったけど言われてみればそうか、いま俺は継続REDダメージを受けてるようなもんだしな、言われたと通り大人しくしとこ。
「ん、持ってきた」
緑色の液体が入った哺乳瓶ほどの大きさの太い注射器をいつもの眠たげな表情のアリスが持ってきた。
「……え?太くない?」
「四肢の欠損を治すにはあのサイズのアンプルが必要なんです我慢しなさい」
注射は別に怖かないけど明らかに針が太いでしょあれ!?
「それブスリ」
「いでぇ!?」
遠慮なく首に刺しやがった!
首をし摩ってると、次の瞬間にはもう腕が治ってた、というか生えた。
「……え、こわ」
普通に怖いわ、一瞬で腕生えるのは、K社って一体なんの研究をしてたらこんなの作れるんだ。
「再生アンプルは負担が少ないけど、念の為に激しい動きとかは控えること」
「わっかりましたぁ」
そもそも周りの圧が強すぎてやれそうにもない。姐御のなんて視線だけで殺せるんじゃないかってくらい圧が籠ってる。
「XX社には損害賠償を払ってもらうとして今日はもう終わりだ、この様子では仕事になりそうにないからな」
ここ最近、jシリーズじゃなければ安定して作業できてた分、一人の怪我でも大事になるな〜
「そもそも今回の原因ってあんなの発売してるXX社だよね?あそこがあんなの作らなければトラリンの腕が斬れることなかったのに許すまじ」
顔こわ!
「安心しろ、今回のことであそこからは取れるだけ取る、フフフ、こんな不良品を押し付けてきたことを後悔させてやろう」
ご愁傷様だな、XX社。
−−−うちの会社の人たちは怒らせてはいけない人ばかりだな。
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